感想一覧
感想絞り込み
[良い点]
貴族令嬢ものを書く作者さんってなんでこんなに文章上手いんでしょ
貴族令嬢ものを書く作者さんってなんでこんなに文章上手いんでしょ
エピソード4
読みやすいように、またはシーンが想像しやすいように意識して書いているので、お褒め下さり嬉しいです!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 07月15日 21時29分
[良い点]
良質な読みごたえでした。
[気になる点]
・「俺の爵位は下がるが、ナディアが王子妃になることは変わらない
高位貴族が複数の爵位を保有しているのは現実に有ることです。
王族である大公・公爵が、同時に伯爵であっても良いと考えます。
例えば、先々生まれる跡目が、家督継承までの間、家のメインの爵位ではない伯爵を名乗るなんてのも有ろうかと。
或いは、子供が複数生まれたら、家督を継がない方に伯爵を継がせるなども。
良質な読みごたえでした。
[気になる点]
・「俺の爵位は下がるが、ナディアが王子妃になることは変わらない
高位貴族が複数の爵位を保有しているのは現実に有ることです。
王族である大公・公爵が、同時に伯爵であっても良いと考えます。
例えば、先々生まれる跡目が、家督継承までの間、家のメインの爵位ではない伯爵を名乗るなんてのも有ろうかと。
或いは、子供が複数生まれたら、家督を継がない方に伯爵を継がせるなども。
エピソード36
楽しく読んでいただけたようで嬉しいです!
仰る通り、複数の爵位を保有するのはありですよね!
しかし短いストーリーの中で、爵位を細分化し家名が変わることで家系の繋がりに混乱してしまいそうで、単純化させてしまいました。
もし他の作品で爵位問題を扱うときがありましたら参考にさせていただきます!
感想ありがとうございます!
仰る通り、複数の爵位を保有するのはありですよね!
しかし短いストーリーの中で、爵位を細分化し家名が変わることで家系の繋がりに混乱してしまいそうで、単純化させてしまいました。
もし他の作品で爵位問題を扱うときがありましたら参考にさせていただきます!
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 07月14日 20時48分
[良い点]
面白かったので一気に読みました。
[気になる点]
全体通して、時代設定が微妙。16世紀の貴族社会かなと思いつつ電気が通ってたり。
[一言]
落窪物語そのままの展開でした。
面白かったので一気に読みました。
[気になる点]
全体通して、時代設定が微妙。16世紀の貴族社会かなと思いつつ電気が通ってたり。
[一言]
落窪物語そのままの展開でした。
エピソード37
楽しく読めたようで良かったです!
時代設定は妖精がいる異世界なので、地球の史実とは異なる独自の設定でお送りしております。
感想ありがとうございます!
時代設定は妖精がいる異世界なので、地球の史実とは異なる独自の設定でお送りしております。
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 07月11日 21時24分
[良い点]
楽しかったです
[気になる点]
パールちゃんがなぜ城に移動できないのかと祖父が孫娘が死にかけたり母親が亡くなってるのにひきとったり無視してるのが気になりました。王子が伯爵家の土地建物買い取ればいいだけじゃないのでしょうか?代官は祖父にしばらくさせて伯爵一家は領地で監禁が王子たちにとって楽なはずだけどかなりめんどうな手続きしてるような
[一言]
祖父が駄目なの分かっていながら爵位引継ぎしてるから無能に感じる
楽しかったです
[気になる点]
パールちゃんがなぜ城に移動できないのかと祖父が孫娘が死にかけたり母親が亡くなってるのにひきとったり無視してるのが気になりました。王子が伯爵家の土地建物買い取ればいいだけじゃないのでしょうか?代官は祖父にしばらくさせて伯爵一家は領地で監禁が王子たちにとって楽なはずだけどかなりめんどうな手続きしてるような
[一言]
祖父が駄目なの分かっていながら爵位引継ぎしてるから無能に感じる
楽しく読めたようで、良かったです!
