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[一言]
企画からです。

お地蔵さまの密かな訴え。
主人公たちのほのぼの感がいいですね。
家紋 武範様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
女子小学生の仲良しトリオが、通学路で怪異に遭遇する事で町の歴史を垣間見る。
そんな御町内ホラーを目指した本作、お楽しみ頂けて喜ばしい限りで御座います。
仲良しの女子小学生グループが和気藹々と家路を急ぐシチュエーションには、「あさりちゃん」や「ちびまる子ちゃん」といった昭和の女子小学生を主人公にした漫画へのオマージュを込めさせて頂きました。
そして今は御地蔵様として祀られている交通事故の犠牲者の正体が主人公達と同じ小学生だったという点も、本作で工夫させて頂いた点の一つで御座います。
‐友達を思い合う優しいあの子達なら、きっと僕の声に耳を貸してくれるに違いない。
少年の魂は、そう思いながら少女達の一人に憑依したのでしょうね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「冬の煌めき企画」と「移動企画」、そして「冬は○○○!!企画」と「冬のホラー企画」参加作品の中で本作を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[一言]
ホラーということで少しドキドキしながら読ませて頂きましたが、優しいストーリーが心に沁みました。交通事故って予想だにしない形で大切な人を喪うわけで、大切な息子さんを亡くしたお母さんのことを思うと本当に胸が痛いですね。
皆がお地蔵さんのことを大切にすることは、悲しい事故が繰り返されないことにも繋がると思います。切っ掛けはお好み焼きを賭けた小学生達の戦いでしたが、色々と考えさせられ、また心がじんわりとあたたかくなる作品でした。
大浜さん、ありがとうございました。
未来屋 環様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
女子小学生の仲良しトリオが、通学路で怪異に遭遇する事で町の歴史を垣間見る。
そんな御町内ホラーを目指した本作、「優しいストーリー」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
我が子を交通事故で亡くされた親御さんにとって、愛児との思い出と死別の記憶は、色濃く心に焼き付いているのだろうと思いました。
-我が子の死が風化してしまうのは耐えられないし、我が子のように事故で子供が早世してしまうような悲劇は二度と起きて欲しくない。
そんな思いを捧げながら、お母さんは我が子を象った地蔵に花を手向けていたのでしょうね。
そして亡くなった子の魂も、自分の菩提を弔おうとするお母さんの真心を理解していたからこそ、手向けられた花が路上にひっくり返されて朽ちているのが耐えられなかったのでしょう。
今回の一件は事故防止の志を新たにすると同時に、交通安全地蔵尊が地域の仲間として再認識される切っ掛けとなった事件と言えるでしょうね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「冬の煌めき企画」と「移動企画」、そして「冬は○○○!!企画」と「冬のホラー企画」参加作品の中で本作を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
ホラーだけど優しくて素敵なお話でした!
小学生女子ならではのノリが何とも可愛らしいです(*´꒳`*)
私も悲しい交通事故が起こらないよう、道端のお地蔵様に手を合わせたいと思います!

  • 投稿者: 退会済み
  • 2023年 01月05日 12時42分
管理
七海 糸様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
女子小学生の仲良しトリオが、通学路で怪異に遭遇する事で町の歴史を垣間見る。
そんな御町内ホラーを目指した本作、「ホラーだけど優しくて素敵なお話」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
本作の視点人物である吹田千里ちゃんは、萌えミリ連作「特命遊撃士チサト」の本編では軍務に携わっておりますので、普通の女子小学生として平穏な日常を描いておりますと実に新鮮で楽しいです。
以前に交通事故関連の展示を公共施設で見た時、胸が締め付けられる思いにかられた事を、今でも覚えております。
事故の加害者にも被害者にもならないよう、細心の注意を払いながら行動したい所存です。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある冬のホラー企画参加作品の中で本作を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
 幼い子達の何気ない一コマから、まさかの展開でした!!
 そうか……そう来るのか……。
 
 そこにジッとしているモノ(あえてネタバレしない表現で)でも、その由来やいきさつなどでそこにどうしているのかが変わってきます。

 この場合は何というか優しい存在でよかったなぁ……なんて思います。

 幼心と優しい世界を描いた素晴らしい作品ですね!!
[一言]
 この場合は動かぬものの心が『憑依した』と表現していいんですかね? それとも…… (^▽^;)

