エピソード68の感想一覧

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[一言]
この神官長って本当に神官か?

既に売り払われてる歌姫はたくさんいるし、元巫女姫候補が幸せになれたのも、運に左右されていた。

だいぶ前からこの神官長が黒幕ぽいとは思ってたけど、神官職が俗にまみれすぎだろとは思う。
[良い点]
主人公側の味方の筈なのに、見ていてイラッを通り越したヘイトを稼ぐキャラ描写。

ヨシュアも神官長も同類ですよね。どちらも人の心が分からないし、自分の利益のために他者を平気で駒扱いしながらもそれがその他者のためだと思っている。一見すると有能に見えるのに、実はとんでもないポンコツで有害なところとか。
[気になる点]
神官長の引責辞任説が出ていますが、もし本当に神官長がそのつもりなら、神官長って自己評価がエベレストよりも高いナルシストですね。神官長のクビ一つで済む事態ではないでしょう。と言うか、神官長が物理的に腹かっさばいても到底償いきれないレベルかと思います。

今回の巡業だけでも巫女姫と犯罪者を除いたまともな神官や歌姫、下女、護衛の数が約70人で、既に外国に売り払われた歌姫や追放された人たちを含めると恐らく3桁を超える人たちの命を危険に晒し、酷い目に遭わせ、人生を狂わせたわけで。無能で怠惰な老いぼれ1人の命を差し出しても到底釣り合わないです。

前王の肝いりで神官長に就任してから20年、やろうと思えばとっくに神殿を掌握して小悪は早い段階で潰せた筈です。前に対立派閥のグループを考察しましたが、その後で国王陛下は実は神官長のグループで、更に国王陛下と同等の権力を持つ辺境伯たちまでもがこちらのグループだったことが判明しました。とすると、巨悪はせいぜい宰相レベルで、国王の一声で解任もできるし、巫女姫の資格を失うようなアリシアを巫女姫に据える必然性もなかったのですよ。

膿出しにしては、その膿をせっせと自分で作り出している事態がもう本末転倒なわけで。犠牲を払ってでも膿出ししましたという自分に酔いたかっただけじゃないのか。

女神様だって喜びませんよ。努力をしない巫女姫であるアリシアのことはお気に召さないと天候からも推測できるのに、歌姫たちの教育を怠って質を落とし、神官長の酷い扱いのせいで今後は歌姫の成り手や活動内容の減少も十分に予測されます。更には既に他国に出て行った歌姫たちも多い現状です。

歌姫たちの質や数の減少の被害をもろに受けるのは、民衆です。これまでだって神官長がまじめな神官や歌姫にきちんと働く場を提供していたら、広く民衆も祝福を受けられました。土地に音楽がない期間が長く続いたばかりに早死にしてしまった人だっていたでしょうに。その数は一体、どれだけになるか。

この20年間、神官長はもっとまともなこともたくさん出来た筈ですよね。辺境伯たちはずっと歌姫を望んでいたのに、その要望に応えませんでした。歌姫が領主夫人として降嫁したなら、その領は音楽が発展し、豊かになったのに。
まあ結婚は強制できませんから降嫁でなくても、各地に神殿はあったのだから、そこを拠点に音楽を普及させることもできた筈です。神殿に神官を置いている数の方が少ない状態だとあったので、まずは神官不在の神殿に神官を派遣して、その地で女神様の正しい教えを広めるという、そんな当たり前の正道をどうして行えなかったのか。

ずっと引っかかっていたことがありました。賛美歌など貴族的な音楽だけが評価されていることに関して、アリエッティはいや違うそう考えるのは勉強不足だ、貴族なら本を読めば分かると批判的でしたね。神官長がそう言って貴族達を放置していたとあったので、実は神官長の受け売りだったのですが。(ただ今探したら見つからなかったので、改稿前のエピソードだったようです。)

でも伯爵令嬢であるアリエッティも、歌姫になったから勉強して知ったことで、もしそうでなければそんな知識を得る機会があったとは思えません。普通に考えれば本だって貴重だろうし、他にやることも多くて知ろうと自分から勉強する人だって少数派の筈です。だからこそ各地で神官が地道に啓蒙活動をする必要があるなぁと思っていました。そして神官長、放置でいいの?と。
[一言]
そもそも今回、巫女姫が犯罪者になって断罪される事態になったことに対して、軽く考えすぎです。

まともに祝福を与えられない巫女姫というだけでも問題なのに、色恋を巡る刃傷沙汰に、更には人身売買への関与ですか。そんな奴をなんで巫女姫にしたと、巫女姫への信仰も、それを選んだ神殿への敬意や権威も地の底まで落ちます。

いやこれは公開しない、非公開で…と処理するかもしれませんが、それでも貴族達は真相を知るだろうし、真相を知らない平民たちにはいきなり巫女姫が下ろされた、理不尽だと思い切り反感を買ってやはり神殿が批判の対象に。何せ啓蒙活動を怠ったツケで、民衆の心は相変わらず巫女姫一強ですから。

