エピソード307の感想一覧

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[気になる点]
ある日突然何も無い所に疑似太陽ができた時点でどんなバカでもそこに原因の一端があるてわかるよね。
しかもそこに集落ができて代表者が生まれ
国際会議に出て来て土地の所有権を主張して
そこに便宜を図った国に疑似太陽が出現。
しかも一つの国では無く便宜を図った国に複数で疑似太陽が出現、コレで分からない時点で国と言うコミュニティ、団体経営何て出来無いでしょ?
[一言]
流石に周りも含めてバカにし過ぎでは?
  • 投稿者: 名無し
  • 2023年 11月24日 14時51分
名無しさん
コメントありがとうございます。

>ある日突然何も無い所に疑似太陽ができた時点でどんなバカでもそこに原因の一端があるてわかるよね。
>コレで分からない時点で国と言うコミュニティ、団体経営何て出来無いでしょ?

申し訳ありません。何について『コレで分からない時点で』なのか、誰のことを非難しているか私の読解力が足りていないので分かりかねます。
『疑似太陽が出来たことについてアルトラがその原因なのではないかと誰も疑ってないおバカの集団』と言いたいのか、『疑似太陽のことを秘密にするのはバカが考えても当然なのに迂闊にバラし過ぎじゃないか?』ということを言いたいのか、もしくはアルトラが発言した『私が作ったってバラしたの!?』に対してバカにし過ぎてると感じたのか、それともそれ以外なのかが分かりません。
『国と言うコミュニティ』という文言を見るに、私の想定しているのはレヴィアタン、トライア、ルシファーのいずれかだと思うのですが誰について非難しているのか判断が付かないため、ちょっと長いですが私の考える見解と反論をいくつか書きます。

◆レヴィアタンを想定していた場合の見解◆
疑似太陽の秘密を知っていながら他の者にバラしてしまっている件についてです。
エピソード中に『現魔王マモンの性格も知ってるから信用して良いよ。あと彼女ら木の高位精霊は口も堅いから』という文言があります。つまり彼女は誰も彼もに言っているわけではなく、『信用しているマモンとトライアだから話した』というだけに過ぎません。
ここは同じエピソード中に『口が軽かった』として反省しています。女王としては確かに口が軽すぎたかもしれません。
が、そもそもこの時点までアルトラは口止めしてはいませんので彼女に特別な罪はありません。
口止めが遅れたのも彼女が特殊な身の上 (女王様という立場)ということもあり、気軽に会いに行けるようなものではなかったため、口止めが遅れる結果になったまでです。
以上、口が多少軽かったとは言え、名無しさん基準の『国と言うコミュニティ、団体経営何て出来無いでしょ?』というところには当たらないかと思います。

◆ルシファーを想定していた場合の見解◆
ルシファーが『アルトラに疑似太陽の原因であるのが分かってないおバカである』と言いたいと仮定した場合の見解です。
原因の一端があるからこそ七大国会談で疑惑を持たれたわけですが、あの時点で疑似太陽はアルトラに関連があるとあの場に居た全ての魔王・魔王代理が疑惑を持っていた描写はあったはずです。 (サタナエルについては途中退場なのでご容赦を)(第233話参照)
もちろんルシファーも疑惑を持っていますし、その描写もきちんと書いています。 (第235話参照)
確かにルシファーは『太陽はアルトラが作った』と、ほぼ確信を持っていたでしょう。
しかし、原因の一端があるだろうと疑惑を持っていても、それを本人に聞くなり、実際に目で見るなりして確認しなければ、それはまだ疑惑の段階でしかないのです。例え限り無くクロに近かったとしても、確認が出来るまではクロにはなりません。
それをクロにするために別のエピソードで疑似太陽を作成した瞬間を部下に確認させています。 (第278話参照)
以上のことから、疑似太陽の出現はアルトラに『原因の一端である』ことは見抜いているため、名無しさん基準のおバカには当たらないと思います。

◆トライアを想定していた場合の見解◆
ルシファーと同じく『トライアがおバカである』と言いたいと仮定した場合の見解です。
トライアも疑似太陽作成の疑惑を持ったため、その後(恐らくアルトラが原因であろうと目星を付けて)『唯一先だって中立地帯以外に疑似太陽が出現した水の国』のレヴィアタンに橋渡しをお願いして、疑似太陽を目的に樹の国が接触を図って来たというストーリーに進展します。
以上のことから、疑似太陽の出現はアルトラに『原因の一端である』ことは見抜いているため、名無しさん基準のおバカには当たらないと思います。

◆『私が作ったってバラしたの!?』に対してバカにし過ぎてると感じたかどうかへの反論◆
バカにし過ぎてはいませんが、上記ルシファーの項でも書いた通り、実際に確認するか、本人が肯定しなければクロではありません。
確定でアルトラが疑似太陽作成者だと知っているのは、水と雷の国の極々一部だけなので、他の国はまだ疑惑の段階、つまりクロではないのです。

そのためトライアが『疑似太陽作成者をアルトラと確定して』、疑似太陽作成を目的で訪れたためにレヴィアタンに「バラしたのか?」と聞いただけに過ぎません。
それ以上でもそれ以下でもありませんので、バカにする意図もありません。邪推し過ぎです。

◆『周りを含めてバカにし過ぎでは?』ということへの反論◆
疑似太陽作成に対して、『アルトラが作成者だと火を見るよりも明らかなのに、疑惑に留めているから周りの知能を下げているように見える』と受け取りましたのでその反論を。

そもそも(使用できる魔法属性の都合で)膨大な魔力量を誇る魔王にすら作れない疑似太陽を、自分たちより遥かに格下でぽっと出の亜人(アルトラ)が作ったということを、すんなりと信じられる方がおかしいと思いますが?

