感想一覧

[一言]
一気に読ませて頂きました。
まずは完結お疲れさまでした。
私がなろうで読んだ中では比較的重いテーマを書かれていらっしゃいましたが、きっちりとまとまっていて、読後にカタルシスも感じられて、いい作品に会えたと思っております。
読み専のオッサンの拙い感想ではありますが、良い作品を見せて頂いた感謝の意を伝えたいと思わせるものを感じましたし、他の作品も読んでみたいと思えるものでした。

[良い点]
閉じた世界で幸せに暮らした短編でしたが、長編では少しずつ世界を広げてやがて国に大きな幸せの輪を作り上げていく壮大な物語となりました。短編も好きだったのですが、連載版は表に出るもの、出ないもの、様々な「障害」が満ちた世界が、二人の行動で鮮やかに変わっていくところに魅せられました。とても素晴らしいお話をありがとうございました。

[一言]
暖かいお話を書いて下さって、ありがとうございました。

[良い点]
>男は酒の飲み過ぎで会場の外で涼み、女は男がいなくなった場所で話に花を咲かせる。格式高い王宮の晩餐会と言えど、結局はこうなる。

ここが素敵で感想に書こうと思っていたら、かなりの衝撃回で忘れそうになった！
あぶにゃかった(^w^)
[一言]
無事でよかったにゃー(´；ω；`)

[一言]
クラリス内面美人でかわいい(´；ω；`)

[一言]
ぶわっ(´；ω；`)

[良い点]
＞「私の目が見えないから、結婚してくれないんだわ。私は永遠に独り……」
と言ってからの
＞「あーよかった！私、親が家の格で取り決めた人間じゃなく、好きになった人と結婚するのがずっと夢だったの……やっぱり、努力すれば夢は叶うのね！」
このセリフ……（笑）

公爵家ご令嬢ともなれば目が見えなくとも、いや、ある意味では目が見えないからこそ「俺にもワンチャン公爵家の係累になれる」と寄ってくる男が少なくないことを子供心にもリディがわかっていたんですよね。

たくましくもしたたかに、そして何よりも純粋な思いを貫く、リディだけでなく、クラリスやベルナデッタ王妃様などの女性陣が大好きです。

リディには弟かお兄さんがいたはずですし、リディが婿を取っての女公爵になることはないからこそ、ご両親としては家の格がどうとかよりも、リディが心から求めて、リディのことをよく知っている男性が夫となってほしい。それもまた親心なのですね。
[気になる点]
会話の中でだけ出てきた、公爵家の息子さん……
今は、どうしているのでしょう？

重箱の隅のようなことを言ってごめんなさい。
[一言]
完結おめでとうございます。

目が見えないクラリスだから、目にみえない富が見えた…というだけではなく、最初は見せびらかし目的だったにしてもロランがクラリスを外に出したこと、それがクラリスにとっても光を得た思いとなっていた。そこからいろんな人の輪が加わって、この国が変わることになった。

以前にも書いた感想ですが、本当に素晴らしい作品をありがとうございます。

陳腐な言い方ですが、この国の歴史書に「エドモン３世が名君とたたえられたのは、戦争に勝ったからではなく、その後の統治である」なんて書かれるようになったら良いですね。（その裏のクラリスのことまで詳しく書かれることはないかもしれませんが、それは蛇足というものでしょう）

[一言]
一気に読ませて頂きました。「偏見」「障害」「自立」など難しいテーマですね。登場人物の言葉や行動が実際に思い当たる事が多いので驚いてます。
私には障害を持つ娘がいますが見た目だけじゃわかりません。今も「普通」とは何んだろなと言葉に悩み、苦しみます。親として何が出来るのかを模索しながら。

「自分らしく生きる」って簡単そうだけど凄く難しい。本当に障害がある、ない関係なく自由に選択出来ると良いのになと思います。深いなぁ…。

ロランとクラリスが幸せになってくれて良かったです。素敵なお話をありがとうございました。

[一言]
完結おめでとうございます！そしてありがとうございます。
途中から、この話は予想以上に大きな話になってきたと思いました。盲目の令嬢が幸せを掴む話であるだけでなく、障害者はどうやって生まれるのかという現実、それを私達は見ているのか？という意識の話、自立の話へひろがっていった時はなるほど、と改めて自分も目が見えたように思いました。
たしなみではなく生きる方法だと、シリルに語ったときが最も感動した部分でした。
素晴らしいお話をありがとうございました。

[一言]
完結おめでとうございます。
短編の時点でも素敵でしたが、よもやここまで大きな幸福を描く作品になると思いませんでした。
素晴らしすぎて、本当に何度も胸が震え涙ぐみました。
素敵な作品をありがとうございました！