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[一言]
これ以上はないくらいの仕返し、当てつけかな、だと思います。

ロレンツォは散々指摘されていたにも関わらず、自ら招き入れた美しい刺客によって暗殺されそうなところを婚約者のミリーが身を挺して自分を守り。愛する家族が亡くなってしまったので嬉しくもないでしょうけどミリーとその家族の行動は称賛されると同時に同情され。

ミリーは婚約者対し、出来の悪い子ほど可愛いって心境だったのですかね。グラスを叩き落とした場合のロレンツォの行動を予測して自分が飲む方法を選んだのは情があったのか、それともこの関係をもう終わらせるいい理由と思ったのか。廃嫡が決まったとあるので予備の王子はいたのでしょうし、そこまですることもなかったと私は思うのですが。

ロレンツォに対しては愚かだとしか言えませんが。毒入りとわかっているのにミリーがそのワインを口にするところを見てしまった、止めるのが間に合わなかった父と兄が気の毒です。それを思えば恨む相手がそこにいるだけでもマシなのかな。
  • 投稿者: 薫衣香
  • 2021年 06月12日 23時10分
薫衣香様

感想をいただきまして、ありがとうございます!

そうですね、まさにロレンツォに対するこれ以上ないような当てつけだったと思います。
ミリーは、ワインを飲む方法を選んだ時、きっとロレンツォに自分のことを見て欲しかったのでしょうね。あの状況になって初めて、彼は今まで当然のようにミリーを頼っていた自分の行動を省みて、ミリーの存在の大きさと自分の愚かさに気付いたのではないかと思います。

父と兄は仰る通り本当に気の毒ですね…!

短い話の中でも色々と汲み取ってくださって、嬉しくなりました。本話にもお付き合いくださり、ありがとうございました!
[良い点]
最後の最後まで秀逸でした。
化けて出るほどの未練ももう
ないんですねぇ…
  • 投稿者: 高谷
  • 2021年 06月12日 18時15分
高谷様

感想をくださって、ありがとうございます!

大変励みになるお言葉、とても嬉しく思います…!
ミリーはようやくロレンツォのことは吹っ切れて、すっきりとした気持ちで旅立って行くのだろうと思います。

本話にもお付き合いくださって、嬉しいご感想をありがとうございました!
[一言]
今回の件を自ら毒を飲まず解決したとして、結局なあなあになって現状維持となり、さりとて王子には浮気相手をはめたとか言われる可能性が高いので、このような形でしか「婚約破棄」する手段がなかったのかもしれませんね。

まぁしかし、良く父親や兄が王子に亡骸に近寄ることを許したものだと思います。

王子を廃嫡したところで、王家の実権の低下は免れないので、隣国としてはしてやったりですねぇ。
  • 投稿者: tk
  • 2021年 06月12日 16時44分
tk様

感想をいただきまして、ありがとうございます!

そうですね、ミリーが毒を飲まなかった場合、結局王子になあなあにされた可能性も高いのかなと思います。

父と兄が王子に亡骸に近付くのを許した点、仰る通りですね!撥ねつけて断っても全くおかしくないですが、彼のことが好きだったミリーの生前の気持ちを汲んだのかもしれません。
隣国としては、結果かなりの成功でしたね。

最後までお付き合いくださいまして、鋭い一言をありがとうございました!
[一言]
バカボンと引き換えにするには勿体ないご令嬢だね
いやまあある意味婚約者や妻の正しい使い道ではあるんだけど

あと国王と王妃、お前らの教育失敗の結果なんだからお前らに苦虫を噛み潰したような顔をする資格はないぞ
はむはむはむは様

感想をくださって、ありがとうございます!

ミリーはかなり有能な婚約者だったのでしょうね。こんな結果になってしまって、勿体ない感じがしますね。
国王と王妃の反応は仰る通りですね!せめて、あの場面で息子に苦言を呈すくらいはすべきだったかもしれません。

本話にもお付き合いくださって、一言をいただきましてありがとうございました!
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