この世界の世界観の強さを大別すると
『大精霊格≧魔王>>精霊≠魔人≠種族の枠を外れた高位存在>>亜人≧人間』
という力関係です。

大精霊についてはまだあまり触れていませんが、私は本作品内で『魔王』が世界的に見て最強クラスの存在であると再三再四に渡って文中でアピールしています。滅多に魔界に顕現しない大精霊格を除けば、魔王は最強の存在なわけです。
更に魔人種、精霊種は強い魔力を持つと、これも何度も文中でアピールしています。

それを踏まえた上で、この世界観であれば魔王でもなく、更にその格下の魔人や精霊にも当たらないアルトラが疑似太陽ほど特殊なものを作ったことは魔王たちにとってはにわかには信じられないものだと考えられ、疑惑止まりで片付けたくなる (=認め難い)のも可能性としておかしいものではありません。例を挙げるなら平民の功績を認めたがらない貴族みたいなものです。
そこはバカにするとかしないとかの問題ではないでしょう。

また、疑似太陽に魔王たちが驚いていることもおバカに見えると思われているかもしれないのでそこにも触れておきます。
魔法属性の中で光、時間、空間魔法の三つは魔界では使えるものが少ないと何度かストーリー中で書いています。
疑似太陽は光、時間、空間、火の四属性を組み合わせたものなので、使用できる属性の関係で魔王にすら作り出せる者はいないわけです。
四つ全て使える魔術師自体が皆無であるため、今まで組み合わせた者がいないと考えられ、未知のものを見た時の反応としては、魔王たちのリアクションはおかしいものではありません。

全員がアルトラが原因ではないかと疑いを持っている描写はあります。
これらの全て考えてもそこまで特別バカに書いているということもないと思いますが……

◆アルトラを想定していた場合の見解◆
三つの見解と二つの反論の予定でしたが、コメントの『ある日突然何も無い所に疑似太陽ができた時点でどんなバカでもそこに原因の一端があるてわかるよね。』の文章は『アルトラに危機感が足りない』という風にも受け取れたのでその見解も答えておきます。

第284部分(第278話)の感想のコメントと同じ名無しさんだと思ってお返事します。
あちらのコメント返しにも書きましたが、人間は先が分かっていればその対応策が可能ですが、分かっていなければ危機を見越すことなどできません。テレビや動画サイトで「そんなことで失敗する!?」って映像をよく見ませんか? それは危機を見越すことができていないために起こります。

そして本題の危機感が足りないことについてですが、疑似太陽を作った頃のアルトラはまだ魔界に降り立って日が浅く、地獄の外にコミュニティがあることを知りません。更に、鋼鉄のような防御力を誇る身体を与えられているため、死の危険を感じていなかった時期です。
更に更に、魔法が使えるようになったことにより少し浮かれてる状態なので、能力を隠さずに真っ暗な場所に疑似太陽を作って住み心地を改善しようとするのもおかしい話ではありません。

それを踏まえて、『魔界に堕ちて初期の頃は能力バレしても大丈夫と楽観している ⇒ Lv11の存在が判明した辺りから、自身にも死の可能性があることを知り徐々に徐々に用心深くなり能力を隠すようになっていく』、というようにストーリー中の心境の変化は描写しています。
魔界に堕とされた直後は少しテンションを高めで魔法を頻繁に行使し、最近のアルトラはトロル族とフレアハルトたち以外の前では能力を使わないようになってきてますから、描写としても特に問題は無いように思います。

まあこの(第302話の)時点で、アルトラがレヴィアタンに『秘密にしてもらいたい』と言ったことについては、もう既に遅すぎるとは思いますけどね。それについては『隠すのが遅すぎる』と私も分かっててそういうシーンに仕立てています。

以上が私の見解です。
一応私が想定する全ての見解はエピソード中に描いていますので、それを以っても特段私が周りをバカに書いているということは無いと考えます。
むしろ、周りがアルトラに疑いをかけてるのに、アルトラはまだ楽観視しているような感じなので、アルトラの方が抜けてるように思いますが? それも含めての『失敗と試行錯誤の物語』です。

もしどの見解も名無しさんの質問に引っ掛からない場合は、私の読解力が悪く満足な答えを導き出せなかったためです。
申し訳ありませんが、あの感想の書き方では如何様にも取れるので誰のことを説明すれば良いのか、どこを汲み取れば良いのか頭の悪い私には判断が付きません。
もう少し主語と述語を明確にした質問をお願いします。
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