エピソード15の感想一覧

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推理は苦手なので証言集めパートで聞いてもふーんって感じでしか読めなかったが
謎解きフェイズの騎士団長のゲスっぷりはある意味最高だった
あそこまでイラつくキャラを1話で見せつけるのはそうそうないってくらい嫌いと言う方面に振り切ってた
愉快犯と自分勝手の本能っぷりと他人をモノ扱いする感じと全てが自分の為にある自己中的なのとか人を傷付けても愉悦しか感じないのとか異常っぷりを見せて異端視されても自身が特別であるという思い込みで異常者と自覚してても異常者として自身を抑えることがない感じとか
もう犯人と言われてからも騎士団長の異常者っぷりえお描くのがやばかった

侍女が探偵に問いかけてたシーンでの探偵は偽物で被害者の聖女との両思いの想い人であったとか、偽物の探偵に慣れるほどの能力や、元は鍛冶師見習いっぽい感じの能力を見せていたのもあって多才っぷりがありながら出来たのは、過去の少女に元気をつけさせて死ぬ前まで少女は助けが来るかもしれないと心の支えにして前を向いて頑張って生きていける支えの存在になってはいたが、作中で出来ている偽の探偵の出来た事は、亡くなった聖女の死に顔を見て殺した犯人を見つける後始末しか出来なかった事であるのが悲しくて切ない。
後始末も出来ない能力なんてないのが普通でこんな偽の探偵紛いを出来るくらい愛してて能力もあったとするだけなにかできただけ幸せなのかもしれないが、普通より才能があるように見えるが故に死ぬ前の助けれる事は出来なかったのかと、最終話の過去話っぽい2人の誓いで何処へでもは無理だけど頑張って精一杯助けに行くと言うのが気持ちだけじゃない本当にやってやろうと言う覚悟を感じられるし実際に出来そうな片鱗が見えるがそれでもその誓いで助けに行っても、遺志を取りには行けたのかもしれないし誰にも汲み取れず助けてくれない遺志を拾って助けてはくれたのかもしれないが、命を救う事は出来ず命を助ける事は出来なかったと言う結果が見えてて凄く辛い。

あとこれだけ愛し合ってる2人のだったのに聖女として祭り上げられて2人の距離は離されて、婚約させられて周りの思惑で捨てられしまいには純潔を奪われそれでもやっと囚われてた場所から離れられるかと思えば殺されてしまうと言う被害者の一切合切非の無い被害者である聖女が悲しすぎる
  • 投稿者: 夢桜
  • 30歳~39歳 男性
  • 2024年 10月26日 20時20分
[良い点]
めっちゃ切ない。作者様がおっしゃるように「推理小説」として成立するかはビミョーですが、ミステリ風味の切ない恋愛小説としては良作です。
[良い点]
最後を果たされなかった希望で締めてあるあたりが王道というか、切なさを倍化させる構成でとてもよかった。
そして「だからもうどこにだって行けるし、どこにだって行けないんだよ」
このセリフにすさまじくセンスを感じます。
[気になる点]
誰が犯人かという問題をさておき、もっと俯瞰して大局的になぜこんな悲惨な殺人にまで至ったかと言えば
性犯罪に遭った聖女や若く騙されやすい時期に年食った男にいいようにされた令嬢などの被害者女性がそれを告発できない、告発したら潰されるし子供の責任を一人で負わなければいけないっていう社会に原因があり(現代日本も似たようなもんですが)、どこかのポイントで騎士団長がさっさと罰を受けていれば罪の連鎖は止まっていたので
そこのあたりを更にもう一詰めしてあればよかったかなと
  • 投稿者: 遠矢
  • 2022年 09月03日 18時33分
[良い点]
ミステリーあり恋愛ありで読みやすかったです。様々な思惑に翻弄された聖女様だけど来世は幸せになってほしい!

