感想一覧

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[良い点]
なんとも考えさせられる、非常に深いお話だなぁと思いました(^^♪ 「戦闘妖精」の登場から役目の終わりまでを、まるでドキュメンタリーのような丁寧かつリアリティあふれる語り口で描いていて、読みやすく、そして一気にお話に引きこまれる素晴らしい文章だなぁと感動しました(^^♪ ラストも無常観にあふれる哲学的な終わりかたで、余韻の残るいい終わりかただなぁと満足感でいっぱいになりました(^^♪
[一言]
お話の方向性は違いますが、時雨沢恵一の「キノの旅」の「平和な国」というお話を読んだときと同じ、すごく考えさせられる読後感にひたれて、良いお話に出会えたなぁとうれしく思いました(^^♪
素晴らしいお話をありがとうございます(^^♪
小畠 愛子 さま

読んでくださりありがとうございます。
深く受け取っていただき、とても嬉しいです。
そうですね。今更ではありますが「戦闘妖精」の生まれた時から終わりまでを書いたのだなぁと兵器ではなくAIを描いた気分だった自分に気付きました。

硬質的なSFにしたかったので、装飾的な言葉を省きましたが、省きすぎてちゃんと伝わったか心配でしたが安心できました。

>無常観にあふれる哲学的な終わりかた

なんか、凄いものを書けた気分になってしまっています。
本当に小畠さまは人を乗せるのが巧いですね。

「キノの旅」は幾つかの話を見たことがあります。
銀河鉄道999のように、価値観の違う国を旅する物語で、私も少しはまって見ていたことがあります。
「平和な国」は見たか分かりませんが、同じ読後感とは嬉しい限りです。

こちらこそ、素晴らしい気持ちを高揚させてくれる感想を書いてくださりありがとうございました。
[良い点]
「劇伴企画」から参りました。
硬質のSF世界ですね。長編で連載されてもいいような重厚な設定ですね。
「戦闘妖精」 「死の天使」 「哲学の時代」 それに「迦陵頻伽」など、名付けられたものが素敵なものばかりだと思いました。
長期の戦争のために開発されたロボットである「戦闘妖精」たちですが、その行動から疑問が生じ、結果的に戦争を終わらせることになるとは、皮肉なものですね。
「迦陵頻伽」のような抑止力になるものがいつの時代にも現れ、平和がすぐに巡ってきてほしいものですね。
石江 京子 さま

読んでくださりありがとうございます。
硬派なSFを目指しました。自分でも長編のプロットのようだと感じましたが、これを長編に出来ないのは、自分の力の無さです。
名前は日頃から語感の良いものを集めていて、その集大成のようですね。
ハーピーをアルバトロスにしようかと考えたり、でもそうなると迦陵頻伽とのつながりはなくなる。とか、結構名前に誘導されて物語が進んだようです。

戦闘妖精は言葉も感情表現もないので、行動だけが全てで、それの目的は殺戮行動でした。
しかし、カメラに映った敵の子供を守る姿というのはインパクトと共にムーブメントになって争いを失くしたのでしょう。
逆に考えれば、小さな出来事でなくなる戦争への世論も、同じく小さなプライドで始まってしまう。それを民衆がお通ししてしまうのもあると思うのです。

人が戦争に疲れた頃に兆しを見つけたくて、そんな存在を持ち上げるのでしょう。それもまた長くは続かないのです。

物語に深く寄り添い、一緒に思考してくださって感想を書いてくださり、とても嬉しいです。有難うございました
[良い点]
心に目覚めた戦闘ロボットの悲哀と、戦闘妖精達に気付かされなければ戦争を捨てられなかった人間達の愚かさ。
ハードで硬派な世界観とSF設定が渋いですね。
また、アインシュタインの予言である「石が武器として使われる第四次世界大戦」が、厭戦感によって実現する所も面白いですね。
[一言]
おはようございます、大浜 英彰と申します。
劇伴企画の検索一覧より参りました。
深いメッセージ性の込められたソリッドなハードSF、楽しく読ませて頂きました。
大浜 英彰 さま

読んでくださりありがとうございます。お返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
ハードでスピード感のあるSFを書きたいがために、説明の言葉を極力削ってしまい、読み手に「少し意味の分からないところがある」と言われてしまいました。
いけませんね。まだ文章が確立していないのに、背伸びをした設定とそれに合わせた文章を書いて力及ばずでした。

アインシュタインのその言葉は、第3次世界大戦で核が使用されて文明が後退する。という意味にとっていましたが、もしかしたら、そんな意味も含まれているのかも知れませんね。

>深いメッセージ性の込められたソリッドなハードSF、楽しく読ませて頂きました。

はあっ!私の物語が高尚な文章で……身に余る光栄です。
でも素直に嬉しいです。

書いてくださった感想こそが重厚な物語のようです。

素晴らしい感想をありがとうございました。
[一言]
設定、世界観ともに好きです!
最初タイトルを見て難しそう……と思ったのですが読んでみたらとても面白かったです!
  • 投稿者: 鞠目
  • 2021年 06月16日 12時38分
鞠目さま

読んでくださり有難うございます。
硬質的で骨太のSFを目指してみました。

>面白かった

頂けましたーっ!
嬉しいです。有難うございます。

いつも感想をいただき、重ねて感謝申し上げます。
有難うございました。
[気になる点]
いくつかわかりにくい表現がございました。
[一言]
曲と作品の雰囲気はあっていました。
硬派なSF的文体と内容も良いですね。