どちらに転んでも神殿にとってはマイナスにしかならないのに。人の心が分からないと言うか、まともな想像力や判断直に致命的に欠けているように見えます。

神官長のやり方を見ていると、この人は本当の意味での信仰心を持ち合わせていないし、女神様のためとも思っていない気がします。ただ王侯貴族に混じって権力闘争に加わって、自分がどこまでできるか試したかっただけに見えました。

神殿は本来、民衆に音楽を広めて女神の恩恵を受け人々を幸せにするという目的があったのに、その手段に過ぎない神殿の権力掌握のために本来の目的を平気で犠牲にできたという。前にも書きましたが、手段と目的が入れ替わった本末転倒なことをしていますよね。

神官長は、本当に自分がするべきことを怠り、更には見過ごしてはいけなかったことを放置して事態をこじらせ、それなのにやりきったと満足している勘違い野郎にしか見えません。
  • 投稿者: ねこ
  • 2021年 07月08日 19時59分
[一言]
アリエッティの結婚の話、神官長が潰してたのかな。

ヨシュアはアリシアに結婚申し込んでいたからアリエッティを向かわせても問題なしと踏んでいたのかと思うと、本当にアリエッティが可哀想でならない…

どうかアリエッティが外国で幸せになれますように。
  • 投稿者: よーこ
  • 2021年 07月08日 19時34分
[気になる点]
それに。
わたしは、あなたを許してない。
わたしはわたしのために、あなたを許してはいけないの。

…間違いかも知れないけど↑の意味が突然分かって思わず声上げてしまった。
  • 投稿者: 錆男
  • 2021年 07月08日 16時35分
[良い点]
アリエッティがついに決心を口にしたこと
洗脳されてなくて良かった
[気になる点]
神官長が思ったより腹黒狸で、アリエッティがぶんぶん振り回されてた
巫女姫の刃傷沙汰をそつなく報告したヨシュアだけど、独自の情報網持ってる神官長は全部お見通しだったりして
アリエッティに跡を継がせようと思ってたというのも本心かな
カービングでの冷遇を許してなくて、ヨシュア相手に牽制してるのでは?
>この国にいる限り、君は神殿と離れられないよ
これもアリーに決心を促す為と、ヨシュアに邪魔しない様釘をさしてるとか
想像以上の成果をもたらしたヨシュアだけど、強引な手法に危うさを感じてアリエッティに火の粉がかからないよう逃がしたい親心だと思いたい
[一言]
ヨシュアさん、アリーの思う通りにさせてあげるのも愛情よ
監禁とかしたら駄目だよ
  • 投稿者: 雲丹
  • 2021年 07月08日 08時50分
[一言]
神官長も部下の不祥事の責任を取ってその座から退くのでしょうか。
ま、そうじゃなきゃこの国おかしいよね。
で、次期神官長がアリエッティ?う〜ん…
やっぱり、国外脱出一択。でも、邪魔する輩が多そうですね。
ここでヨシュアが、アリエッティの望むように国外脱出を手伝うなら、少し見直すんだけどな。

先が読めない物語のおもしろいこと。
これからも楽しみにしています!
[一言]
外国って書くより国外の方が良いと思います。主権の国王の届かない場所は外国の意味として有り得て、この話の場合、各辺境伯の地は外国の意味の範囲にあります。
[良い点]
良い意味でも悪い意味でも神官長が一番の悪役をやってくれている事。巫女姫の巡業をに付き合わせたレイモンドを試してる様子から自分が倒される事まで織り込み済みでやってるような雰囲気がありますが。

神官長が現在の地位に就いたのが二十年前のカービング領で起きた女神の裁きの起きた時の話で、恐らくはその件から先代の国王から抜擢されたのが彼だったのだと思います。巫女姫の巡業を行う事なく、神官を派遣する事なく、カービング領が女神から見放された土地とする事で女神の教えを貴族に再度染み渡らせたのだろうなとか、どうしてあの土地が対処されなかったのかと言う疑問はこんな感じかなと思います。

アリエッティにこのネタばらしに関しても彼女から反発を生ませる為の方法ではないかと思います。彼女がこうすればどうなるか、と言う部分に関してよく把握した上での振る舞いのように思えて、こう言う政治的な判断をする部分をアリエッティが嫌う事もよく知った上で此処で語ってるような。

自分を悪役にしたてる事でこの後に待ってるであろう事態に対して、ヨシュアを含む味方になるであろう陣営からの協力を受け止められるように、敢えてこの態度を見せてるような感じがしますね。
[一言]
個人的にはもうアリエッティが幸せになれる場所なら何処でもいい。

ヨシュアはこの後に待ってるであろう王族、神殿からの攻撃に対してアリエッティを守ってくれるだろうし、オスカー殿下、セシリアの公爵家は味方になってくれそうな予感。レッティモン関連で他の辺境伯からの味方も得られる事を期待したい所ですね。

