エピソード7の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[良い点]
読み終わると、作品の世界観、作者様の丁寧さ、作品のみっちりした重厚感、そして自分の充足感で溜息♡をついてしまいます。素敵すぎるお話、本当に読ませていただいてありがとうございます。

季節の経過でムジカとは自然に会えなくなって、ムジカはまた姿を変えていくのですが、切ないようで寂しさはなく、ムジカからすれば自然のこと、ティノもどこかで感じながらも7歳の子ですから日々が精一杯でしょうし、こういうところはあるやもしれませんね。
それにティノは歌でムジカとのつながりを感じているのかもしれませんね。教えてもらったその歌の中にムジカが生きている、みたいな。

もう一度冒頭が繰り返されるところと、そこに未来へのつながりが感じられる部分、とても素適です。
南の塔への布石が嬉しいですね。

皆様のFAがステキすぎて(´;ω;`)ウッ…眩しいっ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

次の作品もとっても楽しみに読ませていただきます☆彡
作品も、こんな作品を描けてしまう柚里さんも、大好きです~!

[一言]
次、私の場合は何を読んだらいいか、是非ご指南を♡<(_ _)>
あき伽耶さま

たくさんの丁寧なご感想、本当にありがとうございました! 連載中の読書ならまだしも、連載後にこんなに書き込んでいただけるとは夢にも思いませんでした。感涙です。
しかも、身に余るお褒めの言葉をいっぱい……あわわ、もったいなさすぎてふるえてしまいます。
重厚感、ありました? 童話ジャンルだし主役は天然くん(笑)なんですが、やっぱりムジカ効果かな。ムジカと、あと西洋中世の豊かな自然の中に死生観みたいなものを込めてみました。それが伝わったとしたらうれしいです。

『南の塔』への布石は、単体で読んだ人には不要なんですが、やっぱり書かずにはいられませんでした。そして皆さまのFAは、本当に素敵で……ウッ…眩しいっ!
かやさんのティノもこちらに載せようかなと思ったんですよ。でも『南の塔』あてに描いてくださったので、やっぱりあちらにしたんですけど。

そしてそして、次のおすすめを訊いてくださるとは感激です!
次はやはり『星の下の晩餐会』ですねー。育児中のかやさんにはぜひおすすめしたいと……多分お好みの題材ではないかと思うのです、えへへ(照) 
ちょっと長めですが、三人の語り手がいるので一人づつ読んでいくと楽だし、サクサク読める、はずです(希望)

ご感想のおかげで、活力をいっぱいいただきました。本当にありがとうございました!
[良い点]
 読ませていただきました。 いやあ、楽しかったです。 あらすじを見て、長いのかなと思いつつ読み始めたのですが、穏やかな流れの中を川下りの遊覧船で心地よく過ごしてたら、あっという間に河口に到着してしまった、そんな感じがしました。 そして、ここからまた、ティノの新たな物語が始まるのですね。 素敵な物語の予感がします。
[一言]
 残り香という表現は勉強になりました。 香りに着目したことはなかったですね。 私は残照(光)を使ってました。 香りの方が味がありますね。 光はあっさり風味です。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2022年 09月13日 21時36分
管理
たきざわノーベリウム様

企画からお越しいただき、ありがとうございます!
あらすじ。そういえばあれのせいで、お客様を逃がしているかもー(笑)。楽しかったとのお言葉に、安堵しました。

>穏やかな流れの中を川下りの遊覧船で心地よく過ごしてたら、あっという間に河口に到着してしまった

この例えが素敵すぎます。そんなふうに言っていただけて光栄です。そして仰る通り河口の先に、新たな物語があるのです。

残り香は何気なく書いた言葉だったのですが、残照や残光も素敵ですね! 
ご感想、どうもありがとうございました。
[良い点]
 『出会いの窓は南の塔に』という物語の前日譚だそうですが、本編だけでも素晴らしい童話だと思いました。
 何度も見直されたのでしょうね、完成度も作品のレベルも高いです。
 ちなみに。
 物語はできても、それが「一冊の本」にまでなりえる作品は少ないと思いますが、本編だけでもこのまま「一冊の本」になると思いました。
 多くの人に読んでもらいたいです。
  • 投稿者: keikato
  • 2022年 02月03日 11時39分
keikato様

なんて返信すればいいのかわからないくらい、うれしいです。ご感想ありがとうございます……!

