エピソード4の感想一覧

[良い点]
今回から数学総統府の建物と人物が出てきました。
π(パイ)というと、限りなく多くの数字を包容した神秘的な数ですが、それを持つ少年も、不思議なイメージで語られています。
これは強キャラの予感ですね。

[良い点]
数学を基盤とした、面白いルールを持たせた物語。
一部に読んでいて引っかかった語尾の使用はあったが、全体的に読みやすい。
[気になる点]
πと青年の台詞の箇所は小説を読みなれていない人だと、ちよっと戸惑うかも。
名前を呼ばれた後の台詞が、振り向いたπに青年が報告したようにも映ってしまうから。
作者からすれば、その後にπが統監府の全てを把握しているとあるのだから、先ほどの会話からπが知ったにきまっているだろうと思うかも知れないが、そこまで読みこまない読者はかなり多いと私は思う。青年が別途に数美を監視していたと受け取る人も少なくないのではないだろうか？
「やはり蓮森数美は番号持ちだった」の前後にπが言っているとわかる描写か、もしくは「そうか。征爾の娘だからな。何番だ？」の前後に青年が言っているとわかる行動描写があった方が、読者には親切かと思う。
一番最後の台詞がπだから逆に追えばわかることはわかるのだが……。

[一言]
自分が数学が得意だったら、この部分の内容はものすごく意味があるのが分かったのではないかと思うと、悔しい気持ちがあります。
今更もう遅いですが……何かがあるのはわかるのに、その先が見えない。

二人の人物が何者なのか、数美の父親のことを知っているという事が不安と期待を感じさせます。

[良い点]
新しいキャラ登場ですね！　なんだか謎めいたキャラです。

でも、かっこよさそうです。( ╹▽╹ )

[一言]
朗読させてもらいました♪
（感想二度目かも？？）

謎の美少年とか、数美を取り巻く周囲の動きに目が離せません！