 優しい存在同士で良かった!! (*^▽^*)
 
武 頼庵様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
女子小学生の仲良しトリオが通学路で怪異に遭遇しながら町の歴史を垣間見る御町内ホラーを目指した本作、「幼心と優しい世界を描いた素晴らしい作品」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。

事故で命を落とす前の少年は、他人を思い遣る事の出来る優しい男の子だったと思うんです。
両親を始めとする周囲の人々が、自分の事故死が原因で嘆き悲しんでいるのを目の当たりにして、少年の霊自身も心を痛めているのでしょうね。
‐もし生きている人に祟ったら、その人の家族や友達は、僕のお父さんやお母さんみたいに悲しんでしまうだろう…
そう感じたからこそ、悪霊として生者に祟る道を選ばず、地蔵として交通安全を見守り続けていたのでしょうね。

そして千里ちゃん達三人は、交通安全地蔵の前を通学路として日常的に通っておりますので、御地蔵様に宿る少年の魂も、彼女達の人となりをある程度は知っていたのでしょうね。
‐友達を思い合う優しいあの子達なら、きっと僕の声に耳を貸してくれるに違いない。
少年の魂は、そう思いながら猪地乃紀ちゃんに憑依したのでしょうね。
その判断は結果的に正しく、少女達の話は花屋さんを始めとする近隣住民や学校関係者といった多くの人々の知る所となり、少年の魂を祀ったお地蔵さまは地域の交通安全のシンボルとして再認識されるに至ったのでした。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある冬のホラー企画参加作品の中で本作を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
優しいホラーですね(*´ω`*)

小学生3人の『白い息選手権』、そのあとの日常と非日常がごっちゃになったような2人のドタバタぶりが面白かったです(*´艸`*)

普段忘れられている命にかまってあげること、見守ってくれるものに対する感謝の念、などの大切さを思わされました。
しいな ここみ様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
女子小学生三人が通学路で怪異に遭遇しながら町の歴史を垣間見る御町内ホラーを目指した本作、「優しいホラー」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
事故が起きてからしばらくは、事故死した少年の両親だけではなく、クラスメイトや担任の教師、そして近所の人々からも、御地蔵様は花を手向けられ、手を合わせて貰えていたのだと思われます。
ところが年月が経過するにつれ、先生達は転勤や退職で、同級生達も進学や就職で地元を去り、御地蔵様が建立された意味は忘れ去られてしまったのでしょう。
それでも親御さんだけは我が子を祀る御地蔵様に献花を欠かさなかったのですが、病気で倒れてしまって献花の更新が出来なくなってしまい、今回の一件に繋がったのですね。
本作で起きた出来事は、地域の大人達にとっては「交通事故で子供の命が失われてはならない」という大切な教訓の再認識に、少女達にとっては通学路を見守ってくれる交通安全地蔵を改めて意識する機会になった事でしょうね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
末筆となりましたが、此度は冬のホラー企画という素敵な企画に参加させて頂き、重ねてお礼申し上げます。
[一言]
子供の事故はほんとうにやるせないですね。
お地蔵さんが話しかけてくる怪談、最近はあまりみないです。
道端のお地蔵さんや道祖神、今でも見かけるのですけども。
黒森 冬炎様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
義務教育時代に受けた交通安全教室や、自動車学校で見たビデオを思い出しながら執筆させて頂きました。
事故現場と思わしき交差点に花が手向けられているのをみると、やるせなくて悲しくなってきます。
不幸な交通事故の件数が少しでも減り、子供達が安全に行き来できるようになると良いですね。

道端にいらっしゃる御地蔵様を見ると、つい手を合わせたくなります。
「ここで事故に遭ったら、御地蔵様が悲しまれるだろう…」
そんな思いが、ふと湧いてきます。
そうして通行人達に気を引き締めてもらう事が、交通安全地蔵の御役目なのかも知れませんね。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
移動企画に参加させて頂きまして、心より御礼申し上げます。
[良い点]
不慮の事故で命を落とした男の子の霊が望んだのは、ただ自分の花を元通りにしてもらうこと。生きている人を妬んだりもせず、生前は優しい子だったのだろうなあと思います。
彼を救うために頑張る女の子達も、皆良い子ですね。御地蔵様に御菓子と白菊を備えるシーン、ぐっと来ました。
御地蔵様が、どうかこれからも子供達を不慮の事故から守ってくださいますように……。

