エピソード226の感想一覧

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[良い点]
ユマは格好いいと思います。
[気になる点]
これほど有能で冷静なユマが、なぜセイナにこだわるのか、あるいは学校であんな立場に甘んじていたのか?
そのアンバランスさについての記述が何もなく、200話以上も何もなかったのは、少しでもユマを好きになった読者にとって、当然の不満です。


お話の5割くらいが、地図なしではわからない各領地のお話や、またはキーワードにちょこっとある「鉄道」が4割くらいある気がしますが、
地図も欲しいときに表示されないですし、文字だけで「情報の羅列」を並べているのはどうかと思います。

筆者様はきっと、7歳くらいのころから水滸伝を文字だけで、地図ほぼなしで読んでついて行けるくらいの頭脳の持ち主なのですね。私はそうではないので、このお話にはついていけません。

[一言]
このあたりまで読んで、ひとことで言えば、
裏設定を本文に入れて「裏設定じゃなくなった!」と喜んでいるスタンスに問題があると思います。

1000ある設定を1000すべて本文に入れられてしまうと、読者はぜんぶ読まなければならないか、または「情報の羅列」を好きに斜め読みするか、です。しかも出し尽くしているのであれば、深みもありません。

1000あるものを、300、更には100に絞ることで、読者が「読み流さず」「緊張感を持って」読む作品になります。


この作品は小説ではありません。毎日書き溜めた日記、またはレポートです。
小説というのは、情報を伝達するものではなく、描写を効果的に行うことで、一番言いたいことを「浮き彫り」にするものです。語りたいことが、言外に伝わるようにするものです。


キーワードやあらすじはオープニングだけで、攻略後の話の8割は、報告ばかりでほぼ冒険はしていないと映りました。
(何を思って筆を置かれているのか存じませんが)、細部を書くより前に、あらすじ、キーワード、構成、テンポ、を見直せば、それだけ文字数を書く力があるのであれば、必ずもっと素晴らしい作品になると思います。

以上です。
  • 投稿者: lucia
  • 2023年 01月19日 18時53分
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