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追いかけっこの場面が特に好きです
ハッピーエンドでほっこりしました
  • 投稿者: ねこ
  • 2025年 01月17日 00時30分
[一言]
とてもとても面白かったです!

フェリシア……お転婆で朗らかな女の子だったのに、
両親を失い、財産を叔父家族に奪われ
あまつその尻拭いに身売りのような形で結婚させられそうになっていたなんて……
そりゃあ、明るさも失いますよね……
そのようなどん底の状態で伯爵様に助けられた。
でも、伯爵様がヘタレなばかりに(!)契約結婚と誤解してしまった。
しかし、きっと大事にはされていたでしょうし
その中で、少しずつ恋心が芽生え
なのに、契約結婚の相手だと思っていたら、
そりゃ、思いを伝えることはできないですよね。。。
その結果のラブレター……
わーん、切ないー!!! と
喪失した3年間を想像してとても苦しくなりました。

けれど、その3年間の記憶を綺麗さっぱり忘れて……
いや、これたぶん3年間だけでなくて、他の記憶もポコポコ失ってますよね。叔父夫妻を両親と思ってますもんね
おそらくか3年間と、彼女の人格に多大な影響を与えたストレスフルな出来事の記憶もぼんやりしている
ただし、生活には困らないし、伯爵は自分との結婚生活を忘れられたショックで、
僕との結婚生活の記憶を失ったんだ! とそればかりを強調してしまったのかと思うとにんまりしますが、
もっと精査して正確にフェリシアに教えてあげてー!という気持ちにもなります(笑)
辛い出来事を忘れているならそれは忘れていた方がいいかも、という愛情もあったのかもですが。
きっと両方の理由なのでしょうね( ̄▽ ̄

しかし、この記憶喪失がいい方向に進み
本来のフェリシアが戻ったのはすごく面白くて、
更にそこからの怒涛の展開にはめちゃくちゃ笑いました。

お話は、本来のフェリシアに戻ってからがメインですが
すっかり世界に絶望していた頃のフェリシアのことを
伯爵は支えてあげていたんだなぁというのもツボです。

元々伯爵は、お転婆で朗らかなフェシリアを知っていたのだから、
妻として迎えた彼女の変貌ぶりにさぞかし心を痛めたでしょうね。
或いは、自分のことが嫌だからこんな風になっているのかと拗らせる原因にもなったかもですが。
でも、伯爵にとって、明るかろうが、大人しかろうが、そんなことは些末な問題で、フェシリアはフェシリアだったのだろうなぁと思うと
彼の思いの深さが感じられて、
伯爵、めっちゃ男前じゃんかー!!!! ときゅんきゅんします。
そして静かに惹かれていったフェシリアも、よい。
あー、もどかしい二人!!

なのに、いきなりの、記憶喪失という荒業で、一気に二人の関係性が進んでしまうのが、もう、もう、もう~~~~~~~!!
神様は憎いことをしはりますなぁ、みたいな気持ちになりました。

元の性格に戻ったフェリシアが
伯爵のために(!)
自分が伯爵を好きでいた証拠(ラブレター)を見つけて
それを見せに行くのは、もう最高に笑いました。
覚えていない、何も知らない、
だから失った記憶の私は私ではない
しかも、話に聞く様子も大人しいとか言われていたら、そりゃ、自分のこととは思いにくいのもあるけれど、
そして、伯爵様も自分を思っていたなんて想像していないから
記憶を失った3年間の自分が伯爵を思っていたとしても
今は違うから、離婚はできるよって思考はわからなくもないけれど、
迂闊! 迂闊ー! 

フェシリアが魂まで傷ついて
心を閉ざしてしまっていたのを
こんな方法で解決させるなんて
本当に面白かったです。

彼女は伯爵様により(!)記憶を取り戻したわけですが
再び心を閉ざすことはもうないのかなと。
心の傷は消えることはないでしょうけれど、
彼女がそうなる前の自分を取り戻せたこと、
コミカルな恋愛劇でありながら、
その裏側にある、
一人の傷ついた少女が、
傷つく前の自分を取り戻し、
愛する人と共に、その傷を受け入れていくであろうことをを想像させる
とても奥深い作品で、
読んでいて幸せな気持ちになりました。

きっと、もっと、シリアスにすることもできたのでしょうけれど
あくまでもコメディ的な語り口であったからこそ
生み出せる雰囲気や読後感や深遠さがある。
たしかに、辛いことを辛いように書けば伝わるかと言えばそんなことはなくて、
コミカルさの裏側にあるものを想像させることでこそ、感じられる悲しみがある。
そういう創作方法もあるのだなぁととても感動し、勉強になりました。

素敵な作品をありがとうございました!
  • 投稿者: あさな
  • 2021年 04月28日 12時02分
感想ありがとうございます!!

