感想一覧

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[良い点]
偶然お見かけし、なろうで童話は珍しいなと気になり、一気読みしました。
かわいそうなゾウを思い出すようななんとも悲しいお話で、今の気持ちを吐き出そうとつい感想欄開いてしまったのですが、なかなか言葉にするのが難しいです…。人間の身勝手で動物が不幸になるというのは現実にいくらでもあって、けれど個人の力じゃどうしようもないことも多いので、せめてこういう話がひと知れずあるんだということを頭の隅に留めておきたいですね。
悲しい話です。
いろいろと感じていただけたようで嬉しいです。
感想を送ってくださり誠にありがとうございます。
[一言]
いつもTwitterでお世話になっています。
以前から野鶴さんの作品は気になっていたのですが、遂に一つ読まさせて頂きました。短編ですがw
なるほど、どう描いても問題の残る『原発事故』の問題を童話として上手く捌いたなというのが素直な感想です。とても上手な小説だと思いました。
特に野ネズミの、元の沼にも戻れない心境は福島県在住の僕としては、良く耳にした幾つかの話を思い起こさせ、複雑な気持ちをもって読ませて頂きました。
こういう話が童話として多くの子供たちの目にとまる事を本当に切に願います。
良い小説を有難うございます。
  • 投稿者: 孤独堂
  • 男性
  • 2022年 02月04日 19時25分
こちらこそいつもお世話になっております。

過分なお言葉をいただいて恐縮です。

多くの方が無念な思いをされ、今も無念さを抱いていらっしゃるのだと思います。僕は福島にはゆかりもなにもないのですが、悲しみを癒す一助になればと、そう思いこの話を書きました。いろいろと試してみたのですが、リアルな感じで書くのは難しく、童話という形に落ち着きました。

誰だって自分の尊厳を保ちたいものです。己の尊厳を保てないということほどつらいものはないのかもしれません。野ねずみくんにはそんなジレンマを背負ってもらいました。

もちろん、希望はあります。
大きななまずは沼に棲み続け、かたつむりは子孫を増やし続けます。
福島の方々の平和と繁栄を願ってやみません。

感想を送ってくださってありがとうございました!

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