エピソード119の感想一覧

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[良い点]
銭丸さんだけだな。魔物に対峙しても、悪に対峙しても、徹頭徹尾、光の当たるとこに立ち続けてるのは。
[良い点]
あー、銭丸さんのチャカにはもう残弾ないんだぁ(´Д` )暴徒を前に凄まじい緊迫感の中、偽善だろうと悔悟だろうと少しでも善き選択を足掻き取ろうとする銭丸さんとマッシュルームボーイに本作唯一の光明を感じる読者。
[気になる点]
千代田育郎みたいにどんなに変化しても何故か勝ち組にいる不思議な存在っていますよね、関ヶ原後に手の平返して味方面した鍋島とか元凶だったのにちゃっかり生き残った上杉とか。コイツらの何が嫌かって言えば「武士道とは死ぬ事とみつけたり」とか「義に生きる」とか偉そうなスローガンを何百年も振り回しておいて藩祖たちがやった事実はサラッと無視してるそのドス黒さに読者は吐き気がゲロゲロ。たぶん怪異なき現実では千代田育郎は立派な成功者として作られた赤い絨毯の上をのうのうと歩く未来図しかないんでしょうけど、虚構の世界でぐらいはゲロ臭い上級国民に雷霆の一撃が振るわれる事を期待しております。
[一言]
最後の舞台であろう社の境内においてすら人々は誤った、たがえた道はもはや遥かに遠く近づくのは奈落へと続く下り坂、欺瞞の毒にまみれて踊る日和見町の人々に絶死のお呪りが届くよう無心に祈ります。
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