と、言いますか、あの、本当に、私が書いてない(そして書くのすら忘れてしまっていた)箇所まで全部読み取ってくださって!!お礼の言葉がつっかえる勢いで咽び泣いてます嬉しいです!!
すみません以下めっちゃ語りながらのお返事しますので、めんどryでしたら喜んでいるという事だけ受け止めてください……!


前編では書き切れず、続編でさらっと書いたのですがそうなんですフェリシアは元々お転婆で明るい女の子だったんです!それが両親を事故で無くして、引き取ってくれた叔父夫婦が屑で、最終的に政略結婚までさせられるってなって、これだけ不幸が続けば意気消沈というか、若干鬱っぽくなって暗くなってしまうよなと。グレンが夜会で見かけた時のフェリシアがまさにこれのピークの時で、迷子の時の彼女とその後のまだ明るい時のフェリシアを見覚えていたグレンからしたらもういてもたってもいられず、たまたまとは言え見知った年下の子供が目の前で不幸になるのがわかりきっているのに、それを助けるだけの手段(年齢的にも社会的立場にしても)を持っている大人の自分がこれを見放していいわけがない、という完全なる庇護欲で結婚を申し込んだわけですよ!

フェリシアにしてみれば噂としては知ってるけど初対面の相手にいきなり求婚されて、しかもこの時はもう全力で後ろ向きの思考なので到底受け入れるなんてできないので、契約結婚という形にした結果こんな事になりました(笑)

フェリシア契約結婚の三年の間で一旦は元気を取り戻すけど、でもすぐに周囲からのやっかみ(伯爵家にふさわしくない等)でしょんぼりしてしまい、グレンはグレンであくまで契約だし何しろ自分は彼女を助けたくて保護しているわけだから、それ以上の感情は抱いては行けないのだと戒めていたので、お互い気遣いつつ穏やかな生活をしていたけれども、気持ち的にはすれ違いがずっと続いていた状態です。その内フェリシアもグレンもお互い明確に好意を抱くけれど、それもやはり前提として契約結婚、であるから気持ちを伝えるわけにはいかないと思い込み、フェリシアはひたすら手紙に想いを綴り、グレンはひたすら忍耐の日々でした。


という大前提から始まったフェリシアの記憶喪失なのです!(ここまでが長い)
本来なら当然この辺りもきちんと書かないといけないのですが、この話のもう一つの大前提として「短編」であり「コメディー」であるのでこの辺りをざっくりと削りました。話としてあまりにもふんわりしすぎるのは自分でも充分に理解していたのですが、短編なのでそこまで書いてしまうのはしつこいかなという思いと、あとコメディー(ラブコメ)にシリアス要素は不要だろうという判断で今までも話を書いていたので、今回も自分のその方針に従いました。
結果として、成功だったか失敗だったか微妙な所なのですが、こういった私の考えまで読み取っていただけてどれだけ感謝しても足りない勢いです!ありがとうございます!


フェリシアが大人しかった(笑)三年間は、それまでの辛い出来事によるしょんぼり具合+グレンに嫌われたくないという乙女心による猫かぶりによるものですが、グレンは当然そんな猫かぶってる時の彼女だろうと猫が外れた本来の彼女だろうと大切で愛おしく思ってます。元々、お転婆な彼女に少なからず惹かれて、そしてそんな彼女がもう一度元気に笑えるように手伝いたいと思っていたからこその契約結婚だったので、記憶が戻って、ようやく本来の彼女になった事を心の底から喜んでいます!


続編でこの辺りも入れようかと思っていたのですが、私自身が好きなお話の続編を読む時に過去の話やサイドストーリー以上に、好きになった二人のその先の話が読みたい!と思う人間であり、そして短編の終わりがアレだったので、もし続編を読んでくださるとしたらあの続きの方が絶対喜んでくださるだろうなあと思いまして、勢いよくざっくり削ってしまいました。

短編→続編の二話完結、という形を優先したのでお話としては本当に足りない部分が多過ぎなので、いつかこれはきちんと頭から書いて、何話かになる連載として書き直したいと思っております。その時にまた楽しんでいただけるよう頑張りますね!
たくさんの身に余るような言葉を頂けて本当に嬉しかったです!そして解像度一億パーセントの感想にこれが読解力の高さ……!とおののきました!私の脳内が全て伝わってる……!