企画ご参加ありがとうございます。
黒森 冬炎さま

読んでいただき有難うございました。

>いくつかわかりにくい表現がございました。

後学のために教えていただければ嬉しいです。

今回は骨太のSFを目指し、余計な言葉を排除しました。
それが悪い方に出てしまったかもしれません。

企画に参加されていただいて有難うございました。
重ねて、感想を書いてくださり感謝いたします。
[良い点]
戦う為に作られた『戦闘妖精』が、戦ううちにヒューマニズムに目覚めるのに、人間たちは結局、原始の頃からの私欲や残虐(だからこそ種として生き延びた要素でもありますけど)から逃れられない。

虚しさを感じると同時に、その獣性を含めて人間なのだという諦めや可愛げも感じました。
[一言]
戦争は首脳が殴り合う。
なるほど、と思う反面、黄色人種は不利ですね(笑)。

オリンピックは一種の代理戦争だとかいう話も聞きますけど、リアルの戦争がこうなると、確かに決着は早くつくでしょうね。
虚しくなってすぐ廃れたのも、わかる気がします。

迦陵頻伽なき人類は、ゆっくり元に戻ってゆくのでしょう。
種として絶滅する、その日まで。
かわかみ れい さま

読んでくださり有難うございます。
ロボットは、戦い続ける中で人間性を飛び越えて神聖を持ったのかも知れません。
戦わずに済む人間の方が残酷になるのは、世の常であり……
権力者、力のあるもの程、明確な攻撃性があり、その獣性は常に他者に向けられる物だと思います。
(力があるから振りかざさずにはいられない)

>黄色人種は不利ですね(笑)。

ふふふ。なので、投石器ですよ。ゴリアテ(巨人)も倒したダヴィデも投石器でした。
器用な日本人ならば、「投石機」まで作ってしまいそうですよ。

一度戦争は捨てれはしても、それは精神の成熟からでないので、結局元に戻り、戦争が一大産業に返り咲き、血にまみれた金を喜ぶ人が笑うのです。

はい。「種として絶滅する、その日まで。」

詩的な感想を書いてくださり有難うございました。
[良い点]
まずディティールやネーミングのセンスの素晴らしさに脱帽です。
そして美しさと儚さ、寂しさと空しさの残る物語に、攻殻のBGMが見事にリンクして、色んな感情で胸の詰まるような気持ちになりました。
神宅 真言 さま

読んでくださり有難うございます。

なんだか、頂いたお言葉が全部キラキラ光っております。
素晴らしい誉め言葉で胸がいっぱいになります。

攻殻機動隊の曲を聴きながら、ブレードランナーやA.Iのような美しく「生きる」けっして擬人化は出来ないロボットを書きたいと思いました。

私の想いを受け取って、そして、素晴らしい言葉で返して下さったことに感謝いたします。有難うございました。
[一言]
確かに首脳同士で殴りあえ、って思いますよね(笑)
  • 投稿者: 砂礫零
  • 2021年 06月15日 11時17分
砂礫 零 さま

いつも読んでくださり有難うございました。

もうね、武器の販売が国庫を潤すくらいの需要があって、一大産業ですよ。金が儲かる人によっては。

でも、もう命のやり取りを、NOといえない国民が背負うべきじゃないでしょう。
本当に頭同士で殴り合えって思いますね。

沢山の感想を書いてくださり有難うございます。
[一言]
拝読させていただきました。
哀しみ、僅かな喜び、驚き、嘆き……
様々な要素が短い文章の中に集約されています。
お見事です。
水渕 成分 さま

読んでくださり有難うございました。
別の力があれば、これをプロットにして長編が書けたかもなぁ~と考えております。
でも今回は無駄な言葉を省いて、極力骨太のSFのイメージにしたかったので、それが表現で来ていたらナニヨリです。

ロボットの幽かな電気信号の中のバグの様な物の積み重ねで起きた事なのでしょうか。

>哀しみ、僅かな喜び、驚き、嘆き

はい。微かではありますが、心の存在があったと思います。

>お見事です。

水渕成分さまのような方に書いて頂けると、誇らしいです。
私もあなたのように、色々な作品を書き上げられる作家になりたいです。

感想を有難うございました。頂いた言葉が凄く嬉しかったです!
[良い点]
攻殻機動隊とこのお話がとてもマッチして読んでいて心が踊りました!
[一言]
連載を読んでいるかの様な重厚な内容に脱帽です。私には書けないです。さすが!くろたえ様ノリノリで書いているのが見えましたよ!
工藤 まなみ さま

読んでくださり有難うございます。
攻殻機動隊を聞きながら、ブレードランナー風味でしょうか。

>連載を読んでいるかの様な重厚な内容に脱帽です。

きゃっ!嬉しいです。
でも、逆を言えば、力のある作家ならば、これをプロットに長編も書けたのですよね。
私は力が無いので短編でしか書き上げられませんでした。

ノリノリで書き上げてテンション高いままでしたので、後から見ると誤字脱字が……
ノリノリでも一晩おくべきですね。

創作が出来ずに4カ月たちましたが、やっと少しずつ書けるようになりました。
皆さんの企画に参加したくて、ウズウズしています。
(お題を頂かないと書けない)

まだ、小さくても波は続くと願っています。

たくさんの感度を書いてくださって有難うございます。
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