気になる点についてですが、簡単ですが私が乗っ取りルートを選んだ理由を答えたいと思います。
◇パールちゃんは城に移動可能ですが、温室の薬草育ちなので離れたがらないだけです。
◇祖父はこれまで父親の尻拭いをしてきましたが、もう疲れたので諦めて監督放棄しております。爵位を譲って、領地で余生を楽しんでました。
父親は女遊びが激しかったけれど、義母オルガとくっついたことで落ち着いたので、下手にナディアを保護したりなんかして、また問題が起きて、平穏を邪魔されたくなかったので放置してました。先も短いし。結局彼も自分の平和が一番なのです。
◇伯爵家の屋敷は王都にあります。土地代も建物代も相当な金額になるでしょう。王家の資産なら買えなくは無いですが、お金を払わなくても手に入れる手段があったので、乗っ取りという形に落ち着きました。
◇クロヴィスとしては監禁もありという考えですが、ナディアは「これまで奪われたものが取り返せればいい」という考えだったので、そちらを尊重しました。
父親は一応領主。領民の混乱を考慮した結果、まずは様子見として働かせることにしました。父親がきちんと仕事をしなかったら、クロヴィスは祖父を代官に据えるでしょう。
以上で本作における、私の考えでした。他にもあらゆる選択と可能性は残されておりますが、少しは疑問が解消されたでしょうか?
感想ありがとうございます!
気になる点についてですが、簡単ですが私が乗っ取りルートを選んだ理由を答えたいと思います。
◇パールちゃんは城に移動可能ですが、温室の薬草育ちなので離れたがらないだけです。
◇祖父はこれまで父親の尻拭いをしてきましたが、もう疲れたので諦めて監督放棄しております。爵位を譲って、領地で余生を楽しんでました。
父親は女遊びが激しかったけれど、義母オルガとくっついたことで落ち着いたので、下手にナディアを保護したりなんかして、また問題が起きて、平穏を邪魔されたくなかったので放置してました。先も短いし。結局彼も自分の平和が一番なのです。
◇伯爵家の屋敷は王都にあります。土地代も建物代も相当な金額になるでしょう。王家の資産なら買えなくは無いですが、お金を払わなくても手に入れる手段があったので、乗っ取りという形に落ち着きました。
◇クロヴィスとしては監禁もありという考えですが、ナディアは「これまで奪われたものが取り返せればいい」という考えだったので、そちらを尊重しました。
父親は一応領主。領民の混乱を考慮した結果、まずは様子見として働かせることにしました。父親がきちんと仕事をしなかったら、クロヴィスは祖父を代官に据えるでしょう。
以上で本作における、私の考えでした。他にもあらゆる選択と可能性は残されておりますが、少しは疑問が解消されたでしょうか?
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 06月30日 20時46分
[良い点]
王子との妙にすれ違わないストレートなやり取りが素敵。
[一言]
異母妹含め悪役三人が、途中変に改心して姉にすり寄ってくるような様子がなく最後まで同じ調子だった点が一貫していて良かったです。
そんな簡単に反省出来るならあんな仕打ちしないですよね。納得の結末でした。
面白かったです。
王子との妙にすれ違わないストレートなやり取りが素敵。
[一言]
異母妹含め悪役三人が、途中変に改心して姉にすり寄ってくるような様子がなく最後まで同じ調子だった点が一貫していて良かったです。
そんな簡単に反省出来るならあんな仕打ちしないですよね。納得の結末でした。
面白かったです。
今回は可哀想なヒロインだったので、ヒーローは誤解が生まれないよう懸命に甘やかしております。
悪役三人はプライドもいっちょ前に高いですからね。クロヴィスに対しては頭を下げれても、長年虐げていたナディアに対してはできないでしょう。納得してくださり、ホッとしております。
面白く読んで下さり嬉しいです。
感想ありがとうございます!