しかしスズランに毒あるの初めて知った( ゜□゜)

ご感想ありがとうございます!
読みやすいと仰っていただけてとても嬉しいです。

スズランは人間にはかなり有毒のようで、物語上は摂取量が少なかったとして軽めに扱いましたが、実際は命に関わるレベルに危ないようです……可愛い花だけにびっくりですよね。
[一言]
最後のエピソードが1番キツい(´;ω;`)
  • 投稿者: ヤス
  • 2021年 06月09日 12時22分

ご感想ありがとうございます……!
二度と戻れない日々だからこそ、色あせずにずっと思い出の中で輝くのかなと考えながら執筆した外伝でした。
[一言]
最後の最後に聖女は生きていると思ったんだけどなぁ…
救われなさすぎて悲しいよ
  • 投稿者: naturecall
  • 2021年 05月16日 22時22分

お返事が遅れてしまい申し訳ございません…!
もっと救いのあるお話を、と執筆途中に考えたりもしましたが、このお話の結末はこれしかないのかなぁと思ったのでした。

思いのこもったご感想を、ありがとうございます。
[良い点]
それぞれのキャラクターに人間くささがあったこと
特に庭師のおじいさん
事件後愛した人に二度と会えなかった皇太子
王宮に残り続けた侍女
消えた青年
彼らのことを考えるとミステリーというよりヒューマンドラマとして色々な感情が泡のように浮かんできます。かなしい。
[一言]
次回作もたのしみにしております。

ご感想ありがとうございます!
全体としては短いお話ですが、ひとりひとりのキャラクターの語りにそれぞれの人生や考え方が宿っていたらいいなぁと思います。

またぜひ推理ジャンルには挑戦したいので、その際は読んでいただけたらとても嬉しいです。
[良い点]
犯人よりも侍女は事情を知っているはずでは…?と思っていたので最後の章の話は納得出来ました。聖女として祭り上げられた事そのものが偽りだったと、侍女は薄々気づいていたのか…里帰りで気付いたのか。
親を疑うのは嫌なものだったろうな…
[気になる点]
騎士団長がとってもサイコパス…王太子トラウマになったのではあるまいか。
国王の跡取りはいなくなってしまったのかな…。

[一言]
誰が彼女を殺したか?というのはとてもスリリングでたまらないタイトルであり、書く方も読む方もワクワクする展開であるなぁと改めて。証言で展開する話は何を書いて何を書かないのかの匙加減が難しいと思いますがとても楽しめました。
最後のほろ苦さも含めて、よかったです。
  • 投稿者: 高谷
  • 2021年 04月17日 09時04分

ご感想ありがとうございます!
侍女の立場は相当に辛いものだったと思います。この作品には『裁かれない犯人』がたくさん居ますが、彼女の父親もそのひとりですね。

ふとタイトルだけを思いついて、わたし自身も本当にわくわくしながら執筆しました。
推理小説を書いたことがなかったので反省点がいくつもありますが、読んでいただけて何より嬉しく思います。ありがとうございました!
[一言]
悲しい物語ですね。 でも、深く心に突き刺さりました。単なる他人の空似だったのに亡き王妃に似ていたばかりに、人々の憶測に追い詰められ、国王にも目をつけられて聖女として生きる事を強いられた悲劇の女性。
慎ましくも幸せな人生を歩む事すら出来なかった薄幸の女性。
現代にも暴力や性暴力の被害者である女性は数多居ますが、本作品の聖女もまた様々な暴力や性暴力の被害にあい、遂には暴力的な男性に殺されるという最悪の結末を迎えてしまった女性。
『聖女』が、現代において、暴力や性暴力の被害者である女性達の要素を凝縮されたような人生だったようで、やるせない気持ちになりました。
  • 投稿者: shima
  • 2021年 03月26日 01時25分

読んでいただきありがとうございます。
構成上、聖女の生きていた頃の姿は人の目を通してしか語られませんが、彼女の苦しさや悲しみを少しでも感じ取っていただけたなら、作者としてもこれ以上の幸せは無いと思いご感想を噛み締めております。
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