仰る通り、何度も見直し試行錯誤しながら書きました。でも『南の塔』を未読のかたにも伝わるかどうか、自信は全くありませんでした。
別れのシーンを直接書いていないところなど、前日譚と思わずに読むと、盛り上がりに欠けるかなと思ったりして。
ですが、こうしてkeikato様にわかっていただき、寄り添っていただいて、感無量です。
「一冊の本になる」というお言葉、忘れません。

私はすごく遅筆でなかなか執筆できないのですが、これを励みに精進しようと思います。
どうもありがとうございました!
[一言]
遅まきながら拝読しました!

あぁ、優しい世界だなぁ……とあたたかく切なくなりました。
本編はあんな感じでラキスが頑張ってますが、また違う道では新たな出会いがあり、成長があり、平和があるんですね。
今を生きるティノの感性と、過去を生きたムジカの噛み合わない掛け合いが好きでした。先を憂うのは、死の遠い若者ならではなのかもしれませんね。

>「口をきかないはずのエルフが急に歌い出したところに、幸運にも立ち会えたような気分だよ。うまいな、坊や」
吟遊詩人のお兄さん、これはイケメン…!←
猫じゃらしさま

わあ、お忙しいのに、読了とご感想ありがとうございます!

えっ、お兄さんイケメン? その台詞、書いた本人が忘れていまして(笑)さっき読みに行っていろいろ思い出しました。
単にうまいと言うだけではつまんないので、それっぽく聞こえるように考えた覚えがあります。でも一息で言うには長いですね。さすがは吟遊詩人。
「うまいな」を先にするかあとにするかも、考えた覚えあり。ちょっと倒置法っぽくしてみた。
去年の夏の思い出、なつかしいです。

>また違う道では新たな出会いがあり、成長があり、平和があるんですね。

そう感じていただけてよかったです! 前日譚がいっぱいある物語ですが、いろんな道を描ければいいなと思っています。
[一言]
投稿開始時から楽しみにしていたのですが、なかなか読みにこられず。
遅まきながら、ようやく、ようやく辿り着きました。

本編におけるティノも可愛らしかったのですが、それに輪をかけて天真爛漫で「可愛い」が溢れてました。(なんていうか、もう名前からして可愛いというか、響きがいいというか、名は体を表すというか)
無垢な子どもが、邪鬼のなさそうな、けれど大人からすれば危険に思われる魔物と友諠を交わす物語は、ワクワクしますね。それはきっと、遠くない未来に別れが待っていることが予想されるからなのかな、と思います。
そして、この「別れ」部分をおおごとには描かずに、時間の流れ、季節の移ろいに溶けこませているところが、この物語における優しい空気に合っていて、いいなあと、しみじみ思いました。
あまり悲観にくれないのも、ティノらしいというか。決して冷たいわけではなく、吟遊詩人は世の中の出来事を大局を見ているひとたち、という印象なので。

若い娘のような声で歌うムジカ。
マンドラゴラに飲まれる前は、どんな人物だったのでしょう。こちらにも切ない恋物語が潜んでいそうで、妄想が捗ります。
彩瀬あいり様

ご感想、ありがとうございます。
ティノは実は、書いてみたら私の想像よりずっと可愛いくて、ちょっと焦ったくらいでした(笑)。
一生懸命になっている小さい子って可愛いんだなあと驚き、そうか、『晩餐会』のラキスもこう書けばよかったのねとしみじみ……。

名前はですね、昔、ティノという商品名のお菓子(たぶん飴)がありませんでした? いまもあるかな。そのころから可愛い名称だと思っていて、使わせていただきました。

>この「別れ」部分をおおごとには描かずに、時間の流れ、季節の移ろいに溶けこませているところ

これがすごく書きたかったので、こちらも取り上げていただけてうれしい。別れの場面を描かないことは、なぜか当初からの決定事項でした。
ムジカはけっこういい女系の、きれいなお姉さんだったと思われます。でもそのあたりを流してしまっているし、別れの場面も書いていないので、読者にはちょっと物足りないかもしれませんけどね。

