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[一言]
ここまで読ませて頂きました。
こういう設定は好みなので、ワクワクしながら読むことが出来ました笑笑
さて本題に入りますが、まず文章については特に問題は見受けらず、とてもスラスラと進むことが出来ました。
ストーリーはとても面白いです。冒頭の引き込み方も良く、丁寧に描写が出来ています。
ただ丁寧なのは良いのですが、冒頭をもう少し簡略化すれば、もっと読者を呼べると思います。
プロローグの役目としては物語の立ち上がり。つまりあえて情報量を少なく(これは文章減らすという意味ではない)することによって、物語に読者を引き寄せることです。
こういうファンタジーものですと、いろいろ説明しなきゃと考えるのは分かりますが、あくまでプロローグなので、そこまで丁寧に書く必要はないのかな、と僕は思いました。

自分の中で、これは必要だというものを上手くまとめて、最低限読者を置いてかないように簡略化することが出来れば、もっと作品に厚みを出す事が出来ると思いました。

感想は以上となります。
まだ応募作品が他にもありますので、ここまでとさせて頂きますが、引き続き追って行きたいと思いました!
これからも頑張ってください。
  • 投稿者: 冬馬
  • 2021年 05月03日 22時41分
感想ありがとうございます!

丁寧すぎて読者が離れていってしまうとは……!
プロローグを本当に物語の始まりて考えていたのでこのような形になりましたが、塩梅が難しいですね。

相方とも相談しつつ、なろう版は内容をそのままにもう少し簡略化してみようかなと思います。

今後も何か気になった点などがあったらご指摘いただけると嬉しいです。

これからも応援よろしくお願いします!
[良い点]
一つ一つの文章が工夫されていて登場人物の感情の変化が鮮明に伝わってきました。

[一言]
隠れた名作ですね
感想ありがとうございます!
伝わっていただいて嬉しいです!
[良い点]
レビュー全文

【物語は】
ある事件から始まる。奴隷だった少女の最初の運命から、儀式によって蘇り、少女はリンに出逢うこととなる。儀式は成功したといえるのだろうか。

彼女が蘇り再び目を覚ました時、そこには何とも言い難い光景が広がっていた。全てを失った少女は、自分が誰であるかも忘れてしまっていた。奴隷という言葉に反応はするものの。
目が覚めた時に傍に居たのは、物言わぬ異形の男。危害は加えてこないものの、謎に包まれたまま。そんなところに現れたのが、行商のリン。異形の男ともども、彼女について街へ行くこととなったのだった。

【世界観・オリジナル設定部分について】
プロローグでは、ある教団の教えを信じる男が出てくる。彼は異教徒の男性を更生(神の教えを説く)させるために、その人物のところへ赴く。
彼にとっては奴隷少女との出会いは、想定外だったのかも知れない。この部分では、教団の思想、教団がどのようなことを行っているのかが分かってくる。残酷な表現もあるものの、丁寧に儀式の様子などが描かれている為、分かりやすい。この少女には記憶はないが、読み手には何が起こったのか分かるようになっている。
ここで分かるのはこの世界では死者を蘇生できるという事と、彼らがどんな存在なのかという事。そして、彼女がある特殊な状況の適合者であることだ。
(ネタバレになるため、抽象的に表現しております)

異形の男について。奴隷少女も行商のリンも怖がったり、気味悪がったりしてはいるが彼に攻撃をする様子がない。そのことから、異形の得体の知れないものがこの世界に存在することは珍しくないと考えられる。

【物語・登場人物の魅力】
この物語は奴隷少女を中心に、思惑を抱く側と、彼女を守ろうとする側が存在している。主人公であり中心人物でありながら、何も知らない少女。いつの間にか、身に覚えのない力を手に入れてしまう。しかもその力は奇妙なもの。望まずして得た力に、彼女自身が畏怖してしまう。
そんな彼女支えているのは、彼女を拾った行商のリン。リンは不思議な女性である。肝が据わっていると感じるが、彼女がこの少女に優しくなれるのには、別の理由もあるのではないかと感じた。
(話が進むとこの部分について知ることが出来る)

異形の男は重要な人物でるように感じるのに、謎しかない。彼については序盤では謎が多いが、話が進むとその部分について明かされている。
この物語は、群像劇であり主人公の視点だけでは分らないことの方が多い。つまり別の視点を通して、物語の全貌が見えてくるのはないだろうか。

主人公は、たまたま適合したのだろうか?
それとも運命なのか。

【物語のみどころ】
この物語は、世界観に拘りを感じる。しかしそれ以上に、ヒューマンドラマ部分に魅力を感じる。特に、記憶を失い謎の能力を手にしてしまった少女を優しく守ろうとする、リン。主人公は、はじめは優しくされることに戸惑いを覚える。しかし、リンによって少しづつ心を開いていくように感じた。

だが、彼女たちの知らないところで、思惑は動いている。自分だけが知らない自分自身の正体。意識のない時に起こった事実。ある一件から彼女は、怖がっていた自分自身の力を受け入れる。それはきっと、守りたいものが出来たからなのではないだろうか。

そして徐々に明かされる、リンの秘密や奴隷のこと、異形の男について。
戦闘シーンにも見どころの一つ。ハラハラ感やスピード感のある物語。
知れば知るほど、面白さを感じる。散りばめられた、伏線に感じる部分。
これらはどう繋がっていくのだろうか。

あなたもお手に取られてみませんか?
これからどんな風に展開されていくのか。
とても夢中になってしまう物語です。
是非、読まれてみてくださいね。おすすめです。
[良い点]
ダークファンタジーなるものを初めて読みましたが、少女の細やかな感情など細かく描写されていて、読み応えがありました。
あと、世界観が独特で圧巻でした。
[一言]
五話までと言う企画の為、まだ彼女の名前を知らないままなのが残念です。また折りを見て読ませていただきますね。
感想ありがとうございます!

なろうに来てから初めての感想でした!

是非またいらしてくださいねー!
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