エピソード18の感想一覧

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[良い点]
謎の少女、オーバーテクノロジー、突然終わった日常、ファンタジー要素が多くとても面白いです。まだ途中ですが先を読むのが楽しみです。
[一言]
以前読ませて頂いた作品とは雰囲気が随分違いますね。

拝読させて頂きありがとうございます。
なつの夕凪様、感想ありがとうございます!
(*´▽`*)

雰囲気ちがいますか? そう言って頂けると嬉しいです!
似たような文体と構成でしか書けないので……(苦笑)
[一言]
リオン編で出てきた精隷石は氷山の一角だったんですね。まさかこんなにあったとは…
生焼け肉様今日もありがとうございます!
゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜

そうなんです。
貴重なものかと思いきや実は沢山あったのです。見極められる者、使える者が少ないだけで。

以下、いつ描写できるか分からないので設定をお漏らししておきます(笑)


精隷は太古の時代にその土地土地を任された神です。
(雨燕のサキナという精隷を覚えていらっしゃいますでしょうか。瞬間移動が使えるようになる精隷石に眠る精隷です。サキナは元々はアシュバルにある砂漠のオアシスを守る土地神です。このように、かつては世界中のどこにでも精隷がいた時代がありました)

ですが、気脈を流れる魔力が衰えたことや使役する主がいなくなったことで精隷は具現化できなくなりました。この、精隷が拠り代の中で眠りについた状態にあるのが精隷石(セエレ鉱石)、という設定です。

精隷石の材料には2つのパターンがあります。

1つは人が持ち運びしやすいように「装飾品に移し替えたパターン」です。
リオン編に登場した精隷石はほぼこれです。

もう1つは「魔力を帯びた自然石」であるパターンです。
「導祖」という闇(クラ)の女神のコピーが世界中を渡り歩き、いい感じの石を見つけてきて女神に命を吹き込んでもらう、というのが精隷石の作り方です。
こちらの自然石には固有名詞がないので、精隷が入っていなくてもシェザード編本編では精隷石と呼称されています。
(余談ですがイェメトとアスカリヒトは原初の精隷という位置付けで精隷石を媒体としませんでした。どちらも媒体なく存在出来、人に取り憑くことが出来ます。そしてイェメトは唯一、闇の女神の意図なく作られた精隷です)

気脈には流れる向きがある、というのはリオン編で語らせて頂きました。
大地の力が吹き出るところには精隷石の原石が豊富にあり、吹き込む場所にはあまりありません。
温泉地帯によくある硫黄みたいなもんです。

『気脈を流れる魔力がやがて慈有から虚空へと流れつき、新珠あらたまの泉にて清められ再び慈有へと運ばれるように』
(リオン編 下 決戦10より抜粋)

この文は気脈の循環の仕方を語っていました。魔力が吹き出る場所を慈有(ジウ)と言い、吹き込むだけの場所を虚空(コクウ)と言います。

慈有は世界に4つあり、1つが闇の女神の治めるアシュバルのミクラ山、その裏側のアルマーナにある湿地、神聖大陸のエンスパリ、その裏側のファンタナーレにあるフォーレです。ジウの大賢老の「ジウ」は名前ではなかったというわけですね。

それ以外の場所は虚空です。
ロデスティニアも虚空です。
SKYEDという題名は空の過去形であり実際には存在しない単語ですが、この虚空でシリーズが終了することとロデスティニアでは空が見えない(かつては見えた)ことを掛けて表現しようとして中学生当時の私が頑張って考えたものでした。

さて話を戻しますが虚空(精隷石が少ない)にあるロデスティニアでは100年前、アシュバルの魔法使いの助力を受けたアシュバル王家の末裔が精隷石をかきあつめて空に大陸を飛ばしました。
精隷石は装飾品の類いだと思われていたので誰も気づかなかったわけです。
では何処から集めたのか?というのがこれから行く場所で分かります。

次話も何卒よろしくおねがいいたします☆
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