エピソード30の感想一覧
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[気になる点]
「第30話 種麹の育成」において
>コウジカビ自体はありふれた菌なので、今回は自然から必要な種類の菌だけを培養して作ろうと考えている。
とありますが、コウジカビはありふれた菌などで決してありませんよ。
それどころかコウジカビ(アスペルギルス・オリゼーとその傍系親戚筋にあたるアスペルギルス・ソーヤ等の一群の黴)は長年に亘る日本酒醸造の歴史の中でアスペルギルス属の黴が(人間の無意識的な人為選択によって)家畜化されたものであり、日本で家畜化されたという出自から現実世界でも“日本にしか存在していない”という極めて特殊な菌です。
アスペルギルス・オリゼーとそこから分家した一群のコウジカビを除けば、アスペルギルス属の黴は確かに世界中でありふれた菌ですが、それらはアフラトキシンを始めとする毒素を産生するものばかりなので、醤油や味噌、酢などの醸造には使えません。
因みにアフラトキシンは肝臓を侵す上に強い発がん性もある毒素で、アスペルギルス属の中でも黴の種類によって毒性の強弱はあるものの、海外では急性中毒による死亡例が多数あるそうです。
「第30話 種麹の育成」において
>コウジカビ自体はありふれた菌なので、今回は自然から必要な種類の菌だけを培養して作ろうと考えている。
とありますが、コウジカビはありふれた菌などで決してありませんよ。
それどころかコウジカビ(アスペルギルス・オリゼーとその傍系親戚筋にあたるアスペルギルス・ソーヤ等の一群の黴)は長年に亘る日本酒醸造の歴史の中でアスペルギルス属の黴が(人間の無意識的な人為選択によって)家畜化されたものであり、日本で家畜化されたという出自から現実世界でも“日本にしか存在していない”という極めて特殊な菌です。
アスペルギルス・オリゼーとそこから分家した一群のコウジカビを除けば、アスペルギルス属の黴は確かに世界中でありふれた菌ですが、それらはアフラトキシンを始めとする毒素を産生するものばかりなので、醤油や味噌、酢などの醸造には使えません。
因みにアフラトキシンは肝臓を侵す上に強い発がん性もある毒素で、アスペルギルス属の中でも黴の種類によって毒性の強弱はあるものの、海外では急性中毒による死亡例が多数あるそうです。
エピソード30
[一言]
更新ありがとうございます。
楽しみにして待ってましたー♪︎
更新ありがとうございます。
楽しみにして待ってましたー♪︎
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