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[良い点]
スラスラと読めて情景がスッと入ってきました。各務と瑠偉の関係と触れ合いもどこか官能的でありながらある種の清潔感を感じさせ受け入れやすいです。
[一言]
二人が互いの愛を確認し確信しながらも同時に圧倒的異端のマイノリティーであることを自覚し苦悩しているのが切なくも愛おしいです。

そしてまさか柏木さんにそんな過去があったとは……。この御仁にはせめて二人の味方になって欲しいものです。

でもって鮮の糾弾はぶっちゃけ倫理が一厘程度で後の九分九厘は嫉妬ですよね。ひとを好きになるのは儘ならんものです。

ただ最後に各務が言ったように人の見方と考えは多種多様。要は自分の心の持ちよう。他者や世間様がどうあろうと自分の心の在り様を見失わないことが大事だと思います。

むしろ、それらに振り回されて自分の心に噓をついて蓋をしてしまう方が恐ろしいとすら思います。

長くなり申し訳ありません。
メフィストフェレスさん

こちらまでお読みくださり、ご感想までありがとうございます。

R18に抵触しないよう、ドキドキしながら書いておりますので、清潔感と言ってもらえると、とても安心します。

柏木さんは二人のことを理解しつつ、見守るポジションです。大丈夫。
彼は味方ですよ。
鮮はね…。可哀そうですけど、望みのない恋をしています。
瑠偉への仕打ちはちょっとやり過ぎです。

各務や瑠偉のようなマイノリティーはきっと世の中にわりといて、苦しい思いをしているのだろうと思います。メフィストフェレスさんの仰るように、自分の心を大切にしてほしいですね。

たくさん共感してくださり、とてもありがたいご感想です。
[良い点]
事件の予感ですね……

  • 投稿者: 美風慶伍
  • 男性
  • 2021年 07月01日 11時44分
美風慶伍さん

お読みくださりありがとうございます。

例によって返信が遅くなり申し訳ありません。

さあ、荒れますよ。
[良い点]
一つ一つのアイテムの使い方が印象的でいいですねー

  • 投稿者: 美風慶伍
  • 男性
  • 2021年 07月01日 11時41分
美風さん

お読みくださりありがとうございます。

返信が遅くなり申し訳ありません。

アイテムには拘りました。美麗で柔らかな物、固いもの。
[一言]
相変わらず見事な細かな小道具に至るまでの情景の表し方。そして対比となる兄妹の存在の描写が卓越しています。

兄妹が犯した罪とは何なのか? 彼らが暮らす別荘に秘められたドラマとは? あの名作ラピスラズリに匹敵する名作になることを期待しています。
  • 投稿者: 美風慶伍
  • 男性
  • 2021年 06月16日 22時23分
美風慶伍さん

お読みくださりありがとうございます。

描写に定評のある美風さんにお褒めいただくと恐縮です。

兄妹が犯した罪は一話で既に書いてありますが、これから別荘ではお待ちいただいているようなドラマが繰り広げられます。
お楽しみください。
[良い点]
純文学というのでしょうか。
芸術といった趣きや気品を作品に感じました。
当方に語彙力がないこともあって「銘仙」などの単語が分かりませんでしたが、それはそれとして、言葉の勉強にもなります。
知らない単語に出逢えるのは、楽しみのひとつですね。
教養を学べます。
[一言]
とても美しい文章で、これからお話がどう広がっていくのか?楽しみです。
サンスティール中尾さん

純文学のつもりで書いております。美しいものが好きなのです。
銘仙は他書籍にも普通にさらりと出て来ますよ。九藤も最初はどんなものか解りませんでした。

ありがとうございます。今後もお楽しみください。
[良い点]
室内のインテリアデザインの描写がとても綺麗でした。
品があって好きです。
[一言]
最後の一行で、瑠偉がすでに兄に対して気持ちがあるようですね。
続きも気になります。
サンスティール中尾さん

お読みくださりありがとうございます。

室内のインテリアは苦労して書いたので、そう言っていただけると報われます。
はい、瑠偉は既に兄のことを想っています。
[一言]
西洋の美術が忠実に描かれていて、和に融けている。

作品の魅力を表すに足りなくて申し訳ありませんが、ある時は穏やかに、またあるときは溺れるような物語の情景に心が震えました。

ふたりの人物像が“今”に至った経緯は、少しずつ明らかになるのですよね。謎解きをするように、物語を逐います。


  • 投稿者: 鈴藤美咲
  • 女性
  • 2021年 06月14日 20時46分
鈴藤美咲さん

お読みくださりありがとうございます。

アール・ヌーヴォーやラリックは自分が好きで、調べるのは大変でしたが書いていて楽しかったです。
そして和も、九藤の大好きな要素ですので取り入れました。

心を震わせてくださったというお言葉、何よりの喜びです。

はい、二人が「今」に至る経緯、これから丁寧に綴ってゆきます。
どうぞお楽しみください。
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