悪役三人はプライドもいっちょ前に高いですからね。クロヴィスに対しては頭を下げれても、長年虐げていたナディアに対してはできないでしょう。納得してくださり、ホッとしております。
面白く読んで下さり嬉しいです。
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 06月29日 21時08分
[一言]
まず思うのは、主人公がクロヴィスではないかというくらい、彼の想いが中心に据えられていたことです。
諦めていた、心から愛おしめる存在を手に入れた者同士の甘い恋愛ですよね。道はそれなりに険しかったですが。
このお話は、
1 愛を与えられたことがなく、母の狂愛を見て育ったナディアが、クロヴィスから注がれる愛と、自分の中から湧き上がる気持ちを受け、自分の気持ちを素直に出せるようになる
2 身内以外は信じられなかったクロヴィスが、裏表なくまっすぐなナディアに出会い、しかもナディアが愛し子だったことから、安心して全力で愛を注ぐ
3 そのままでは家督を継ぐことができないジゼルが、うまくナディアを誘導して家督を奪おうとする
の3つのラインでできているようです。
1と2が絡み合い、その脇を3がちょろちょろしているというかたちで、ジゼルが時々不安を持ち込んでいます。
序盤、主に対峙する義母はわかりやすい悪役ですが、実のところ、妹の方がラスボスであり、ナディアが時折不気味がることで、読者も“いずれ何かするんだろう”と予測できるようになっている辺り、うまいなと思います。
3の派生として、ジゼルがクロヴィスに一目惚れという展開になりましたが、この時クロヴィスはデートの都合上やけどの化粧をしておらず仮面だったのはうまいと思いました。父母はクロヴィスの素顔=やけどの化粧を見たことがあるでしょうが、ジゼルは初めて会ったので、単に仮面の人と認識しましたから。よく言えばミステリアスな外見ですものね。
これにより、ジゼルはナディアを追い出したいだけではなく成り代わりたいと思うようになり、夜会前の暴挙に出たわけです。あれ、ナディアを殺したら家ごと潰される都合上、後日ナディアが王家から聴聞を受ければすぐバレるんですけど。少なくとも伯爵はそんなリスクを負うような計画に乗るかなぁ、と思う部分ではあります。
このジゼルの恋情が、これまで慌てずゆっくりとナディアを追い詰めて平民にさせようとしていたジゼルをして、性急にナディアを蹴落とす行動に出る原動力となりました。
ジゼルの行動に関しては、かなり納得のできるものでした。それに踊らされる両親って、頭軽いなぁ。
愛し子に関する設定は、今作独自のもので、クロヴィスがナディアに入れ込むダメ押しであり、ナディアの客観的価値が伯爵家側と王家側でズレている理由であり、伯爵家側が危機感を抱かずにナディアに対している理由であり、読者の安心材料兼期待の種でもありと、物語の根幹になっていました。
独自設定であるにもかかわらず、無知なナディアに教える形で無理なく読者に伝えていた手腕は見事でした。
妖精の中でも、特にパールちゃんが存在の大きいキャラで、最終的にクロヴィスが伯爵家を乗っ取ることにするのは、ひとえにパールちゃんのことを考えてのことですから。
ナディアとの結びつきが強く絡みが多いだけに単独での出番が多く、個性があまり感じられない妖精の中で、優しくてしっかり者で泣き虫という個性が際立っていました。
ナディアが、パールちゃんが愛着のある温室と研究棟を残したかった気持ちもわかります。
個人的に評価したいのは、作中早い時期で双方が恋情を自覚し、クロヴィスから告白し、結婚するための障害を乗り越えていくという方向になっていたことです。
ジレジレ系はイライラするので。
鷹羽的には、伯爵家を乗っ取るのではなく、伯爵家を潰して、新興の大公家として領地と屋敷を奪う方がよかったのではないかと思っています。
王家の狂犬として貴族に噛みつくには、それなりの立場が必要と思うので。
おそらく、クロヴィスがナディアに提示した方針の片方がそれだったとは思うのですが、それを選ばなかった理由がちょっと思いつけないのです。
目的が温室と研究棟を残すことなら、爵位を落とす必要はない気がするんですよね。もちろん、クロヴィスの愛情の深さを示すためにはわかりやすいのですが。
もうひとつ残念だったのは、未消化の伏線がいくつか残ったことです。
1つは、ニベルの妹が夜会で聞いてきた“伯爵家に関する情報”が何か出なかったこと。
