感想一覧
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あー…うー……
日本程憲法というものが守られてない国、無いですからねぇ。
社畜という言葉が、サミットストアを反映させた安土氏に広めさせられる以前から、
『うちの会社は始業から終業まで憲法番外地』……との言葉が佐高信あたりのエッセイ読むと度々でてきます。
そんなことを知っていると、こちらで書かれていたのを読み勧めると、(そうなんだよなぁ・・・こうなるよなぁ)と、思うことばかり。
特に、『昔、空手をやっていた』というものをイジメる。
……こちらは、アルある……です。
少年期に腕力の強い子によっていじめられた者が、ガリ勉して、学歴という腕力でいじめ返す……。
そういうくだらない連鎖があるから、組織、ひいては国への帰属意識が希薄に成っていっているんだろう。
などと思いながら読ませていただきました。
あー…うー……
日本程憲法というものが守られてない国、無いですからねぇ。
社畜という言葉が、サミットストアを反映させた安土氏に広めさせられる以前から、
『うちの会社は始業から終業まで憲法番外地』……との言葉が佐高信あたりのエッセイ読むと度々でてきます。
そんなことを知っていると、こちらで書かれていたのを読み勧めると、(そうなんだよなぁ・・・こうなるよなぁ)と、思うことばかり。
特に、『昔、空手をやっていた』というものをイジメる。
……こちらは、アルある……です。
少年期に腕力の強い子によっていじめられた者が、ガリ勉して、学歴という腕力でいじめ返す……。
そういうくだらない連鎖があるから、組織、ひいては国への帰属意識が希薄に成っていっているんだろう。
などと思いながら読ませていただきました。
ですね。
ドイツが規律を守る国としてエスニックジョークになるように、日本はどちらかと言えば憲法も法律も守らない国、ではなかろうかと。
「満場一致の議決も法外の法を無視することを得ず」とする日本独自とも言える法の在り方が揺らいで来たのが今の時代ではないかと。
日本の場合は故郷と書いてクニと読んでいたのですが、これが近代の国家と奇妙な融合をしているようにも思えます。
故郷への帰属意識はあっても、もともと国家への帰属意識は薄い国民性ではないだろうか、とも。
法外の法というのも村社会の掟でもあり、地域社会の崩壊から帰属するクニが薄れ、法外の法もまた変化しているのでは。
イジメられた子が大人になってやり返す。この連鎖を続けているのが40代から50代。
それを見てきた次の世代がアンケートで、イジメをストレスの原因と応える人は減少しているようです。
ひとつ上の世代のバカバカしさを繰り返さないように、となってきているのは良いことではないでしょうか。
ドイツが規律を守る国としてエスニックジョークになるように、日本はどちらかと言えば憲法も法律も守らない国、ではなかろうかと。
「満場一致の議決も法外の法を無視することを得ず」とする日本独自とも言える法の在り方が揺らいで来たのが今の時代ではないかと。
日本の場合は故郷と書いてクニと読んでいたのですが、これが近代の国家と奇妙な融合をしているようにも思えます。
故郷への帰属意識はあっても、もともと国家への帰属意識は薄い国民性ではないだろうか、とも。
法外の法というのも村社会の掟でもあり、地域社会の崩壊から帰属するクニが薄れ、法外の法もまた変化しているのでは。
イジメられた子が大人になってやり返す。この連鎖を続けているのが40代から50代。
それを見てきた次の世代がアンケートで、イジメをストレスの原因と応える人は減少しているようです。
ひとつ上の世代のバカバカしさを繰り返さないように、となってきているのは良いことではないでしょうか。
- NOMAR
- 2021年 01月24日 22時55分
[良い点]
面白かったです!
実は私も、現在では「ざまぁ」や「もう遅い」が流行るのは仕方が無くなったな、と思い、同じテーマのエッセイを書き始めていたのですが、より詳しい考察の本作が出れば、もう書く必要は無くなりましたね。
エッセイを書く様な作者は、少しひねくれものだったりするので、現在の「ざまぁ」「もう遅い」ブームを、「学生時代のいじめや、若い頃の職場の苦労を引きずっている人に支持されている」と思い込みがちですが、読者にとっては、「今そこにある怒りと悲しみ」なんですよね。
10代から、それこそ50代くらいまで読者はいると思いますし、連載でざまぁが終われば悲しくなるから、すぐに違う作品に乗り換える事でブームが持続していると言えるのではないでしょうか?
