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[一言]
一気読みしました。
よく読んでいるなろうの作品たちとは一風変わった作品で、良い刺激をもらえ、読んでいて楽しかったです。みんな腹に何か抱えている、うす暗い感じがとても刺さりました。

ガルシア=マルケスリスペクトだそうで、彼の作品が気になったので今度読んでみようと思います。
  • 投稿者: みなお
  • 2023年 09月17日 15時12分
みなお さん

ありがとうございます、読んでいただけて嬉しいです。

漫画の「マイホーム匕ーロー」みたいな心理描写ができたらいいなあと思いながら書いていましたが、辻褄をつけるのに必死で、色々と無理のあるところも目につく小説です。
アメ車でも防弾車のドアはそこまで重くない、など、取材不足のところが多々ある上、なろうらしさとは無縁ではございますが、楽しんでいただけたなら良かったです。

ガルシア=マルケス良いですよ!
是非とも「百年の孤独」と「コレラの時代の愛」、お時間あれば読んでみてください。
[良い点]
最高に面白かったです。
坊ちゃんのどう転んでも勝ち目のない感じがかわいいです。多分くたびれたおじさんなんだろう、と目に浮かぶ気がします。

『現代西洋文明に代表される知性とそれに裏打ちされた複雑さこそが人類を更なる高みへ運ぶのだという幻想を打ち砕くため』

の箇所が最高に皮肉のエッセンスが効いていて、思わず笑っちゃいました。個人的にフランスと縁があるんですが、彼らの話はとにかく長く、時折最初に言いたかったことも忘れているのではないか、と思わせられることがあります。
のらりん目 様

コメントありがとうございます。
素敵なレビューもありがとうございます!

テンプレにかすりもしない、全然なろうっぽくない、神経質で皮肉っぽいニッチな内容の小説ですが、面白いと言っていただけてものすごく嬉しかったです。
レビューでご指摘のとおり、ガルシア=マルケスリスペクトです。
舞台はスペイン語圏の架空の国、南米のバル・ベルデ共和国的なやつです。
坊ちゃんはたぶんいい感じの枯れ方をしているアラフォーいけおじです。
タイトル先行で思いついたこの話の主役を張るにはあまりにもなろうらしくないところが気に入っています。
かわいいと言っていただけて、きっと本人も喜んでいると思います。

フランスのみなさま、というかフランス語話者はみなさんエスプリがぴりりと効いた話し方をされますよね。
いつかフランス語話者の登場する小説も書いてみたいです。
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