エピソード44の感想一覧

まる。様

小話にまでご感想をありがとうございます。

佐々木さんが重要な役割を担っておりました！
影響がすごいのでお互いに知らない方が良さそうですw

きっと帰ってからこんなやり取りがあったことでしょうww

「あのぉ、玲依ちゃん……なにか怒ってる？」
「どうして？」
「その、笑顔が……」
「笑顔が？」
「いや、いつも通り綺麗なんだよ？　ただ、なんか目が笑ってない、ような？　あー、いや、私の気のせいだね。うん。気のせい気のせい。いつも通り麗しいです。お茶取って来るねー。あの、玲依ちゃん？　手を離してもらえると……⁉︎」

これ以降はご想像にお任せいたしますww

まる。様
ご感想をありがとうございます。

終了しました！笑
玲依が近くにいると、クールな侑なんて見られません。玲依からあーんしてもらって断るなんて選択肢は侑にはありませんw

牽制の対象は女の子たちです。つい小話を書いてしまいました…

ブライダル写真投稿ははたしてどうなるのか…？

はい。しっかり躾られております(笑)

【小話】
佐々木さん視点

「席外しますね」
「えー、侑ちゃん行っちゃうの？」
「侑さん、早く戻ってきてくださいね」
「ゲームまでには戻ります」

　侑さんが同期さんのところに行ってしまったから、それぞれ移動するメンバーが増えた。侑さんが席にいるなら少しでも一緒にいたい、と女性陣が動かなかったから、男性陣も何となく動かずにいたみたい。
　イベントの時の侑さんは、仕事中よりは雰囲気が柔らかい。穏やかに話を聞いてくれていて、こういうのが人気の秘訣なんだろうな、って思う。

　私も同期が集まっているところに合流しようと移動すれば、侑さんが好きだと公言している子達が集まって何やら話していた。さりげなく近づけば、指輪はきっとカモフラージュだとか、今度ご飯に誘う、とかそんな話をしているみたいだった。
　いやいや、相手高野課長だよ？　そろそろ諦めなって。侑さんが優しくてかっこいい？　そりゃね。さり気ない優しさが出ちゃってるからね。
　早いところ諦めた方がいいのにな、なんて思いながら離れれば、高野課長がこっちに向かってくるところだった。今日もめちゃくちゃ綺麗……

「佐々木さん、こんばんは」
「えっ、こんばんは」

　会釈をして通り過ぎようとすれば、高野課長から話しかけられた。数回しか会ったことがないのに、名前を覚えてもらえているってやっぱり嬉しい。

「佐々木さん、色々とありがとう」
「え!?　いえいえ、私は何も。あの、侑さんから聞きました。おめでとうございます」
「ありがとう」

　さっきの、話しておいた方がいいのかな？　いや、でも話したところで何？　ってなるか……

「何か気になってることでも？」
「あ……その……」

　高野課長から聞いてくれて、さっきの話を伝えれば、教えてくれてありがとう、と微笑まれた。侑さん派なのにうっかりときめいてしまった……

　去っていく高野課長をボーッと見送れば、高野課長から呼ばれたのか、侑さんがぱあっと笑顔になった。えぇ、あれって侑さん？　あんな笑顔見た事ないけど……
　声が聞こえない距離なのがもどかしい。なんの話しをしているんだろう？

　チラ、と集まっているメンバーの方を見てみれば、同じく見ていたのか、皆目を見開いて固まっている。これで諦められたらいいけどね……

　ここにずっと立ち止まってもいられないから同期のところに合流して話をしていれば、後から来た2人のテンションがおかしい。

「何かあったの？」
「高野課長が山崎さんにあーんしてた」
「え!?」
「高野課長と山崎さんが揃ってるのなんて初めて見たからつい近くて見たい欲が……とりあえず同じもの食べてきた」
「自然すぎたから、多分普段からあんな感じなんじゃないかな、って」
「うわ、見たかったー！」

　人が沢山いるのによく見えたな、と思えばわざわざ近くに行ったとか。他にもそんな人達が居そうだな、と思いつつ、これって私が伝えた話が影響してる？　なんて思ってしまった。