感想一覧

[良い点]
お馬鹿なお花畑乙女ゲーム脳ヒロインモドキが、自身を改め、更生して立派になった！珍しい展開ですが、良いですね！　主人公も幸せいっぱい！頭も良いし、上手くヒロインモドキを更生させたし！魅力的だし！ラブラブ結婚生活！！　エドワードさん、潔い遊び人(汗)ある意味、誠実？？？　馬鹿男二人は不幸になってそうw

[良い点]
・よくある乙女ゲーム＆ざまぁモノとは異なり、登場キャラクター（元世界の住人だけでなく、転生者も）の設定・描写（行動）が、全て納得のできるものであるため、無理なく読み進められ、読後感も爽やかな逸品！
　おもむろにキーワードを見直すと、”ざまぁ未満”となっていましたｗ　納得！
・転生カミングアウトの一因が、その後の国難を憂いてのもの、であることも良い。
[気になる点]
・転生者がそこそこ出現する世界のようなので、１話～４話のどこかで伏線があると、６話がもっと盛り上がりそうですが、ワザとらしいと白けるでしょうし、本筋とは関係ないので、無理する必要も無いですね。
[一言]
・タイトルにどこか違和感があったのですが、このタイトルって、どちらかと言うと、お花畑ヒロイン向けな気がします。
　１３話から、お花畑ヒロインサイドの語り口で進められる場合には最適な気もしますが、悪役令嬢？語りでないと、ストーリー描写が進められそうもないし、悪役令嬢が主人公で終わらないのも締まりがないですし。
　かと言って、対案はありません。悪しからず。

[良い点]
乙女ゲー設定（なろう内での）を頭から否定するだけでなく、その理不尽さをちゃんと筋道立てて説明説得するブランシュの冷静な対応と、ヒロイン脳だったメアリーがちゃんと理解して変わるところが素晴らしいです！

文章も大変読み易く説明調になりがちな部分もすんなり解り易く入り込めました。
[一言]
そうなんですよね！
なろうでの乙女ゲー作品は殆どが王政や身分制度無視、或いはお花畑達を断罪してめでたしめでたしなのに幾ら異世界設定とは言え納得出来ない部分があったのです。
実際現実では考えられない事が多々だったので、この作品に出会いすっきりしました。
ブランシュは勿論殿下も兄もきちんと立場を弁えてるし、エドワードは強か^^;
まぁトマスとヘンリー他は元から頭がよろしくなかったんでしょうねw
メアリーもあれだけのゲーム脳から離脱して現状を受け止め生まれ変わるってのはブランシュの言う通り地頭が良かったのかな。

「異世界」を免罪符に不自然な作品が溢れ返る中、この作品に出会えて本当に嬉しく感謝しております。
（そうそう、だよねー！）と心中で激しく首肯しながら読ませて頂きました（笑）

素敵な作品を有難うございました。