ざまぁが終わってダラダラと続く作品にはかなり辛辣な感想が寄せられますが、それは作品への怒りではないかも知れませんね。
面白かったです!
実は私も、現在では「ざまぁ」や「もう遅い」が流行るのは仕方が無くなったな、と思い、同じテーマのエッセイを書き始めていたのですが、より詳しい考察の本作が出れば、もう書く必要は無くなりましたね。
エッセイを書く様な作者は、少しひねくれものだったりするので、現在の「ざまぁ」「もう遅い」ブームを、「学生時代のいじめや、若い頃の職場の苦労を引きずっている人に支持されている」と思い込みがちですが、読者にとっては、「今そこにある怒りと悲しみ」なんですよね。
10代から、それこそ50代くらいまで読者はいると思いますし、連載でざまぁが終われば悲しくなるから、すぐに違う作品に乗り換える事でブームが持続していると言えるのではないでしょうか?
ざまぁが終わってダラダラと続く作品にはかなり辛辣な感想が寄せられますが、それは作品への怒りではないかも知れませんね。
面白かった、いただきました。ありがとうございます。
このエッセイ、まとめるためにいくつか省いたものがあります。
労働基準法を守らなかった結果に、日本の一人当たりの生産力はアメリカの3分の2と低い水準であるとか、一人当たりのGNP貢献度は先進国の中で最下位とか。
昨今、注目される『従業員エンゲージメント指数』では139ヵ国中で132位まで落ちたとか。
エッセイって、自分の視点から見るとコレどうなんだろう? というのを書くものでもあると思います。
なので、シサマ様から見えたものを書いたエッセイ、というのも見てみたく思います。
早期退職者募集の増加とは、追放の増加とも言えるわけで、まさしく『今そこにある怒りと悲しみ』なんですよね。
合理性を憎む程に嫌うようなやり方が蔓延し、それを変えたいと不満を持つ人が増えても、上の保守的な世代がいつまでも居座り構造を変えることができない。
かつての時代劇のように、毎週勧善懲悪でスカっとしたい、というように。
『週間、追放からざまあでスッキリ』
が求められているのが、今の時代かもしれませんね。これが癒しとして必要とされているのかも。
ざまあが終わってから続く作品には、同じ問題が二度と起きないようにするための、社会構造の変革の仕方に挑戦するなど、次のステージが求められるのかもしれません。
『東京でコロナ不況から追放されたけど、田舎に戻り企業したら上手く行き過ぎて、〇〇県が日本から独立国家に。今さら日本国家に従属して税金払えと言われてももう遅い。タックス・ヘイブンと節税スキームで〇〇県は富裕国家に成り上がる』
というタイトルはどうなんでしょう? 人では無くひとつの県が追放から成り上がるのも楽しそうな。
ただの思いつきで何一つ中身は考えてませんが。
このエッセイ、まとめるためにいくつか省いたものがあります。
労働基準法を守らなかった結果に、日本の一人当たりの生産力はアメリカの3分の2と低い水準であるとか、一人当たりのGNP貢献度は先進国の中で最下位とか。
昨今、注目される『従業員エンゲージメント指数』では139ヵ国中で132位まで落ちたとか。
エッセイって、自分の視点から見るとコレどうなんだろう? というのを書くものでもあると思います。
なので、シサマ様から見えたものを書いたエッセイ、というのも見てみたく思います。
早期退職者募集の増加とは、追放の増加とも言えるわけで、まさしく『今そこにある怒りと悲しみ』なんですよね。
合理性を憎む程に嫌うようなやり方が蔓延し、それを変えたいと不満を持つ人が増えても、上の保守的な世代がいつまでも居座り構造を変えることができない。
かつての時代劇のように、毎週勧善懲悪でスカっとしたい、というように。
『週間、追放からざまあでスッキリ』
が求められているのが、今の時代かもしれませんね。これが癒しとして必要とされているのかも。
ざまあが終わってから続く作品には、同じ問題が二度と起きないようにするための、社会構造の変革の仕方に挑戦するなど、次のステージが求められるのかもしれません。
『東京でコロナ不況から追放されたけど、田舎に戻り企業したら上手く行き過ぎて、〇〇県が日本から独立国家に。今さら日本国家に従属して税金払えと言われてももう遅い。タックス・ヘイブンと節税スキームで〇〇県は富裕国家に成り上がる』
というタイトルはどうなんでしょう? 人では無くひとつの県が追放から成り上がるのも楽しそうな。
ただの思いつきで何一つ中身は考えてませんが。
- NOMAR
- 2021年 01月24日 17時16分
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