何度も繰り返しになりますが、本当に感想ありがとうございました!
[気になる点]
伯爵サイドの話から読みましたが、前編で唐突に「そう言い聞かせていた所に飛び込んできた、彼女からの愛の言葉の数々。」と言い出して何言ってるんだこいつと意味不明さで混乱しました。
あの書き方だとこちらを読んでること前提での展開で意味が分り辛いです。
記憶を失う前の本物のフェリシアが書いた手紙とちゃんと先に明記してください。
読み進めることで本物のフェリシアが書いた手紙のことかと理解出来ますがどういうこと?と混乱状態のまま進むせいで話の内容が入ってこないです。

記憶を失う前のフェリシアはとても静かで大人しい性格をしていた。
のにも関わらず、記憶を取り戻しても明るいというより馬鹿そうなままっていうのは何故?
記憶を失うだけで人格も失うっていうのは納得出来ない。
三年の記憶と所々記憶が虫食いで何故人格まで消えるのかが謎です。
今までのフェリシアはまるで死んでしまったかのよう。
いくら記憶が消えても部分的なら人格が消えるということはおかしいと感じる。
全部の記憶を根こそぎ失ってまっさらな状態になったらな今までのフェリシアが欠落してるならわかります。
が、部分的な記憶の欠落なのに全部無いかのようで人格も異常をきたしてて納得がいかないです。

人格が別人のように豹変したまま戻ること無く記憶を取り戻すって正直気持ちが悪くて……読後がモヤモヤ。
本来のフェリシアが記憶を失う時に精神が完全に死んでしまったことで記憶と身体を奪い乗っ取った別人にしか見えない。
本来の大人しいフェリシアに戻るのならまだしも、真逆のうざい感じの大雑把でおつむの悪そうな人格になって、そのまま本物のフェリシアの記憶も手に入れてその居場所に居座り続けるってちょっとどころではなく嫌なオチでした。
いっそ転生者の前世が蘇るか、フェリシアの精神が完全に死んだことで死んで漂ってた別人が憑依した方がよほどしっくりくるし、感情の行き場所もあるかと思う。そんなやつがフェリシアのフリをして夫とうまくいくのは寝取りもので嫌なので離縁一択でしかないですけど。
この話の内容だとフェリシアを散々苦しめて追い詰めたことで精神分裂を起こして別人格を作り出して本人自身は消滅したようで本物のフェリシアが報われないという感情が強く、良かったとは思えない。
それに別人になったフェリシアを愛するヒーローにも軽蔑してしまう。
フェリシアの人格はどうでもよくて、記憶があって同じ身体なら良いんだと、今までのフェリシアを蔑ろにしてるのもどうしても許せないです。
伯爵に関することで自分自身も忘却したにしても記憶が戻るのなら人格も戻して欲しい。

本物のフェリシアが書いた手紙であって別人になったフェリシアが書いたものじゃないのにその別人のフェリシアを追いかけ回して愛を囁く伯爵は気持ちが悪いです。
本来のフェリシアが言ってほしかった言葉を別人に言っても見ていて腹立たしかったです。

[一言]
本来のフェリシアが得るべき幸せは本来のフェリシアにちゃんと返してあげて欲しい。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 04月28日 02時15分
管理
粗筋に前作のタイトルとリンクを載せ、シリーズ管理でタイトル上のリンクからも飛べるようにした上で、「前作の続きです」と書いていても新しい方から読まれると思っていなかったのでとても驚きました!なので注意書も追加・変更しております!

長文で頂いたので、こちらも話の中身について全てお返ししようと思いはしたのですが、私が書きたい(そして読みたい)と思っている物と、そちら様が読みたいと思っておられる物が根本的に違うのだなと感じました。逐一解説を入れたとしても、納得してもらえるだけの事を私が書けるとは思えないですし、ただでさえ苦痛とすら感じながら読了いただいているのでこれ以上私に時間をかけて貰うのは申し訳ないので止めておきますね。

元々はなろうの別サービスの方で書いておりまして、今回たまたまこの短編の話が浮かび、これならなろうの規約にも引っ掛からないし、せっかくだから記念受験的な感じで投稿してみよう!という勢いで投稿した話です。結果、こうして己の力量を痛感する結果になってます。なろうの壁は厚いですね!普段から投稿されている方は本当にすごいと思います。

記念の投稿も終えたので、これから先は当分こちらで投稿予定はないのですが、それでもいつノリと勢いで投稿するかも分からないので、その時は流してくださるか、もしくは私のIDをミュートしていただけたらなと思います。
作者をミュートしておけば、そちら様の小説の検索結果にも表示されなくなるので、ぜひ。(私の方からでは、そちら様の検索結果に自作を非表示にする機能がなかったのでお手数ですがミュート機能お勧めです)


毎日素敵な小説が投稿されているので、いつかそちら様のブクマやお気に入りユーザー、評価した作品一覧が満載になるくらい楽しめる日が来るのをネットの片隅から祈ってますね!
良き読書ライフをお過ごしください!!
[一言]
すごく面白かったです!
ありがとうございます!!!楽しんでいただけて嬉しいです!!
[気になる点]
結婚してからの3年分の記憶が消えたという設定だと辻褄が合わないところを見つけました。例えば