夜会で聞いたということは、洗礼の話ではないでしょうし、この当時、伯爵家親子は引きこもり娘にやさしいという評判だったはずなので、妙な話も出にくい気がします。ピースがはまるような重要な情報とは何だったのでしょう? 可能であれば、クロヴィスのモノローグのどこかに加えてほしいところです。
次に、ナディアの洗礼のことです。普通に連れていってもそうそう困ることはないでしょうに、どうしてインチキをしてまで洗礼を受けさせなかったのか。明確な理由があったはずなので、そこは簡単にでも説明が欲しかったです。
伯爵やジゼルが企んでいたことをナディアが知らないのは、教育すらまともにしてもらえていなかったからで、この辺りは一人称の利点を上手く使っているなぁと感じました。
そうでなかったら、ジゼルが「平民に」と言ったときに気付かなければいけないので。
まず思うのは、主人公がクロヴィスではないかというくらい、彼の想いが中心に据えられていたことです。
諦めていた、心から愛おしめる存在を手に入れた者同士の甘い恋愛ですよね。道はそれなりに険しかったですが。
このお話は、
1 愛を与えられたことがなく、母の狂愛を見て育ったナディアが、クロヴィスから注がれる愛と、自分の中から湧き上がる気持ちを受け、自分の気持ちを素直に出せるようになる
2 身内以外は信じられなかったクロヴィスが、裏表なくまっすぐなナディアに出会い、しかもナディアが愛し子だったことから、安心して全力で愛を注ぐ
3 そのままでは家督を継ぐことができないジゼルが、うまくナディアを誘導して家督を奪おうとする
の3つのラインでできているようです。
1と2が絡み合い、その脇を3がちょろちょろしているというかたちで、ジゼルが時々不安を持ち込んでいます。
序盤、主に対峙する義母はわかりやすい悪役ですが、実のところ、妹の方がラスボスであり、ナディアが時折不気味がることで、読者も“いずれ何かするんだろう”と予測できるようになっている辺り、うまいなと思います。
3の派生として、ジゼルがクロヴィスに一目惚れという展開になりましたが、この時クロヴィスはデートの都合上やけどの化粧をしておらず仮面だったのはうまいと思いました。父母はクロヴィスの素顔=やけどの化粧を見たことがあるでしょうが、ジゼルは初めて会ったので、単に仮面の人と認識しましたから。よく言えばミステリアスな外見ですものね。
これにより、ジゼルはナディアを追い出したいだけではなく成り代わりたいと思うようになり、夜会前の暴挙に出たわけです。あれ、ナディアを殺したら家ごと潰される都合上、後日ナディアが王家から聴聞を受ければすぐバレるんですけど。少なくとも伯爵はそんなリスクを負うような計画に乗るかなぁ、と思う部分ではあります。
このジゼルの恋情が、これまで慌てずゆっくりとナディアを追い詰めて平民にさせようとしていたジゼルをして、性急にナディアを蹴落とす行動に出る原動力となりました。
ジゼルの行動に関しては、かなり納得のできるものでした。それに踊らされる両親って、頭軽いなぁ。
愛し子に関する設定は、今作独自のもので、クロヴィスがナディアに入れ込むダメ押しであり、ナディアの客観的価値が伯爵家側と王家側でズレている理由であり、伯爵家側が危機感を抱かずにナディアに対している理由であり、読者の安心材料兼期待の種でもありと、物語の根幹になっていました。
独自設定であるにもかかわらず、無知なナディアに教える形で無理なく読者に伝えていた手腕は見事でした。
妖精の中でも、特にパールちゃんが存在の大きいキャラで、最終的にクロヴィスが伯爵家を乗っ取ることにするのは、ひとえにパールちゃんのことを考えてのことですから。
ナディアとの結びつきが強く絡みが多いだけに単独での出番が多く、個性があまり感じられない妖精の中で、優しくてしっかり者で泣き虫という個性が際立っていました。
ナディアが、パールちゃんが愛着のある温室と研究棟を残したかった気持ちもわかります。
個人的に評価したいのは、作中早い時期で双方が恋情を自覚し、クロヴィスから告白し、結婚するための障害を乗り越えていくという方向になっていたことです。
ジレジレ系はイライラするので。
鷹羽的には、伯爵家を乗っ取るのではなく、伯爵家を潰して、新興の大公家として領地と屋敷を奪う方がよかったのではないかと思っています。
王家の狂犬として貴族に噛みつくには、それなりの立場が必要と思うので。
おそらく、クロヴィスがナディアに提示した方針の片方がそれだったとは思うのですが、それを選ばなかった理由がちょっと思いつけないのです。
目的が温室と研究棟を残すことなら、爵位を落とす必要はない気がするんですよね。もちろん、クロヴィスの愛情の深さを示すためにはわかりやすいのですが。
