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[良い点]
わかりやすくて、良いエッセイですね。
[一言]
国の借金を国民1人あたりの借金として換算するのはよくない。
国民が国に貸しているのだから、1人あたりの貸付額というべきだ。

・・・・・・という意見を見たことがあります。
貸していない金を計算しはじめるのはもっと意味ない、みたいな話。
まあ、極論は良くないと思うので、その意味でも好エッセイです。
  • 投稿者: Bろん
  • 2020年 11月13日 11時03分
[一言]
でも共産主義革命やったら、国の借金全部踏み倒せるよ! その代わり血みどろの介入戦争は覚悟しなきゃいけないけれど。なお本当に借金を踏み倒したのがソ連で、帝政末期の莫大なシベリア鉄道建設費(総額現在の日本円換算で3兆円前後)を技術込みで貸していて、そのまま踏み倒されたのがフランス。おかげで第一次世界大戦で疲弊しまくっていたフランスは阿鼻叫喚し、もう何も信用しないと不信感を募らせまくったそうな。

結局緊縮はかえって失業率を底上げしかねないというのを証明したのがサッチャー政権だったわけで、間の悪い緊縮が致命的だというのを証明したのが1930年前後の立憲民政党政権だったわけですな。別に井上準之助が無能だったとは言えないが、最初から高橋是清に任せておけばよかったのになぁ、という。

まあ正直、額面だけ気にして狂乱し、本当にヤバい事態に陥る方がよっぽど怖いのは確かですよね。逆に言えば額面だけ1人歩きして狂乱する可能性だけでも、ただ増え続けるのが良いとは言えないわけですが。
  • 投稿者: 藤海昇
  • 2020年 11月12日 20時29分