感想一覧

[良い点]
乙女ゲームの占い師役って、キャラの恋愛模様を把握しやすい素敵ポジションなのですね。
どちらかといえば地味な役割ですが、シアの発言一つで攻略キャラ達の行動が変わる可能性のある超重要ポジション。
ちょっと助言をミスっちゃって波乱が巻き起こっても面白そうです。

[良い点]
まず、二千字に収めるための努力が随所に感じられたのが企画主としては嬉しかったです（笑）
主人公以外、誰ひとり固有名詞を出さずに回せるよう属性付けされていて、これは長編の場合でも読みやすいキャラ作り。また主要人物の数や舞台のスケール、イベントの数から見える長編化したときの文字数もちょうどいいくらいでしょうね。書籍化するさいに必要とされる、クライマックス的な大イベントもちゃんとあってとてもいいと思います。
そういえば何気に乙女ゲーム転生で主人公が悪役令嬢ではなくその友人って、初めて見たような気がします。
[気になる点]
良い点に書いた通り、物語を分かりやすく読ませつつ二千字におさめる努力をひしひしと感じたのであまり言いたくないのですがｗ
恋愛小説としてはパンチ不足に感じました。
おそらく、恋心を膨らませていく過程やヒーローの魅力が書かれてないのは文字数の関係で削ったのだろうと思いますが、恋愛メインのハナシならば一行くらいは書いてほしかったのが本音です。
ここにある情報だけで見た感じ、序盤は特に、全体通してでもトキメキ接触イベントが少ないようです。両片想いですれ違いを楽しむ構成にしていくのかしら。ストーリーはよくできていると思いましたが、トキメけるかどうかは不明でした。
[一言]
寄稿ありがとうございました！

[良い点]
主人公の役割、目的がはっきりしているので、読む側も館にくる客たちとのやりとりという「注目ポイント」がわかりやすい。
[気になる点]
悪役令嬢役の活躍も気になるところ。主人公の親友である彼女もがんばったはずなのに、ヒロインが選んだのは超のつくほど弱小身分な相手になったのはなぜだ、は結構面白い物語のつっこみどころだと思うので。
[一言]
楽しく読めました。
わがままを言いますとプロローグとエピローグだけでも空行などでちょっと分離されていたら、より読みやすかったかも。