エピソード7の感想一覧
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[良い点]
御作、拝読させて頂きました。
御作については以前から存じ上げており、冒頭部分を少し読んだことがあったのですが、その重厚さからしっかりと時間を作ってからじっくり読みたいと思ってしまい、今の今まできちんとした形で読めずにおりました。
今回、野上武志先生が御作を紹介した同人誌を購入したこともあり、まずは「へいわなオークの国」まで読み進めさせて頂きました。
読み進めていきますと、まずその詳細な世界観の設定に圧倒されます。
確かに筆者様があとがきでもご指摘されているように、最初は世界観を説明するための文章が続くのですが、それをディネルース・アンダリエルというオルクセン王国のことを知らない人物の視点から描いていくことで、無味乾燥な説明調の文章に陥らずに済んでいるように感じました。
むしろ、情景描写が非常に巧みであることも相俟って、彼女と一緒になって読者自身もオルクセン王国を観光しているような気分になり、物語への没入がかえって促されていると思います。
技術面での描写も細かく、作中の時代設定がよく伝わってきます。近世から近代へと移行しようという時期の雰囲気が、よく現れておりました。
軍事面の描写はその最たるもので、筆者様の浩瀚な知識が披露されていて、物語により奥深さを与えております。
一方で民族浄化など19世紀以降に現れる民族意識の高揚がもたらした暗黒面も描かれており、こうした物語の陰影が御作の世界観によりリアリティを与えているように感じました。
[一言]
大鷲族の軍団長の名が「ラインダース」であるなど、所々に史実ネタ以外にも漫画・アニメネタが織り込まれており、物語の流れとは別のところで読者を楽しませてくれる工夫がされておられることが、より読んでいくことを楽しくさせてくれます。
また、ドイツ風の名前が多い中、エルフの名前がアイヌやハワイ先住民などに見られる形式であるなど、民族学的な部分でも深い掘り下げがされていて、改めて膨大な知識に基づいて筆者様が執筆に臨まれておられることが判り、ただただひたすらに圧倒されるばかりです。
今後とも、筆者様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
御作、拝読させて頂きました。
御作については以前から存じ上げており、冒頭部分を少し読んだことがあったのですが、その重厚さからしっかりと時間を作ってからじっくり読みたいと思ってしまい、今の今まできちんとした形で読めずにおりました。
今回、野上武志先生が御作を紹介した同人誌を購入したこともあり、まずは「へいわなオークの国」まで読み進めさせて頂きました。
読み進めていきますと、まずその詳細な世界観の設定に圧倒されます。
確かに筆者様があとがきでもご指摘されているように、最初は世界観を説明するための文章が続くのですが、それをディネルース・アンダリエルというオルクセン王国のことを知らない人物の視点から描いていくことで、無味乾燥な説明調の文章に陥らずに済んでいるように感じました。
むしろ、情景描写が非常に巧みであることも相俟って、彼女と一緒になって読者自身もオルクセン王国を観光しているような気分になり、物語への没入がかえって促されていると思います。
技術面での描写も細かく、作中の時代設定がよく伝わってきます。近世から近代へと移行しようという時期の雰囲気が、よく現れておりました。
軍事面の描写はその最たるもので、筆者様の浩瀚な知識が披露されていて、物語により奥深さを与えております。
一方で民族浄化など19世紀以降に現れる民族意識の高揚がもたらした暗黒面も描かれており、こうした物語の陰影が御作の世界観によりリアリティを与えているように感じました。
[一言]
大鷲族の軍団長の名が「ラインダース」であるなど、所々に史実ネタ以外にも漫画・アニメネタが織り込まれており、物語の流れとは別のところで読者を楽しませてくれる工夫がされておられることが、より読んでいくことを楽しくさせてくれます。
また、ドイツ風の名前が多い中、エルフの名前がアイヌやハワイ先住民などに見られる形式であるなど、民族学的な部分でも深い掘り下げがされていて、改めて膨大な知識に基づいて筆者様が執筆に臨まれておられることが判り、ただただひたすらに圧倒されるばかりです。
今後とも、筆者様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
- 投稿者: 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
- 2023年 08月19日 19時02分
エピソード7
たいへん過分なご評価を賜るご感想を頂き、恐縮です。
今後とも何卒お見捨てなきよう。
ありがとうございました...!
今後とも何卒お見捨てなきよう。
ありがとうございました...!
- 樽見 京一郎
- 2023年 08月20日 00時35分
[良い点]
こちらでははじめまして、Twitterではお世話になっております。水守です。
グスタフさんの知識や発想はどこで得たものか、気になっておりましたが……なるほどそう言うことでしたか。
このあとは……グスタフさんとディネルースさんはどうなるのでしょう。やはり……♡……なのでしょうか(ドキドキ)
[一言]
コメントを書かせて頂いた理由は……端末の調子が少しオカシイかもでして(-_-;)
暫し読みに伺えなくなるかもですが、必ずまた読みに伺います!
続きが気になりますから!
こちらでははじめまして、Twitterではお世話になっております。水守です。
グスタフさんの知識や発想はどこで得たものか、気になっておりましたが……なるほどそう言うことでしたか。
このあとは……グスタフさんとディネルースさんはどうなるのでしょう。やはり……♡……なのでしょうか(ドキドキ)
[一言]
コメントを書かせて頂いた理由は……端末の調子が少しオカシイかもでして(-_-;)
暫し読みに伺えなくなるかもですが、必ずまた読みに伺います!
続きが気になりますから!
エピソード7
ありがとうございます!
- 樽見 京一郎
- 2023年 07月29日 08時30分
[良い点]
作品そのものは読み始めで未だ評価ならざるも、その前にこの話の締めにある「評価のお願い」の書き方がたいへん気に入りました
押し付けがましくなく、媚び過ぎず、しかして何が何故欲しいのかわかりやすく、それを行う価値があると感じさせられる。
なろうで色々と作品を貪って参りましたが、その中で初めて「読んで評価しに行こう」と思えた一分でしたので感想としても残しておきます。
作品そのものは読み始めで未だ評価ならざるも、その前にこの話の締めにある「評価のお願い」の書き方がたいへん気に入りました
押し付けがましくなく、媚び過ぎず、しかして何が何故欲しいのかわかりやすく、それを行う価値があると感じさせられる。
なろうで色々と作品を貪って参りましたが、その中で初めて「読んで評価しに行こう」と思えた一分でしたので感想としても残しておきます。
エピソード7
ありがとうございます!
- 樽見 京一郎
- 2022年 09月28日 12時35分
[良い点]
下種なエルフ国家に鉄槌を下すオーク国家という観点は面白いです。
[一言]
国王と近衛旅団長の初夜は、是非ノクターンでお願いしたい所ですね。
下種なエルフ国家に鉄槌を下すオーク国家という観点は面白いです。
[一言]
国王と近衛旅団長の初夜は、是非ノクターンでお願いしたい所ですね。
エピソード7
ありがとうございます<(_ _)>
ノクターンですか。。。私なぞにはハードル高いです笑
ノクターンですか。。。私なぞにはハードル高いです笑
- 樽見 京一郎
- 2021年 07月05日 12時14分
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