ご感想うれしかったです。どうもありがとうございました!
[良い点]
植物に姿を変えたマンドラゴラ。
想いを乗せた歌で満たされた世界を、静かに生きていくのですね。
彼女との出逢いが、ティノ君の未来に鮮やかな軌跡を描きますように。
[一言]
完結おめでとうございます。
第6話の後、立て続けに投稿されていたとは気付きませんでした。
でも、物語の最後でティノ君が笑顔でいてくれて良かったです。
心温まる秀作をありがとうございました。
桜華 絢爛さま

毎回のご感想、本当にありがとうございました。桜華さまに読んでいただけていると思うと、とてもとても励まされました。
と同時に、身が引き締まる思いでした。ひとりよがりになっていないか、他人の目に耐える文章かどうか……。
それが出来具合にも反映されているはず、というか、反映されていることを願います。

ティノのことを可愛がってくださったので、ティノもぜひお礼が言いたいと待機しています。ちょっと舌足らずですが、ではどうぞ。
「絢爛さん、ありがとう!」
[一言]
完結おめでとうございます。
こぼれた歌はどこへゆく?
永遠のテーマかもしれません。
こぼれたそばから溶けてゆく。
でもきっと、溶けた空気は風になって誰かの心に届くのでしょう。

本編、少し読んだきりなかなか読み進められず。
ちゃんと本編を読む前にスピンオフばかり読んでおります。
これを機会に読み進めたいと思います。
黒森 冬炎さま

ご感想ありがとうございます!
期間が大幅に過ぎてしまったのに、こんなに早く読みに来てくださって、本当にありがたく光栄です。
タイトルである、歌の行方……それをさがすのが永遠のテーマですよね。
でも私も、きっと誰かの心に届くと思います。

本編と前日譚に分けてはいますが、私としては前日譚も本編のうちだと思って書いていますので、スピンオフ読書歓迎です。両方読んではじめて世界がつかめると思っているので……と思ってたらもうご感想が。早い!
どうもありがとうございました。
[良い点]
完結、おつかれさまです。おめでとうございます。

紫の花のくだりのあと。

>調べは天から降りてくる。言葉は地から湧いてくる。

──で、涙がこぼれました。

こんなに切なくて、かなしくて満たされた音楽を私は知りません。ティノ君の歌声で聴きたかった。ムジカのしゃがれ声や、若々しい歌声を。ふたりの奏でる音楽を聴いてみたかったです。

いまも泣いてます(泣)

胸がしめつけられるのに、晴れやかなのは、このお話の主人公がティノ君だからなのでしょう。
とんがり耳で、金色の瞳で。ちょっと舌足らずだけど、そのうち道に迷った旅人のお嬢さんの案内だってできますね……! (ごしごし)※涙ふいてる

すてきな、素敵な物語でした。
大好きなお話がまた一つ増えて嬉しいです。

こちらの企画作品から、シリーズ全体を手に取ってくださる新たな読者さまが、一人でももっとたくさんでも、増えてくれますように。

(大好きです)

最後まで読ませてくださり、うつくしい森の四季やマンドラゴラの花を見せてくださり、ありがとうございました!!!

  • 投稿者: 汐の音
  • 女性
  • 2021年 09月09日 17時35分
汐の音さま

また私を泣かせるようなご感想を……そして超速レビューまで……!
本当にありがとうございます。かなり時間がかかってしまいましたが、書いた甲斐がありました。
実は書きながら、汐の音さんのことを何度も思い出していました。読んで下さるかなーと思って……。
願い通りに読んで下さったばかりか、素敵なお言葉をいっぱいいただき、感無量です。

で、実は私もラストでちょっと泣いたのでした……そんな経験はじめてだったので、驚きました。これもティノが異様に純粋だったおかげです。作者は汚れ切ってるのに、自分で作ったキャラとは思えないですよほんとに。

私が描きたかったことをすべて感じ取って下さって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました!
↑ページトップへ