もうひとつ残念だったのは、未消化の伏線がいくつか残ったことです。
1つは、ニベルの妹が夜会で聞いてきた“伯爵家に関する情報”が何か出なかったこと。
夜会で聞いたということは、洗礼の話ではないでしょうし、この当時、伯爵家親子は引きこもり娘にやさしいという評判だったはずなので、妙な話も出にくい気がします。ピースがはまるような重要な情報とは何だったのでしょう? 可能であれば、クロヴィスのモノローグのどこかに加えてほしいところです。
次に、ナディアの洗礼のことです。普通に連れていってもそうそう困ることはないでしょうに、どうしてインチキをしてまで洗礼を受けさせなかったのか。明確な理由があったはずなので、そこは簡単にでも説明が欲しかったです。
伯爵やジゼルが企んでいたことをナディアが知らないのは、教育すらまともにしてもらえていなかったからで、この辺りは一人称の利点を上手く使っているなぁと感じました。
そうでなかったら、ジゼルが「平民に」と言ったときに気付かなければいけないので。
今回もよく読み込んでいただけたことが分かる内容で、大変恐縮です。
ナディアはトラウマの影響で愛に対して消極的で、クロヴィスは愛に飢えていたことからどうして積極的で、ヒーローの感情が露わになるような表現になり、主人公と思えるほどの存在感になりました。
ジゼルの暴挙に両親が従ってしまったのは、これも愛に溺れたの愚か故です。略奪愛をした母親オルガと、ナディアとその母を見捨てる父親。これまで愛のままに行動して上手くいっていたので、失敗についてあまり考えれない思考をしています。
そしてクロヴィスがナディアに提案した2択は以下の通りでした。
1,ナディアは大公妃になり、じっくりマスカール家を苦しめ衰退させる
2,作中のクロヴィスが婿入りし、乗っ取る。
この選択肢の前提として「マスカール家は潰さない」というものがあります。どんなに腐っていても潰してしまうと、ナディア=没落貴族の令嬢の汚名が付いて回ります。ナディアは別の意味で生きづらくなるでしょう。
クロヴィスは狂犬で暴君を演じていますが、貴族の不正を暴き、王家の権力を維持し、国の平和を守るという使命があります。不正をした貴族の娘を娶れば、クロヴィスの使命に支障もでます。
これはクロヴィスとナディアの両方にとって悪手かと考えました。
1を選んだ場合、ナディアと伯爵の不正は無関係と知らしめるためにじっくり時間をかけるでしょう。その間に温室と研究棟が壊されては堪りません。ですので、ナディアは温室と研究棟を確実に守るために2を選択しました。
そしてクロヴィスが大公位ではなく伯爵位になることで発言力が下がる件につきましては、クロヴィスだけに限ってはあまり無いと思われます。伯爵位であっても「次期王弟」という立場は変わりません。子どもの世代になると、確かに国に及ぼす影響力は下がるでしょう。
彼の場合、必要であれば侯爵位くらいには格上げできる手段はあるでしょう。
ご提示いただいた、新興の大公位として伯爵家の全てを奪う方法についても可能性としてはありました。
マスカール伯爵が乗っ取りの同意書にサインをしなかった場合ですね。伯爵の不正はナディアが内部告発したことにする→伯爵は牢獄行き、義母と義妹は幇助罪として破門→ナディアは恩情で無罪→ナディアが暫定的な当主になる→クロヴィスの王子妃に嫁入りと同時に、屋敷と領地の権利を夫クロヴィスに譲渡。こんな流れでしょうか。
以上のことも考えておりましたが、ナディアが表舞台に出た時に生きやすい環境にするため、可能な限り表面上は平和に見える手段をとりました。
作中でも触れた通りナディアは「本来は自分のもの」が取り返せればよかったので。
そしてニベルが妹から持ち帰った話は「ジゼルが侯爵家の次男を婿養子にするかもしれない」という情報です。内密に進めていたとしても、評判のいいジゼルを妻にでき、尚且つ爵位の望めなかった次男が伯爵位を得られるとあって、口が滑ったのでしょう。
いや、ずっと暗躍していたアスラン妹が滑るように誘導したのですが。
ここら辺は大きな伏線に対して回収の仕方が悪かったです。
ナディアの洗礼に対しては、「あの娘にわざわざ本物の司祭の洗礼を受けさせるなんて、嫌よ!」と言った母親とジゼルの顔色を窺った伯爵の失態です。洗礼=祝い事ですから。
国の義務なので全くしないわけにもいかないので、母親とジゼルに偽物を用意することで納得させ、ナディアを騙しつつ、書類を偽造して提出したのです。これももう少し作中に埋め込めれば良かったですね。
回答は以上になりますが、疑問点は少し解消されたでしょうか?
