エピソード18の感想一覧

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[気になる点]
西欧では、赤毛はしばしば典型的なユダヤ人の特徴として見られていたようです。
イギリスに関していえば、ケルト系民族と関連があるとかで、アイルランドに赤毛の人が多いそうです。
シェイクスピアの作品では、悪役ユダヤ人は赤毛とされていました(演劇を前提としていた作品群なので、見た目で分かりやすくする意図もあったと推測されます。歌舞伎の隈取みたいなもの?)。
そして、「赤毛の人は気性が激しく舌鋒が鋭い」というステレオタイプがあるらしく、『赤毛のアン』は主人公が「癇癪持ち」として描かれています。
 猫らてみるく様、感想ありがとうございます。

>西欧では、赤毛はしばしば典型的なユダヤ人の特徴として見られていたようです。
イギリスに関していえば、ケルト系民族と関連があるとかで、アイルランドに赤毛の人が多いそうです。
シェイクスピアの作品では、悪役ユダヤ人は赤毛とされていました(演劇を前提としていた作品群なので、見た目で分かりやすくする意図もあったと推測されます。歌舞伎の隈取みたいなもの?)。

 パッと見ただけで区別出来るように、悪役に赤毛が使われていたんですね。赤は目立つので、見ている側もわかりやすく楽しめたことでしょう。赤毛にはマイナスなこともありますが、こういうことはプラスな印象になります!

>そして、「赤毛の人は気性が激しく舌鋒が鋭い」というステレオタイプがあるらしく、『赤毛のアン』は主人公が「癇癪持ち」として描かれています。

 赤毛のアンは読んだことがありませんが、赤毛の人の性格である癇癪持ちだったんですね。当時を知るためにも『赤毛のアン』を機会があれば読んでみようと思います。
  • 髙橋朔也 編著
  • 2021年 05月26日 16時56分
[一言]
「赤髪組合」は、私がホームズものの中でも一二を争う好きな話なので、単独で取り上げていただいて嬉しかったです。
これも一番最初はジュブナイル版で読んだのですが、「ホームズの推理は凄いなぁ」というよりも、「犯人は頭がいいなぁ」という感想をまず持ったことを憶えています。「赤髪組合」解散を、もっと納得させる形で処理できていれば、ウィルスンが疑問を持ってホームズのところに駆け込むこともなく、完全犯罪が成立していた可能性がありますね。
  • 投稿者: 庵字
  • 2021年 05月02日 23時13分
 追記です。庵字様は『赤髪組合』が好きで、『偽毛連盟』なるものを書いたんですね!

 庵字様の『偽毛連盟』まだ読了していませんので、読み終わり次第感想を書かせていただきます。
  • 髙橋朔也 編著
  • 2021年 05月03日 00時17分
 庵字様、感想ありがとうございます。

>「赤髪組合」は、私がホームズものの中でも一二を争う好きな話なので、単独で取り上げていただいて嬉しかったです。

 庵字様の期待にそえて良かったです。『赤髪組合』は私も好きで、質屋ウィルスンを不在にさせる方法が斬新で好きですね。

>「赤髪組合」解散を、もっと納得させる形で処理できていれば、ウィルスンが疑問を持ってホームズのところに駆け込むこともなく、完全犯罪が成立していた可能性がありますね。

 そう考えたことはなく、言われてみればそうですね! そこさえちゃんとしていれば良かったのですが、犯人達は赤髪組合と銀行強盗を結びつけることは出来ないと思っていたのでしょうか。

 せっかくの計画が、その一点をミスしたために失敗することになったのは、犯人側の立場だと辛いです(笑)。
  • 髙橋朔也 編著
  • 2021年 05月03日 00時08分
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