エピソード6の感想一覧
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[一言]
ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士http://shworld.fan.coocan.jp/18_a/endless_main.html
この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士http://shworld.fan.coocan.jp/18_a/endless_main.html
この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
エピソード6
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士
そのページは『シャーロック・ホームズの世界』というサイトの内の一つですね。私も『シャーロック・ホームズの世界』は参考サイトにしています。ランキングタグの参考サイトのリンクがありますよ。
私も水野雅士さんの本で『ホームズ探偵学序説』と『シャーロッキアンへの道』、『シャーロッキアンの放浪三昧』などを参考文献として使っています。本作を書くときには『シャーロッキアンの果てしなき冒険』も多用していますが、ちゃんとまとめられていて、さすがは水野さんですね。
>この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
感想返信や本作を書く際にも、どこの引用かわかりやすい第九章にはお世話になっています(笑)。
>イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
確かに、『憂国のモリアーティ』に登場するホームズはあえて労働者階級の訛りである『コックニー』を使っているとありましたし、日本で言うところの方言みたいなものなんでしょう。
>オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
なるほど。『様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる』は暗に『自分は教養がある』ということをアピールしているかもしれない、ということなんですね。
>言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
発音というものは大切なものだったのですね。下級の階級が使うような発音だと教養がないように思われるのでは、現在で言う英語みたいなものなのでしょうか。英語は苦手です......。
>ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士
そのページは『シャーロック・ホームズの世界』というサイトの内の一つですね。私も『シャーロック・ホームズの世界』は参考サイトにしています。ランキングタグの参考サイトのリンクがありますよ。
私も水野雅士さんの本で『ホームズ探偵学序説』と『シャーロッキアンへの道』、『シャーロッキアンの放浪三昧』などを参考文献として使っています。本作を書くときには『シャーロッキアンの果てしなき冒険』も多用していますが、ちゃんとまとめられていて、さすがは水野さんですね。
>この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
感想返信や本作を書く際にも、どこの引用かわかりやすい第九章にはお世話になっています(笑)。
>イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
確かに、『憂国のモリアーティ』に登場するホームズはあえて労働者階級の訛りである『コックニー』を使っているとありましたし、日本で言うところの方言みたいなものなんでしょう。
>オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
なるほど。『様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる』は暗に『自分は教養がある』ということをアピールしているかもしれない、ということなんですね。
>言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
発音というものは大切なものだったのですね。下級の階級が使うような発音だと教養がないように思われるのでは、現在で言う英語みたいなものなのでしょうか。英語は苦手です......。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月27日 17時39分
[気になる点]
シェイクスピアや聖書の引用が多いのは、ドイルに限らず、欧米作家では多いイメージがあります。
特にイギリス人であるドイルにとっては、当初の読者であった同時代のイギリス人と共通の「ネタ」として都合が良かったはず。
アガサ=クリスティなんかも、シェイクスピア、聖書、あとマザーグースからの引用が多い気がします。
[一言]
誕生日の根拠ってよく分からないものが多いですね。
キリストの誕生日は実はクリスマスではない、とか。
お釈迦様の誕生日が4月8日というのも、根拠ははっきりしないようです。
今は、小説にしろ漫画にしろ、登場人物の設定として誕生日が明記されていることも少なくないですが、登場人物の誕生日が問題にされるというか、読者が気にし出したのって、いつ頃からなのでしょうか?ひょっとして、ホームズがその走り?
シェイクスピアや聖書の引用が多いのは、ドイルに限らず、欧米作家では多いイメージがあります。
特にイギリス人であるドイルにとっては、当初の読者であった同時代のイギリス人と共通の「ネタ」として都合が良かったはず。
アガサ=クリスティなんかも、シェイクスピア、聖書、あとマザーグースからの引用が多い気がします。
[一言]
誕生日の根拠ってよく分からないものが多いですね。
キリストの誕生日は実はクリスマスではない、とか。
お釈迦様の誕生日が4月8日というのも、根拠ははっきりしないようです。
今は、小説にしろ漫画にしろ、登場人物の設定として誕生日が明記されていることも少なくないですが、登場人物の誕生日が問題にされるというか、読者が気にし出したのって、いつ頃からなのでしょうか?ひょっとして、ホームズがその走り?
