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感想一覧

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[一言]
ああああっ、おっさんの片恋! しかもイケメンじゃないおっさん。告白さえ無いのに、自分の命を捧げる。但し好物の饅頭はとことん喰う。
良い! これは良い!!
おっさんの命がけの恋情を露ほども知らず嫁いで行く令嬢。せつないんだけど、おかしみがありました。暦がヨミっていうのも、洒落ています。
カラスウリさま。
お読みいただきありがとうございます。

おっさんには恋はかなわずとも慕う人がたくさんいたことを知ってもらえればという気はします。
ルックスで敵わないながらも自分の特技でプレゼントしたのは寿命でした。若くして散るさだめの死に暦をぐるりとひっくり返す。
普段から死について考え、生についても考えたからできたことなのではないかと思います。
[良い点]
雀丸が仕事できるマン&令嬢助けたいいヤツすぎて……!
恋愛脳強めなんで雀丸が令嬢のために身体はったのがすごい刺さりました。完全に割り切ったわけでもなくて、饅頭をやけ食いするくらいにはコンチクショーって思ってる辺り人間くさくていいです。

違う業種の人がそれぞれの暦の中で生きているって表現がすごいカッコいいなって思いました。今は世界的に時間や規格の統一化が進んで、便利ですけど、そういう不便さの中にある趣きっていうのも素敵ですね。
猫の玉三郎さま。
返信遅れてすみません。

叶わぬ恋に自分なりのやり方で尽くそうとするおかしくも悲しいお話に仕上がりました。

せめて令嬢がこうした現状を何らかの手で知ってくれれば、少しは救われますでしょうか?
[良い点]
 暦売り、ありそでなさそで、昔ならそうだったかもと面白いです。
 十九をひっくり返して九十まで長生きしたとか、そんな頓智を含んでいるようで、雀丸の悲愴な決意がじわりとにじみ出ています。
 ご令嬢は何も知らずにお相手と一緒になるのでしょう。
[一言]
 暦って一口に言っても色々ありますからねえ。六曜や旧暦、載っている方が面白いんですが、なかなかなくって味気ないです。
  • 投稿者: 惠美子
  • 50歳~59歳 女性
  • 2021年 04月03日 13時37分
惠美子さま。
お読みいただきありがとうございます。

ありそうでないのはホントそうです。
明治物売図集という本で見たような気がして書いたのですが、あとで読んだら、暦売りはありませんでした。

ただ、パリの呼び売りcarle vernet, cris de parisという本には載っていました。暦売り。あまり身ぎれいではない男がすごく不満そうに籠に入った暦を売っています。

名人雀丸には程遠いです。
[一言]
おーふ。お気に入ったです。嫌いになれる要素が書いてないあたり(ぶさいく?冗談言っちゃいけませんこれは美……太刀打ちできる美形がいないかっこよさです他の人が書いたらどうだかわかりませんが)卑怯とは思うのですけどいじらしいやら不憫やら。貴女を沢山愛していたのはこの金の雀さんですかそれとも銀の雀さんですかっとか囲い込みたい。ご令嬢が露骨に嫌がったりしたらやばい楽しい!そんな事望まないからこうしたのでしょうがね。いや忘れないよって人いるでしょうよ。
  • 投稿者: misen
  • 2021年 04月03日 13時31分
misenさま。
お読みいただきありがとうございます。

いいえ、普通の雀さんですとこたえて、金銀ふたりもらっても困りますよね。

雀丸も一度試すだけ試せばよかったのにと思いますが、そこは一芸を極めた人らしく、それ以外のことはさっぱり分からない。そこがなんとも言えません。
[一言]
実茂版人魚姫とでもいいましょうか。
暦とヨミ。
最後に饅頭をたらふく食う雀丸。
哀愁、味わいの深い作品です。
錫さま。
お読みいただきありがとうございます。

人魚姫からメルヘンを削るとスピードくじの外れみたいに実茂が出てくる感じです。

身分も違う恋、それでも他人の寿命と少女の寿命を取り換えなかったところに正直な生き方があらわれています。
[良い点]
軽快な語り口でどこまで事実でどこから作りごとなのかの境が見えなくなるのが、すごく楽しかったです。
雀丸の悲恋、といえるほどに令嬢との距離が縮まりようもないのが虚しくも有り、現実的でも有り。
饅頭をやけ食いする雀丸の胸中がわからないのもまた、作品を軽やかにしていて楽しめました。
exaさま。
お読みいただきありがとうございます。

昔、呼び売りをしてまわっていた隠居老人の話という体裁を取りました。
こういう昔はよかった話が結構好きなもので。

雀丸哀れ。同業から尊敬を集めていたことがせめてもの救いでしょうか。