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[良い点]
自分の父親も二十歳くらいの時に亡くりました。


墓の苦労はありませんでしたが、家が自営業なので、必死に仕事を覚えようとして、最初の一年は悲しむ余裕もありませんでした。

ただ、なんとなく心に空いた穴ってものは感じる訳でして、たまに父親が夢に出て来た時なんかは嬉しかったです。

だからこそ、主人公が幽霊の父親とキャッチボールするシーンには感慨深いものがありました。

そして、父親が亡くなってから二十数年たった今、今度はキャッチボールの相手である父親の気持ちがわかる立場になったのは面白いものです。

まっ、今のところは死ぬ予定はありませんが(笑)

親子の絆の深さを感じる良い作品をありがとうございました!
[一言]
ぶっちゃけ、個人的に言うと主人公と父親の両方の気持ちがわかる点は、なかなか興味深いものがありました。
  • 投稿者: なめなめ
  • 40歳~49歳 男性
  • 2021年 09月15日 20時29分
[良い点]
 この作品を高校生や大学生が読んで、自分なりに咀嚼することが出来たら大人に近づけるんだろうなぁ。
 人は生まれてくるのも大変だし、死ぬのも大変なのは凄くわかる。
30歳を超える頃には葬式や結婚式への参加も増えて、また更に大人になる。大人と子供の違いをお父さん目線で息子に語ったことは、そのまま読者に向けて語ったんだろう。
 芳醇な、どこか懐かしい、とても良い作品だった。
[一言]
私は20代前半で父を亡くしたので、とても共感できる内容でグッと来ました。余談ですが墓が無い人でも入れる共同墓地は最近多く見かけますよ。
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