エピソード61の感想一覧

[良い点]
…この王様が平凡？とんでもない、自分の能力を正しく理解し、情報収集もしっかりとしてる！人を頼ることも出来る！…スゴい王様です！
[気になる点]
…マシュハーダという愚か者にずーっと疑問に思ってた事を王様が問うて欲しかったです。

…私は彼を評価しています！
…なら何故イディールの利き手を奪った？将来有望な彼の弱体化をした？在学時代のイディールを直接言葉で労い、評価しなかった？

…はっきり言って…それだけで愚かだと思いました！利き手を奪わず、直接労い、対外的に右腕になって欲しいと宣言すれば…未来は大きく変わったと思いますがね…

[良い点]
二人とも天才ゆえに周りが愚かだと見下してるのは変わり無い
ただ優秀だからこそ自分がすべて取り仕切れば上手くいくと傲ってる覇王タイプか、自分が出来ないと思えばすっぱり諦めて適材適所で任せてしまえるかの違い
とはいえお兄ちゃんの場合は出来ないんじゃなくてやる意味がないって判断だと思うけど
[気になる点]
どうしてもお兄さんがやらなきゃいけない事案が発生した時にどう行動するのか見たいけど、そんな事案が思い付かないくらいには徹底してるのが悔しい

[一言]
お兄ちゃんと王子。
人の心が無い天才と作中の人物達は似たような評価をしていたけど、ここに来て決定的な違いがでましたね。
王子は理屈や理論こそが最上位で、人材の価値を理解している自分こそが頂点に立つに相応しいと思っているタイプ。
ベンチャー企業の社長に多いタイプ。
一方お兄ちゃんは、全てのもの価値がフラットにしか映らず、自分も含めて全てが国を動かすパーツにしか見えていない、まさに効率厨。
言ってみれば誰が総理だろうが関係なく国を運営している日本の官僚タイプですね。
王子は似たようなタイプのお兄ちゃんに多少なりとシンパシーを持っていたのかもしれませんが、そもそも必要だから権力を持っただけのお兄ちゃんから見ると、単なる「品質は良いけど替えのきく歯車」でしかなかったという違いが面白いです。。

[気になる点]
長兄が『愚弟』と言ったのは、ガチではなく謙遜だよね？
[一言]
国王にしろ長兄にしろ権謀術数の中で立ち回ったり前線での苦労を経験した理論だけの頭でっかちではなかったということかな。

[一言]
この王様は相当なリアリストだなぁ……
自分の能力だけじゃなくて他人の能力やその一個人に期待できる事なんかも割と見切ってる感じ
一方でそもそも他人に期待するという概念自体が無さそうなゼクトウォリスと、
他人にも自分にも期待する所が過大なマシュハーザ、と

[一言]
井の中の蛙がようやく大海を知ったかな？
次々と論破される王子、読んでてスカッとしました。

[良い点]
しかし王子はここで苦渋を嘗めさせられて良かったのでは？趙括や馬謖の様に戦場等でベテランの将軍に嘗めさせられればもうどうしようもないのだから。
[気になる点]
校長のやった小賢しい小細工をあっさり無効にする点では王子の人を見る目は確かだったわけだが。

[一言]
長兄殿は分かりやすく騎士であるわけだ。
自分では説得できないとなれば他の兄弟に説得の役割を任せるだけの器量もあるわけで。

この長兄と王子の違いは相手の指摘に対して鈍くなるかそうでないかだけだと思う。
ただ、それが他人と接するには一番重要な違いであるわけで。