エピソード31の感想一覧

いつも感想をいただき誠にありがとうございます。
いえいえ、まだまだほかの作者の方々の表現力には負けます。
日々、発見と努力の数々です。
気になる点で上げていただいた質問に答えていこうと思います。
①まず、【言霊】には強い強制力はあまりありません。作中描写にもありましたが、主人公の攻撃によって弱った龍には効力を持ちましたが、万全の状態の龍には効きません。しかし、雨粒などの自然の理のようなものに少し干渉したり、自分に好意を寄せている主人公などには効力を発揮します。ですので、結論から言うと自分の支配下にある物質、人や支配権がだれのものでもない物質や事象には効果があります。ですので、自分に惚れている相手に自殺を進言すれば殺せます。しかし、自分の支配下にない魔物などには殺させるなどはできません。
②ディーバは魚人族なので水中でも効果を発揮します。もしこの世界に拡声器や携帯電話があったとしても有効範囲を広げることはできません。【言霊】は自分の声に魔力を乗せることで発動します。拡声器や携帯電話を一度通すと全く別物になるというか、声に乗った魔力まで再現されないので効果範囲はあくまで声の届く範囲ということになります。これ以上はネタバレになるので詳しくは言えませんが効果範囲を広げる術を本人は持っています。
③使用回数、制限はありません。【言霊】自体そんなに強力なものではないのでリスクもありません。しかし、ディーバが持つことでチート能力になっているという認識です。
④精神干渉や呪いを跳ね返す術はもちろんあります。しかし、【言霊】の能力は呪いや精神干渉とは少し違い、言葉にした事象を起こさせるというものです。そのため、それを無効化する術はあっても、跳ね返すということはできません。しかし、状態を移し替えるということなら可能になります。例えば、【言霊】の能力で「止まれ」といって相手の動きを封じたとします。その静止した状態を相手に付与するということなら可能です。イメージとしては一度受けてから相手に返すことは可能です。
⑤付与などは基本できません。言葉にした事象を起こす能力ですので、即効性のある能力になります。時間などを超えることはできません。
以上が回答となります。
最後に、アレイス家の絆を引き裂いた黒幕は誰なのか、まだ先の展開になりそうですが、今後も応援よろしくお願いします。