感想一覧

[一言]
冬の女王を見つけたのが、彼女と同じ年頃のクリスタロだったのが良かったのでしょうね。
追いかけてきたのが、年少者の扱いに慣れているレジーナドルチェ店のスタッフだったのも良かったのでしょう。
今度の冬の女王様は、長く長く、民衆と楽しく暮らしていけると良いですね。

[一言]
人前ではあくまで尊大に振る舞おうとするネーベと、そんな彼女を女王ではなく普通の子どもとして扱ってくれたクリスタロ。二人のやりとりがどこか微笑ましくて、思わずどうなることかと読みはまってしまいました。

最初に登場したのが親方ではなく、あくまで彼女に親近感を感じさせるクリスタロだからこそネーベも心を開くことができたのでしょう。年齢だけではなく、幼いながらも自分の夢、役割を理解し、やりたいことや言いたいことをひとり我慢している部分もよく似ています。

冬というのは、その厳しい側面からどうしてもわりをくいやすい季節だと思います。穏やかな春や秋、激しいけれど生命力溢れる夏に比べれば、余計にそう感じられることでしょう。

それでも大地を休め、次の年に必要な水や栄養を蓄えるためにはやはり冬は大切なんですよね。純粋な優しさに触れ、愛されることを知った冬の女王さまが生み出すキャンディ・スノーは、どんなにか甘やかな味がすることでしょう。私もぜひ一度味わってみたいです。

[一言]
豪雪もキャンディスノーになればいいなぁなんて思いながら拝読しました。