伏線の提示と伏線の回収方法については、今後手直しできればと思っております。
貴重なご意見とお褒め言葉、とても嬉しいです!今後も頑張ります!
感想ありがとうございました!
ナディアはトラウマの影響で愛に対して消極的で、クロヴィスは愛に飢えていたことからどうして積極的で、ヒーローの感情が露わになるような表現になり、主人公と思えるほどの存在感になりました。
ジゼルの暴挙に両親が従ってしまったのは、これも愛に溺れたの愚か故です。略奪愛をした母親オルガと、ナディアとその母を見捨てる父親。これまで愛のままに行動して上手くいっていたので、失敗についてあまり考えれない思考をしています。
そしてクロヴィスがナディアに提案した2択は以下の通りでした。
1,ナディアは大公妃になり、じっくりマスカール家を苦しめ衰退させる
2,作中のクロヴィスが婿入りし、乗っ取る。
この選択肢の前提として「マスカール家は潰さない」というものがあります。どんなに腐っていても潰してしまうと、ナディア=没落貴族の令嬢の汚名が付いて回ります。ナディアは別の意味で生きづらくなるでしょう。
クロヴィスは狂犬で暴君を演じていますが、貴族の不正を暴き、王家の権力を維持し、国の平和を守るという使命があります。不正をした貴族の娘を娶れば、クロヴィスの使命に支障もでます。
これはクロヴィスとナディアの両方にとって悪手かと考えました。
1を選んだ場合、ナディアと伯爵の不正は無関係と知らしめるためにじっくり時間をかけるでしょう。その間に温室と研究棟が壊されては堪りません。ですので、ナディアは温室と研究棟を確実に守るために2を選択しました。
そしてクロヴィスが大公位ではなく伯爵位になることで発言力が下がる件につきましては、クロヴィスだけに限ってはあまり無いと思われます。伯爵位であっても「次期王弟」という立場は変わりません。子どもの世代になると、確かに国に及ぼす影響力は下がるでしょう。
彼の場合、必要であれば侯爵位くらいには格上げできる手段はあるでしょう。
ご提示いただいた、新興の大公位として伯爵家の全てを奪う方法についても可能性としてはありました。
マスカール伯爵が乗っ取りの同意書にサインをしなかった場合ですね。伯爵の不正はナディアが内部告発したことにする→伯爵は牢獄行き、義母と義妹は幇助罪として破門→ナディアは恩情で無罪→ナディアが暫定的な当主になる→クロヴィスの王子妃に嫁入りと同時に、屋敷と領地の権利を夫クロヴィスに譲渡。こんな流れでしょうか。
以上のことも考えておりましたが、ナディアが表舞台に出た時に生きやすい環境にするため、可能な限り表面上は平和に見える手段をとりました。
作中でも触れた通りナディアは「本来は自分のもの」が取り返せればよかったので。
そしてニベルが妹から持ち帰った話は「ジゼルが侯爵家の次男を婿養子にするかもしれない」という情報です。内密に進めていたとしても、評判のいいジゼルを妻にでき、尚且つ爵位の望めなかった次男が伯爵位を得られるとあって、口が滑ったのでしょう。
いや、ずっと暗躍していたアスラン妹が滑るように誘導したのですが。
ここら辺は大きな伏線に対して回収の仕方が悪かったです。
ナディアの洗礼に対しては、「あの娘にわざわざ本物の司祭の洗礼を受けさせるなんて、嫌よ!」と言った母親とジゼルの顔色を窺った伯爵の失態です。洗礼=祝い事ですから。
国の義務なので全くしないわけにもいかないので、母親とジゼルに偽物を用意することで納得させ、ナディアを騙しつつ、書類を偽造して提出したのです。これももう少し作中に埋め込めれば良かったですね。
回答は以上になりますが、疑問点は少し解消されたでしょうか?
