エピソード19の感想一覧

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[良い点]
 完結おめでとうございます。
[気になる点]
 山田花子みたいな人を殺す事でしかコミュニケーションを取れないサイコパスでも、人恋しくて自分と似たような仲間が欲しかったのでしょうか?
 そう考えると、どんなバケモノでも、一人で生きるのはキツイのかもしれませんね。
 そう考えると、今後も友人や恋人になれた人間を殺し続ける業を背負い、ず~っと一人で生きて行く定めの彼女は、ある意味死刑よりもっと残酷かもですね。
 
[一言]
 康介に見えていた父と母と姉の正体、アレは彼の守護霊のような者だったのですね。
 やっと正体が判明してスッキリです。
 
 
 くろねこさん、感想ありがとうございます。
 このところ忙しく、返信が遅れてしまい申し訳ありません。山田は……正直、書いている自分でもよくわからないキャラですね。書き続けていくうちに、だんだんはっきりしてくると思いますので、また別の作品にも登場させる予定ではいます。ただ、同じ名前で登場させられないのがツラいところですね。最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
[良い点]
ぬおおおおーーーん!
康介ぇぇーー!
せっかく!
まっとうに生きれそうだったのに!
山田恐るべし!

面白かったです!
[一言]
ペドロさんに続くヤバいキャラが生まれてしまいましたね!
  • 投稿者: 暮伊豆
  • 2021年 10月03日 21時42分
 暮伊豆さん、感想ありがとうございます。
 あの山田とかかわってしまったことが、彼の運命を決定付けてしまいました。暗く救いのない話でしたが、面白かったと言っていただけて嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
[良い点]
完結お疲れ様でした!

 康介の設定とタイトルから『短編集だよ!』の「夏が、来た」のリメイクと思い、楽しみに読み始めました。

 山田花子のキャラクター造形が見事で、登場以後、ストーリーの進行と共に(康介視点で語られる)康介との関係がなし崩し的に(花子にして見れば計算ずくだったのかも)深まって行く様子が、まさに段々と泥沼に沈んで様で怖かったです。 

 花子はペドロとは、また全く異質のウルトラモンスターですね。



 「夏が、来た」では、家族の幽霊(幻覚?)は、主人公の後悔と罪悪感(捨て切れない家族への愛情と無力だった自分への憤り)表出、或いは、家族の「お前はコッチに来るな」との(守護霊的な)見守りか? と思っていました。 今作ラストで、とてもやり切れないカタチで納得出来ました。



 花子の生い立ちからは「人は人間として育てられ、人間扱いされて、はじめて人間として生きられる」と言う言葉を思い出しました。

 花子が康介を殺すまでに1年の間を空けたのは、康介に隙が出来るのをうかがっていたのと共に、「もしかしたら、やっぱり自分の同類なんじゃないか? ありのままの自分を受け入れて、自分と共に生きて行ける存在になれる、なってくれるんじゃないか? 」との未練と微かにでも期待する気持ちがあったのかも? と思い、少し切なくなりました。怪物にもヒトココロの欠片があるのか、と。



深く刺さる物語でした、ありがとうございました!
  • 投稿者: 漉緒
  • 2021年 09月29日 05時49分
 漉緒さん、感想ありがとうございます。
 あの家族が何者なのかは、読む方の判断に任せています。あの短編は、どうも今ひとつ書き足らなかった感があったので、こうしてリメイクしました。実は、リメイクを考えている短編が他にもあったりします(笑)。それはともかく、山田花子は難しいキャラでした。正直、今回では語り足りなかった気もします。また他の作品にて登場するかもしれませんが、扱いの難しいキャラですね。こんな暗く救いのない作品に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
[気になる点]
『アンタだけは違うと思ってた』は

①康介だけは違うと思ってた
②出会って『これは』と思う男にはいつも『他とは違う』と思うが、最終的にこう思う(そして殺す)

……の、二通りの解釈ができると思うのですが、赤井さん的にはどちらのイメージなのでしょうか?

[一言]
完結おめでとうございます!

実は展開予想をしていたのですが、途中から恥ずかしいレベルでハズれていました!なので語らない(笑)

康介にしても山田にしても、とても孤独な物語でした。
特に山田は冷酷無慈悲なシリアルキラーでありながら、他者の存在に共感と救いを求めているのを感じた今回。
そう思うと無惨なラストがとても切ないです。

康介がもし山田に情を傾けたまま、彼女を裏切らなかったら。……まあ、それでも上手くはいかないと思いますが。
『山田花子』を康介という人間の立ち位置から眺めると父や家族が遭ったのと同様に『悪夢のような現実を齎す人物』でありながら、『康介自身』であり『救いとなり得る人物』でもあって。
死んだ家族の霊(幻覚?)とクスリのエピソード、他人からの山田情報などの要素も全てが『覚めない夢を見ている』ようでした。

面白かったです!
お疲れ様でした!!
  • 投稿者: 砂臥 環
  • 2021年 09月28日 01時55分
 砂臥 環さん、感想ありがとうございます。
 気になる点ですが、どちらも正解です。康介への気持ちの方が少し強いかな、といった感じでしょうか。この作品は、いろんな意味で本当に難しかったです。また、山田という怪物を描ききれなかったかな、という反省点もありました。そんな作品ではありますが、楽しんでいただけたなら何よりです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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