エピソード70の感想一覧

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[一言]
60話でタクト自身が『冒険者や避難民上がりは危険に見合う報酬がなくては話にならない。そこを疎かにすれば、今後の協力が期待できなくなる。』と考えているように、ライオスやシャルフィス辺りが報酬関連の忠告をしていないようなので違和感があるんですよね。
クイーン討伐時のエスフィールからの報償をタクト陣営が立て替えたのはライオス達は知っているはずだから、さらに協力を要請するなら金銭の替わりに利益や利権を渡すように言っていないのは貴族としても元冒険者ギルド員としてもおかしいなと。

戦後の領地や税の優遇は分かりやすく言っているだけなので、きちんとした報酬(対価)を払う意志表示をしないの?ということです。
  • 投稿者: アイビー
  • 30歳~39歳 男性
  • 2021年 09月05日 04時29分

アイビーさま、再コメントありがとうございます。

ご疑念の点、理解しました。すみません、前回の返信は、ずれてしまっていましたね。

ギルドが間に入るとはいえ、個人は支払いが滞ると、不信感を抱くのは間違いのないところとなっております。今回の場合ですと、指揮していたタクト、ライオス、エスフィール卿の信用が損なわれる感じとなりますので。

一方で勢力間の話になりますと、もう少し長い期間での収支となりそうですが、確かに話が出ていないですよね。

実際には両勢力は既にずぶずぶの関係というと表現が悪いですが、半ば一体化しつつある面もあります。エスフィール側からすれば勢力増強、タクト側からすれば侯爵家の後嗣に全面協力することによる公認状態、というそれぞれのメリットがある状態です。

金銭面では、特にシャルフィスあたりは物資調達がタクトのところとウィンディの実家に頼っている実情は理解しており、エスフィール卿も把握しています。
一部は自前で確保できて、四村からも協力は得られるとしても、先立つものは必要となりますので。

タクトの黒月商会は、豪商というほどではなくても、いっぱしの商会としての活動はしているのですが、実際はCP目当てであって、得られた金銭についてはさほどの執着がない状態です。
マルムス商会は排斥された経緯もあって、タクトの勢力に全面的に賭けている状態ですので、地歩を固める流れのための資金供出にはためらいがない状態となっています。

長くなってしまいましたが、エスフィール卿は旗頭として立ってはいるものの、その実態は戦闘面でも物資面でもほぼタクトの勢力で、当人にもその自覚はある状態です。

自身が侯爵家を継いだ場合限定の空手形で収まる状態ではないとも考えていそうです。では、どう報いるか……。
その割に態度がでかいんじゃないかと言えば、それはその通りなのですが。

そして、ルシミナあたりは、そこまでの状況把握ができておらず、一家を背負う立場ではない騎士家の娘的なべき論で語っています。そこは苛立たしく感じる方もいらっしゃるだろうとは思っております。

[一言]
いい加減にエスフィール側は、税の優遇と戦後にタチリアと南部4村をタクトの領地とする(戦果によって加増有り)っていうような空手形を発行しなさいよと
  • 投稿者: アイビー
  • 30歳~39歳 男性
  • 2021年 09月04日 15時20分
アイビー様、コメントありがとうございます。

まあ、病身とはいえ当主も健在で、後嗣とされつつも叔父たちが実権を握りつつある状態なので……。
そして、どこまで本気で権力争いをする腹が固まっているのか、という話もありそうです。

タクト側としては、うやむやのうちの存在を公認されつつあるのはメリットでしょうけれど、確かに得るものが少ないとの見方も成り立ちますね。
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