エピソード22の感想一覧

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[良い点]
ためてためて、父の告白から裁判まで、怒涛の展開で楽しめました。読ませていただきありがとうございます。
愉悦部出身様、ご感想並びに最後まで読んで頂きありがとうございました。楽しんで頂けたようで幸いです。
[一言]
恐ろしいお話なのに、最後まで一気に読み進めてしまう程引き込まれました。
私は豊かで平和な生活しかしたことがなく、戦争知識も大してありません。
語彙が足らず、月並みな事しか言えないのが悔しいですが、人間という生き物の、時や場合によっては同一人物でも鬼や悪魔にもなり善人にもなってしまう複雑性と、戦争の恐ろしさ、やりきれなさを垣間見た気持ちです。
多くの人に読まれてほしいと思う作品でした。   
  • 投稿者: sen
  • 2022年 01月30日 12時46分
sen様、ご感想ありがとうございます!
『人間という生き物の、時や場合によっては同一人物でも鬼や悪魔にもなり善人にもなってしまう複雑性と、戦争の恐ろしさ、やりきれなさ』これこそ、この作品を通じて描きたかったテーマです。感じ取って頂けたようでとても嬉しいです。
励みになりました。それでは。
[良い点]
本格的な戦争文学でありながら、読みやすかったところ
[一言]
 読みやすく、話数が少なかったこともあり、一気読みしました。戦争という、誰彼構わず被害者にしてしまう災禍があっても、渦中でなされた罪や傷は消えず、尾を引き続ける描写が現実的で、好ましかったです。

 もし、ユミンがアトを殺していたとしたら、彼女は「赦してしまった」と感じてしまうのではないかと考えました。人を憎み続けることは難しく、かと言って憎悪の念を失えば空っぽになってしまうし、自分の中に罪が残ってしまって、虚しく悲しい結末を迎えていたのではないかと。なので、アトが生きてユミンたちに償い続けるという結末は、この手のことに使うには違うかもしれませんが、最適解のように思えました。

 起こった過去を明確にして、忘れず背負って生きていくことが、戦争への向き合い方の一つなのだろうと改めて思い至りました。治らない傷に苛まれ続けても、生きていかなければならないユミンやアトの胸中を掬い上げるのは容易ではありませんが、チャグを始めとした周囲の人々が寄り添い、少しずつ負担を軽くして、わずかでも生きやすくしてくれればと思います。

 感想を書かずにはいられず、愚拙の身で長々と、お目汚しの言葉を見苦しく連ねてしまい、すみません。この作品に出会えて良かったです。有意義な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
葉霜深海様、素晴らしいご感想ありがとうございます! 主人公が父を殺して処刑され終わりというバットエンド、または親子が和解するヌルい結末はなんだかなぁ、と悩み考え抜いた末のラストです。父を殺さないという選択、父が生き抜いて罪を償ってゆくのが最適解と仰って頂けて幸いです。
[良い点]
面白かったです!
北海ひぐま様、ご感想ありがとうございました!面白かったと言って頂けてとても嬉しいです!
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