正直に次は王命あたりで次期神官長に抜擢されそうだなとか。
同じような例が一度あれば二度あるような感じ。

現行の国王と神殿の体制のままであれば、ヨシュアが何処まで頑張ってもアリエッティを嫁にする事は承認されないと思うので、変な欲を出さずにアリエッティをしっかり逃がせよって思うんだけどどうなるだろうか。
  • 投稿者: 隆夜
  • 2021年 07月08日 01時45分
[良い点]
神官長の意図がようやくわかった事

やっと自分を2番手扱いするクズたちと決別できそうな所。
[気になる点]
ヨシュアがアリエッティが自分の女であるという既成事実を作ろうと囲い込んでるようにしか見えない所。
神官長も、所詮ヨシュアの同類で、アリエッティを自分に都合の良い女としてしか扱っていない所。

神官長の意志に従って、アリエッティが神官長なり巫女姫を継いだところで、神官長にとっては女神様という1番手の女への信仰を取り戻す為の礎となる2番手の女に過ぎないとしか見えない。
[一言]
神官長が、女神よりも巫女姫に偏重する最近の風潮を良く思っていないのは、物語最初の方で既に出ていました。その風潮はカービングでヨシュアの両親が亡くなり、彼が神官長の任期を初めて務めたおおよそ20年近く前から、つまりアリエッティ達、この物語のメインキャラが物心つくかつかないかの頃からずっとそうでした。
>嫋やかな雰囲気とは裏腹に、リチャード様のやり方は静かな毒と評されるくらい、それとわからないうちに足をすくわれている、恐ろしいもの。
だけど、それが嫌なら、先の国王直々に指名されて神官長に初就任した時点で、意識を変えようと試みるべきでした。人々の意識を変えるには時間が掛かって、すぐには効果が見えず挫折したのかもしれません。でも今の神官長を見る限り、手を尽くしてそれでもだめだったようには見えません。神官長はそんな気の長い地道なことをやるより、ただ漫然と巫女姫偏重派達がボロを出してお得意の陰謀を張り巡らせる日を待っていただけです。その年月の間に迷惑を被った数多の歌姫や末端神官や民の事など見向きもせずに。あるいは女神第一でない民など神官長にはどうでも良いのでしょう。
女神様を1番手の女と考えている神官長にとって、巫女姫を政治の椅子取りゲームにする上位貴族は元より、それを疑わず歌姫になった女性達も、巫女姫の祝福を待望する民も、全て唾棄すべき不信心者に過ぎません。
だから、神殿を信じて売られた歌姫達も、あるいは金を出した外国貴族も、強行された巡業でひどい目に合った名も出ない若い歌姫達も、巫女姫の祝福を心待ちにしていた民も、巫女姫偏重派を効率的に潰す目的の前にはどうでも良いこと。それを見過ごせないアリエッティや他の心ある人達が動いてくれては折角の陰謀が潰れてしまうので、そちらには情報を教えなかった。
端的に言って、自分の無能と怠惰を棚に上げた傲慢クズでしょう、神官長。

>だって神殿の紹介って言われたら、信用してしまうもの。
>まあ、声をかけられた歌姫たちが、実家に相談しないわけがないし、それぞれの貴族家がこの企みを見抜けないのが悪いってことなのかしら。
外国の人達は、キックナーたちが怪しいとは思ってもこれが当地や当神殿の正規手順と言われたらそうだと思ってしまうでしょう。ローズの旦那さんがそう言っています。
また、親兄弟に先立たれてとか、アリエッティのように家族はいても家族に頼れないとかで、神殿しか寄る辺のない貴族出身の歌姫は他にもいたでしょう。そういう歌姫が実家に泣きつける訳もない。
あんまりにも神官長が無責任で無能です。逆説的に言えば、こんなトップだからこそ巫女姫偏重が修正されず温存されてきたのでは?

ヨシュアについてはもうあきれ果てているので言及しません。
  • 投稿者: r
  • 2021年 07月08日 01時03分
[一言]
ヨシュアより神官長の方が嫌い。

神官長はアリエッティをいいように動かして苦労させた挙句、更に権威の崩れかけた教会の立て直しまでさせようとしてる。
でも、あなたと違って『どこまでもまっすぐで純粋に教義を守る』アリエッティに『陰謀や策謀』を躱し、『腹芸』出来るような腹黒さは備わってない。
翻弄されて疲れはてる姿しか見えない…。

それにアリエッティ自身の幸せは?
自分の後継にするために『巫女姫』にも『花嫁』にもさせなかったの?
『自由』に羽ばたく事なく教会の為に一生を捧げろということ?
ざけんな!
アリエッティ、国外出よう!もうこんな国にいなくていい!


  • 投稿者: シロエ
  • 2021年 07月08日 00時54分
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