エピソード113の感想一覧

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[良い点]
>汚れた子宮で産み落とされたレオンハルト

リシュリューの女扈従は、逆だと言いましたよね。

>マリー王妃陛下の子宮は、真に愛する男性によって浄化

面白い対比です。
愛の力が絶対なのは、リシュリューの女だから?
[気になる点]
>七忠の強権を崩す
>王ヨーハンの政治指針のための、よい口実

だよね。マリーはちょいと考えが甘かったね。
いくら自分に夢中だからと言って、国王がそれだけで取引するわけがない。

>私を手に入れるためだけに、己の父親を殺す魔物のような男!

というマリーの見解は甘い!!
愛がそんなに全てなのは、リシュリューの女だから!?

ヴィエルジュは「一方、夫ヨーハンは愛の名のもとに、彼の父親と、その忠臣の命を奪い、王となりました」と言ったけど、内容的にはそこは本筋じゃなく、思想や理想の違いだったけど。

リシュリューもトリトンも愛愛ってもうーっ笑!
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2024年 01月02日 03時04分
対比にお気づきくださってありがとうございます!!!!
立場をたがえると、汚れが変わってしまうという……たいていの場合は、正式な夫よりも、不倫のほうが汚れになるかと思いますが。

マリーもトリトンも甘いですよね。
というのも、エノシガイオス公国はフランクベルト王国よりずっと古い国なので、根底にある思想もまた古かったりします。
フランクベルトのほうがより戦略的で近代的(そのうえ王ヨーハンは啓蒙思想にまで突っ走っちゃってますし)なのに対し、エノシガイオス公国は「誠実」「忠義」に「愛」といった、騎士道的精神っぽいものが重んじられるという……。

リシュリューはフランクベルト王国の領邦でありながらも、エノシガイオスの血脈も継ぐので、兄ヴィエルジュと妹マリーのように、その立場は人によるイメージです。

フランクベルト王ヨーハンは忠節や愛より、思想。
エノシガイオス公子トリトンは思想より、忠節に愛。
双方とも理想はありながら、ゴールが違う感じです。

ああ~、またもや自作を長々と解説してしまってすみません……!
もっとわかりやすく!
物語内で判明するように心がけます。
[良い点]
なーるほど。ヨーハンというのは、人間を良く観察して、その本質を見抜ける人なのね。

つまり強力なワンマン君主じゃなくて、有能な人間を適材適所に配置出来れば、それを管理してよい政治ができる近代国家君主タイプ!
個人経営の社長じゃなくて、株式会社の取締役!

彼にとっては、七忠こそがガンだね。
上級顧問の彼らが決議をするから、この国がなんかまとまらないんだわ。
世襲というものの恐ろしさかー。
[気になる点]
>ヨーハンの性向について、ロベール自身と同族のくくりで見なし

うーーーん!? どういうことだろ。
これはそのうち回収される伏線かな。

>かつての友アンリ

今はもう友じゃないのか、ヨーハンにとっては。互いに切ない関係だのうー。

リシュリュー家のシャルル、どういう気なんだろう。
娘と孫、なんかの駒なのかなあ。
蝶という性格上か、この掴みどころなさが胡散臭い。
[一言]
>見せかけるために。

ヨーハン、暗愚じゃないね。
己の悪評を利用して、それっぽい罠(?)を仕掛けるのは、ただの馬鹿じゃできない。

そうなると、銅板の情報を流した者もアヤシクなるね。
すごい陰謀渦巻く世界だわ、フランベルト!!
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2023年 11月20日 04時40分
日置 槐さま

ご感想と誤字報告ありがとうございます!
助かります……!

日置さまからのヨーハンの評価が、ちょっと上がった!
ありがとうございます♡
私はもちろん、ヨーハンもきっと喜んでいるはず。

ロベールの箇所は、同族嫌悪という意味以外に含むところはないです。
わかりにくい表現だったなぁと反省。
少し修正をしました。
ご指摘ありがとうございます。

シャルルは自称、害のない蝶なんですが、勝手に飛び回ってますね。
害のない……あるよね? という。

丁寧に伏線を見つけてくださり、ありがとうございます。
ちゃんと回収できるよう、頑張ります。
納得のできる物語を書こう、と気合いが入りますー!
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