[一言]
大浜 英彰様、初めまして。唐突ながら初感想失礼いたします。
虹色冒険書と申します、御作を拝読しましたので、感想を残させて頂きますね。
女の子達にとっては、生涯忘れられない思い出となったことでしょう。
切なくも、多分に心が温まる御作品でした。

虹色冒険書様、はじめまして。
こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
「切なくも、多分に心が温まる御作品」との御評価、喜ばしい限りで御座います。

生前の少年に思いを馳せて頂き、ありがとうございます。
虹色冒険書様の仰る通り、事故で命を落とす前の少年は、他人を思い遣る事の出来る優しい男の子だったと思います。
両親を始めとする周囲の人々が、自分の事故死が原因で嘆き悲しんでいるのを目の当たりにして、少年の霊自身も心を痛めているのでしょうね。
‐もし生きている人に祟ったら、その人の家族や友達は、僕のお父さんやお母さんみたいに悲しんでしまうだろう…
そう感じたからこそ、悪霊として生者に祟る道を選ばず、地蔵として交通安全を見守り続けていたのでしょう。

建立された由来を知ってからは、少女達の御地蔵様を見る目も大きく変わった事でしょうね。
きっと、自分達と同じ小学校に通っていた仲間として意識していると思います。
下校時には手を合わせながら、その日の学校での出来事を報告している事でしょうね。

励みになる御感想、誠に感謝いたします。
数ある「冬の煌めき企画」参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[一言]
拝読いたしました。

ある少年の事故死を供養してまつられたお地蔵様。
ちょうどその少年の命日に、3人の小学生トリオにふりかかった摩訶不思議なできごと。
とてもわかりやすく、物語にどんどん惹き込まれました。
少年の親からすればどれだけ時がたとうとも、お地蔵様に祀られた我が子の供養を欠かすことはできないでしょう。ですが、時が流れ、みんなの心の中からは供養の意味が忘れ去られていくのです。
お母さんがお供えしてくれた僕の花を元通りにして!
乃紀ちゃんに憑依した少年の悲しみが、しみじみと伝わってきました。

全国にこういうところはたくさんあります。
そこを通りかかる人が一瞬でも足をとめて、手を合わせる。そんな気持ちになってくれたら、事故死した人の魂も浮かばれるのにと思います。

不思議さの中にも温かさの漂う作品でした。また、少女たちの溌剌さにも好感が持てました。
読ませていただき、ありがとうございました。



  • 投稿者: 雪縁
  • 2021年 02月18日 22時11分
雪縁様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。

事故が起きてからしばらくは、少年の両親だけではなく、クラスメイトや担任の教師、そして近所の人々からも、お地蔵様は花を手向けられ、手を合わせて貰えていたのでしょう。
ところが年月が経過するにつれ、先生達は転勤や退職で、同級生達も進学や就職で地元を去り、地蔵が建立された意味は忘れ去られてしまいました。
それでも花を手向けてくれていたお母さんが身体を壊して入院してしまい、萎れた花が路面に散らばってもそのままになっている現状から、自分の存在と死が風化しつつある事を、少年の霊は自覚したのでしょうね。

そこで、登下校時に自分の前を通りかかっていた少女達にメッセージを伝えたというイメージです。
「友達想いで仲良しなあの子達なら、きっと助けてくれるはず。」
少年の霊も、そう少女達を信じていたのでしょうね。
御地蔵様が交通安全のシンボルとして再認知される事で、少年の魂も救われた事でしょう。

励みになる御感想、誠に感謝いたします。
[一言]
銘尾友朗様の「冬の煌めき企画」から拝読させていただきました。
小学生の女の子たちの軽い気持ちが招いたホラー。
でも優しいエンド。
仏花でお小遣いがとんだのは痛かったけど、いい経験だったかも。
水渕成分様、こちらの「冬休み明けの白い息」を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。
空気を吸い過ぎて失神した乃紀ちゃんは、他者の魂が憑依しやすい状態になっていたという想定です。
事故死した少年の霊が善良な存在だったのは、不幸中の幸いでした。
御地蔵さんを正しく祀る事で、憑依された友達は救済され、少女達とコンタクトを取った御地蔵様も、地域の交通安全のシンボルとして再度認知されるという、全員丸く収まるハッピーエンドを目指しました。
励みになる御感想、誠に感謝いたします。
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