▷「※多分元々あった性格が表に出てきただけだと思うんですよね」(※一部抜粋)

▷貴族の令嬢とはとても言えない今の自分があまりにもしっくりときすぎている。ならばこれが本来の、本当の自分だったのだろう。

前者の文章。記憶が3年分なくなっただけなのであればその以前の記憶はあるという事ですからもちろん自分の性格は分かっているはずですし、そんな曖昧な表現はしないと思います。後者の方も同様ですね。この文章だと自分自身が誰であったのかすら覚えてないということになってしまいますよ。あと、

▷「そうじゃないですか? 少なくとも私の家族? よりは好きだったと思いますよ」

『家族?』とクエスチョンマークが付いているのも、何度も言いますが3年分の記憶がなくなっただけなのであればおかしいと思います。伯爵の弟が伯爵位に付いたという事は両親どちらかにあたる弟ということで、叔父ですから当然今までに何回も会ったことがあるはずですし仮になんらかの理由で両親が亡くなるまで叔父に会ったことがなかったとしても、結婚して3年分の記憶喪失なら両親の死も叔父が伯爵を継いだのも当然覚えていると思います。




追記:グレンとフェリシアの現在の年齢と過去に二回2人が会った当時の年齢を明確にした方がより分かりやすいと思います。
[一言]
細かすぎたかなとも思ったのですが、どうしても気になってしまって書いてしまいました。今から加筆修正するのは大変だと思うので次回作などの参考にでもしていただければ幸いです。
  • 投稿者: Flower
  • 2021年 04月20日 00時42分
丁寧なご指摘ありがとうございます!!自分でも書きながらここは書き方をどうするかなと悩みながらの所でした。

フェリシアが三年分の記憶しか無くしていないのに自分の事について曖昧なのは、グレンに関わる事=自分の事について(性格だったり両親の事だったり)も忘れてしまっている、というのがあり、そこについてはグレンの視点から「そうなのだろう」という書き方をしただけなので、改めて読み返してこれでは伝わらないと反省しています。
二人の年齢についてもご指摘の通り、きちんと明示した方が良いなと思いました。


この話自体を改稿してその辺りをきちんと伝えられるようにするか、力不足で難しい時は新しくグレン視点での話を書いている途中なので、そこで補足できればと思っています。
ありがとうございました!!!
[良い点]
とっても面白かったですー!!
追いかけっこの部分が特に好きです。
伯爵様が俺って言った時に、フェリシアと共に驚きながらきゃーwwってなりました!
寝室に入ってからの様子も気になりますね!w

  • 投稿者: あやこ
  • 2021年 04月19日 20時00分
感想ありがとうございます!!!追いかけっこの所と、伯爵の一人称が変わる所が一番書きたかった箇所なので、好きと言っていただけて嬉しいです!

寝室に入ってからのアレコレは少しですが活動報告に追記しました。後日改めてきちんとした形でお届けできるよう頑張ります!
[良い点]
愛の詰まった便箋を辿って妻を追いかける。なんてどうやって思いつくんですかねえ。
とてもエモい描写ですね。素敵です。
[気になる点]
最後にベッドイン。イケメンだから許される事ってあるよね!
感想ありがとうございます!!!落ちた便箋拾いながら追いかける辺りは、ヘンゼルとグレーテルの石を辿って家に帰るノリでした(笑)素敵だと受け取ってくださる感性が素敵です!

最後の件は夫婦なのでなにか問題でも??という伯爵による押し切りで終わりました(笑)
[一言]
ごめんなさい性癖どストライクでしたありがとうございました。
1度読み終えすぐ読み返しました。それくらいツボでした。

素敵な作品をこの世に生み出してくださって感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
  • 投稿者: 音色
  • 女性
  • 2021年 04月18日 22時07分
ありがたいお言葉をたくさん頂戴してこちらこそありがとうございます!!!とても嬉しいです!!こんな感じの女の子に大車輪並みに振り回されるおにーちゃん、なカプが大好きなので楽しんでいただけてよかったです!!

感想ありがとうございました!!!
[一言]
子供の頃から気になっていた、不幸になっていた少女を相手に負担かけないように愛したという恋愛ストーリーがどうしてこうなる

すき
  • 投稿者: H!GO!YAH!
  • 2021年 04月18日 17時15分
感想ありがとうございます!!!

そこまでお気遣いで相手をひたすら優先していた伯爵に対し、奥さまが元気に抉るしなんだしでひどすぎたのが原因ですね!(笑)好きと言っていただけてとても嬉しいですー!!!
[一言]
御後がよろしいようでW
  • 投稿者: 柴犬
  • 2021年 04月18日 09時47分
ありがとうございます!(笑)
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