感想一覧

[一言]
>かくして、俺のささやかな願いは。
>『超速で吹っ飛び杭打ち機で敵を貫く力』になった。
>尚、即座にクレームを入れたが返品不可だった。
>どうしてこうなった。

このお話の一番元になってるのは多分これなんだろうなー
この言葉にあわせて、他のストーリーとかキャラの設定があるんじゃないかと。

[良い点]
正直なところ娯楽作品としては面白さは並以上でしたが、とても深い感銘を受けました。
なんて哀しい物語なのだろう。読後の爽やかさは無く、虚しさと苦さと“生きる”享楽が残るのみ。
そう感じたのは理不尽な異世界召喚からの『魔王討伐』という目的を果たし終えた先の茫漠たる無為を思ったからでしょう。
冒険ファンタジーのバトル主体の陳腐な話では無く、異世界で生きざるをえない人間の物語なのが良いと思いました。
56話：物語の結末　は当初からの構想・設定だと思いますが、締めに相応しいラストだと思いました。『今を生きる』は格好良い言葉ですが、当てなく彷徨う流浪の流れ者が『今を生きざるを得ない』状況でもあります。希望や目的が無くとも仲間達と過ごす日々を楽しむ主人公に幸あれと思いました。

[一言]
まぁ『良い女には秘密があるもの。良い物語には明かされない謎が残るもの。ましてやファンタジーなら不思議な世界なのだから、謎や不思議があるのは当たり前』と思いますので、野暮なツッコミはしません。が、妹ちゃんの前振り（後ろからトン）は必要なのか疑問に思いました。無くても筋に関係しないし、知りたがり（ストーカーともいう）や甘えんぼ（束縛ともいう）でも良かった気がします。逆にそのせいで妹ちゃんとベッタリにならない距離を置くのであれば、今ひとつ描写が足らないとも思いました。
バトル物ならば10人の活躍や異能を語るのが話の筋ですが、今作では主人公のみに絞った為に、10人も必要？との意見も有るかもしれません。『よく分からない異世界で仲間を守るべく先頭に立つお兄さん』を描きたいが為にキリ良く10人としたら、主人公が戦闘以外では全然先頭に立たないので、10人（主人公もです）の想いが描ききれずに終わってしまったのは、残念に思いました。
妹ちゃんには、能も無いのにやたらと庇いたがる兄から『兄離れ』したい想いもあったのでは？それが召喚によるアレコレで罪悪感と反転した庇護欲が残っての態度なのでは？とも深読みしてしまいました。ヤンデレは病んでるだけに取り扱い注意だなぁと思って読みました。各人それぞれの背景や思いや経験した事などが描かれたなら、もっと楽しく読み応えのある物語になったかとも思います。

[良い点]
　パイルバンカーシーンがとにかく印象的でした。作中でも無謀扱いですが、だからこその華があります。
　骨が折れるのは当たり前で、腕などが普通に千切れ飛ぶような戦い方がユニークでした。速効の治療があるファンタジー世界だからこそ成り立つ、醍醐味が感じられた次第です。
　また泥臭くも丁寧に積み重ねていく描写によって、ストーリーにも重さが感じられました。人間同士の距離感がうまく描かれており、心情の発露による相乗効果で戦いがより盛りあがっています。
　吟遊詩人による〆がいい感じです。大いに楽しませて頂きました。

　今後の活動を応援しております。

[一言]
控えめに言って最高だった。
ロマン、ロマンだ。パイルバンカーはロマンだ。
それを扱う男が誰よりもロマンを体現しているのがもうたまらない。

[良い点]
動きが生き々々としていて、戦闘シーンが鮮やかに再現できます。
カッコイイです！
（毎回あまり上手く感想述べられないこと申し訳ありません）

[良い点]
冒頭の起き抜けの描写と、ラストの独白がとても好きです。
これからの展開が楽しみになります。

[良い点]
戦闘シーンにスピード感があって素晴らしいですね！
空間を縦横無尽に動き回ってる感があってとても良い熱い感じがしました！

[良い点]
仲間強っ♪( ´▽｀)続きが気になります！
[一言]
独特で面白いです！

[一言]
アフターストーリーだけって言うのが面白いですね