エピソード6
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>シェイクスピアや聖書の引用が多いのは、ドイルに限らず、欧米作家では多いイメージがあります。
特にイギリス人であるドイルにとっては、当初の読者であった同時代のイギリス人と共通の「ネタ」として都合が良かったはず。
シェイクスピアや聖書の引用は、ドイルだけではないんですね。ただ、ドイルはカトリックを捨てていたと言われていますし、『空き家の冒険』と『赤い輪』ではシェイクスピア『十二夜』の同じフレーズが引用されています。ドイルにとって特別な何かがあった可能性は否めません。
シェイクスピアや聖書の引用が欧米作家に多いということを教えていただきありがとうございます。ホームズの誕生日が1月6日だとする説を否むような決定的な証拠を探してみようと思いました。
>アガサ=クリスティなんかも、シェイクスピア、聖書、あとマザーグースからの引用が多い気がします。
クリスティーもそうなのですか。くわしく読み込んではいなかったので、意外でした。
>誕生日の根拠ってよく分からないものが多いですね。
キリストの誕生日は実はクリスマスではない、とか。
お釈迦様の誕生日が4月8日というのも、根拠ははっきりしないようです。
キリストの誕生日がクリスマスではないということが書かれている雑学の本を持っていた記憶があったので探してみましたが、数分では見つかりませんでした。お釈迦様の誕生日が4月8日というのは初耳です!
>今は、小説にしろ漫画にしろ、登場人物の設定として誕生日が明記されていることも少なくないですが、登場人物の誕生日が問題にされるというか、読者が気にし出したのって、いつ頃からなのでしょうか?ひょっとして、ホームズがその走り?
そこまでくわしくはわかりませんが、海外では(日本でも?)自分のルーツである誕生日を盛大に祝うと聞いたことがあります。つまり、かなり昔から登場人物の誕生日を気にする人は多かったのではないでしょうか。
シャーロキアンほど登場人物の誕生日などを研究するような団体はないので、そういう点を鑑みるとホームズがその走りかもしれません(笑)。
>シェイクスピアや聖書の引用が多いのは、ドイルに限らず、欧米作家では多いイメージがあります。
特にイギリス人であるドイルにとっては、当初の読者であった同時代のイギリス人と共通の「ネタ」として都合が良かったはず。
シェイクスピアや聖書の引用は、ドイルだけではないんですね。ただ、ドイルはカトリックを捨てていたと言われていますし、『空き家の冒険』と『赤い輪』ではシェイクスピア『十二夜』の同じフレーズが引用されています。ドイルにとって特別な何かがあった可能性は否めません。
シェイクスピアや聖書の引用が欧米作家に多いということを教えていただきありがとうございます。ホームズの誕生日が1月6日だとする説を否むような決定的な証拠を探してみようと思いました。
>アガサ=クリスティなんかも、シェイクスピア、聖書、あとマザーグースからの引用が多い気がします。
クリスティーもそうなのですか。くわしく読み込んではいなかったので、意外でした。
>誕生日の根拠ってよく分からないものが多いですね。
キリストの誕生日は実はクリスマスではない、とか。
お釈迦様の誕生日が4月8日というのも、根拠ははっきりしないようです。
キリストの誕生日がクリスマスではないということが書かれている雑学の本を持っていた記憶があったので探してみましたが、数分では見つかりませんでした。お釈迦様の誕生日が4月8日というのは初耳です!
>今は、小説にしろ漫画にしろ、登場人物の設定として誕生日が明記されていることも少なくないですが、登場人物の誕生日が問題にされるというか、読者が気にし出したのって、いつ頃からなのでしょうか?ひょっとして、ホームズがその走り?
そこまでくわしくはわかりませんが、海外では(日本でも?)自分のルーツである誕生日を盛大に祝うと聞いたことがあります。つまり、かなり昔から登場人物の誕生日を気にする人は多かったのではないでしょうか。
シャーロキアンほど登場人物の誕生日などを研究するような団体はないので、そういう点を鑑みるとホームズがその走りかもしれません(笑)。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月26日 16時43分
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