感想一覧

[一言]
　これまた、ある意味すごい作品だと思う。

　簡単に言えば、『散髪に来た彼が体験した不思議な話』なんだが、かなりの想像力を駆使しないと、状況が飲み込めない。

　ボクが思うに彼――良和青年は、鏡の中の似ているようで、その実、全く違うことが起こっている出来事を、感覚だけ体験しているのだろう。

　もしかしたら、眩暈を起こした時から鏡の自分と入れ替わってしまったのかも知れない。

　そう考えると辻褄が合う。

　と、そこまでイメージして再び読み返せば、なんだか身の内に、嫌な汗に似た“何か”が、ジワリと滲み出てくるような感覚に囚われた。

　でも二度目以降の痛みのリアクションは、もっと大きくして良いと思う。

　鏡の中の店員に故意があれば……。

[一言]
読ませていただきました。

大まかな感想は前出のお二方とほぼ同じです。

・なぜ店員は主人公の首を刺すのか
・なぜ店員は主人公の傷や血に気づかないのか、
・また鏡のなかの店員はなぜ笑うのか
・「痛かったですか？」の意味とは、
・主人公はなぜめまい（目の前がグラつく）を感じたのか。

文中の疑問点はを並べてみました。
この問いすべてが解けないので、恐怖というよりも不条理やいらだちのようなものを感じました。

全体像がぼやけていて、結末の意味も判然としていないとも思いました。


文章は実に読みやすかったです。

[一言]
この小説が34ptだったらワタシのなんか15pt以下だわ！

っていうんで評価させてもらいます。

まず難点……

読者さんの判断に任せる部分が多すぎかなと思います。

ハサミが首に当たって血が出るくらいだからもう少し主人公が痛がったほうがいいかと……

後は最後のオチの部分もう少しインパクト！

いうのは簡単ですが……書くのは難しいでしょうけど頑張ってください！

それと全体的な感想としては面白かったです。

[一言]
興味は惹かれるんですけれど、いまひとつ「乗れない」ものがあります。なんかこう…もう少しって感じがします。わかりにくい評価でごめんなさい。