伏線の提示と伏線の回収方法については、今後手直しできればと思っております。
貴重なご意見とお褒め言葉、とても嬉しいです!今後も頑張ります!
感想ありがとうございました!
- 長月 おと
- 2021年 06月29日 09時29分
[良い点]
・守護者の役割。あくまで妖精のために。
[一言]
愛し子や守護者の意味や価値がよくわかりました。
・守護者の役割。あくまで妖精のために。
[一言]
愛し子や守護者の意味や価値がよくわかりました。
エピソード14
妖精と愛し子の設定をどうするか悩みながら書いたので、褒めてくださり嬉しいです!
感想ありがとうございます!
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 06月28日 14時10分
[良い点]
最後まで一気に読んでしまいました!
クロヴィスの遠回しではないどストレートで真摯な愛の伝え方と、最初は少し時間がかかったものの素直に受け取るナディア。信頼関係からの流れが微笑ましく、また変に拗れない彼らでしたので始終安心して読めました。
異母妹らも特別陰惨な結末でもなく、更生の余地ありな処分でしたので、後味スッキリで良かったです。
楽しく微笑ましいお話をありがとうございました。
最後まで一気に読んでしまいました!
クロヴィスの遠回しではないどストレートで真摯な愛の伝え方と、最初は少し時間がかかったものの素直に受け取るナディア。信頼関係からの流れが微笑ましく、また変に拗れない彼らでしたので始終安心して読めました。
異母妹らも特別陰惨な結末でもなく、更生の余地ありな処分でしたので、後味スッキリで良かったです。
楽しく微笑ましいお話をありがとうございました。
エピソード37
完読お疲れ様です!
自信のないナディアには、これくらいストレートに言わないと伝わらないとクロヴィスも感じたのでしょうね。グイグイ攻めてもらいました!
異母妹に対しては処罰をし過ぎないように、けれども反省はするような塩梅はどれくらいかなと苦慮したので、スッキリ納得してくださりホッとしました。
感想ありがとうございます!
自信のないナディアには、これくらいストレートに言わないと伝わらないとクロヴィスも感じたのでしょうね。グイグイ攻めてもらいました!
異母妹に対しては処罰をし過ぎないように、けれども反省はするような塩梅はどれくらいかなと苦慮したので、スッキリ納得してくださりホッとしました。
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 06月23日 21時55分
[良い点]
王道で溺愛が最&高!
[一言]
面白かった!ありがとうございました!
王道で溺愛が最&高!
[一言]
面白かった!ありがとうございました!
王道を外さず、溺愛トッピングを気にって下さり嬉しいです!
感想ありがとうございます!
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 06月22日 09時05分
[一言]
とても面白かったです!
お父様は色々やらかしてたんすねー(笑)
義母と義妹は…ま、あんなモンでしょww
最後まで面の皮が厚かったジゼルにはある意味感心しましたがね(笑)
良作有難う御座いました!
とても面白かったです!
お父様は色々やらかしてたんすねー(笑)
義母と義妹は…ま、あんなモンでしょww
最後まで面の皮が厚かったジゼルにはある意味感心しましたがね(笑)
良作有難う御座いました!
エピソード37
楽しめたようで良かったです!
お父様は若いころはもう酷い男でした。今もですけど。
おじい様も引退したのに大変ですよ(笑)
ジゼルは悪役らしく、どこまでも厚顔で、図太くしてみました。
感心してもらえて、嬉しいです!
感想ありがとうございます!
お父様は若いころはもう酷い男でした。今もですけど。
おじい様も引退したのに大変ですよ(笑)
ジゼルは悪役らしく、どこまでも厚顔で、図太くしてみました。
感心してもらえて、嬉しいです!
感想ありがとうございます!
- 長月 おと
- 2021年 06月22日 09時04分
感想は受け付けておりません。