エピソード394の感想一覧

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[気になる点]
流石にもう主人公の思考がおかしいでしょ?
殺しに来た奴は見逃し
盗賊も見逃し
誘拐犯も見逃し
敵国の泣き脅しに従う!?
もう何なのコイツ?
敵側の人間の泣き脅しで従うなら、奴隷になれって言われても従うのこのアホ?
もう誰もいない洞窟にでも引き籠もって出て来るなよ。
[一言]
作者さんは主人公と同じ行動をするの?
流石にフィクションでも、もう少し常識のある判断をしないと読んでる側はただ、不快にしか思わないですよ。
  • 投稿者: 名無し
  • 2023年 11月24日 15時52分
名無しさん
コメントありがとうございます。

主人公と同じ行動をするかどうか、ちょっと長いですが私の見解をお答えします。
二つに分けてお答えします。

◆『見逃すかどうか』について◆
まず前提条件としてアルトラと全く同じ条件というなら、『主人公と同じ行動をする』という可能性が高いように思います。
アルトレリアには拘束する施設はまだ無いため、何ヶ月も何年も拘束し続けるのは難しいですし、人型の生物を殺すのは極力避けたいですから。
常識のある判断と言うなら極力殺さないことが常識のある判断だと私は考えています。

もし、前提条件が『人間の身体のまま』魔界に転生しているというなら、きっと見逃しもしませんし何としてでも拘束します。交代で何日も見張るかもしれません。警察などの相手を拘束する機関が無いうえに、私自身に死の危険があれば相手を始末してしまうことも考えるかもしれません。
私も殺されたくありませんし、ずっと命を狙われるのは怖いですから。

しかし、『アルトラと同じ条件の身体』なら、刃物は刺さらない、重い物で潰れない、魔力感知である程度近くに敵が来ていることに気付くことができる、仮に敵が認識阻害などで魔力を隠蔽していて気付くことができなかったとしても、今回は近くにカイベルがいますから彼女が察知してくれるでしょう。死のリスクは極めて低いと思います。アルトラの身体の組成は人間じゃないんですから。
『ほぼ死のリスクが無い身体』を持ち、『現状、相手の目的がアルトラのみ』で、『拘束環境も無い』、それなら見逃す判断も物凄くおかしい話とは思いません。
この程度で常識が無いとまで非難されるなら、殺さずを貫く某人斬り抜刀斎が活躍する漫画は大分常識がズレてる話になってしまいます。今アニメ放送してて毎週楽しく見てますけど、命狙って来た敵を結構見逃してますよあの漫画。

もっとも、自身以外への被害、例えば愛する家族や町に被害があるとするなら考え方は変わります。
その場合は相手を何としてでも拘束しますし、すぐにでも簡易的な牢獄、例えば物質魔法で鉄柵で覆ってしまったりするかもしれません。どうにもならない状況ならば殺す判断を下さなければならないこともあるかもしれません。
今回はアルトラの誘拐 (未遂)だけで済んでますのでこういう対応をしたまでです。

◆『泣き脅しで従うかどうか』について◆
私が彼女の立場なら『行く』とは言えないと思います。
全然関わりも無い他人に「あんたが来てくれないと殺されるから来てくれ!」なんて言われたところで信じられませんし、あんた誰?としか思いません。基本的には行かない方針です。行ったところで私ではどうこうできる自信はありませんから。まあ以前来た者たちが処刑されたって言われればちょっと考えるくらいはするかもしれませんけど。
ただ、この後大ごとになる可能性は高いですけど…… (後述)

にもかかわらず、彼女が彼らに絆されたのは、それは『彼女が主人公だから』ということで納得してもらう他ないです。物語を動かすには多少の強引さも必要なのです。
それにずっと彼らのことには疑いを持っているので言いなりでもありません。
あと、まだこの時点では火の国はアルトラにとって『仮想敵国』であって『敵国』ではありません。

それと、もし泣き脅しに応じずアルトラが火の国へ行かなかった場合、今後はもっと事態が大きくなると予想されるでしょう。
突き返した第一弾の誘拐未遂犯は処刑され、第二弾のサンドニオ、レドナルドを突き返せば処刑され、次に誰か送ってもまた突き返されると火の国側は考えるでしょうから、確実に誘拐できるように第三弾はもっと集団で来るかもしれませんし、ルシファーが直接乗り込んでくるかもしれません。
そう想定すれば、アルトラが火の国に赴いたのもおかしい判断ではないとは思いますが?
ああ、この説明が不足してたのが問題なのかもしれませんね。後で付け足しておきます。

なお、蛇足ですがもちろん奴隷になんてなりません。その必要性が無いですから。「お前が来なければ殺されるから奴隷になれ」なんて言われてもなるわけないじゃないですか。
しかし、これも人質になっている人が替われば違います。愛する人や家族が人質なら奴隷もやむを得ないかもしれません。その場合は奴隷になりつつも、そこから脱っすることができる手段を模索します。

上記のように状況状況で答えは変わりますから、一概にやるやらないと決定はできません。私にもし同じようなことが降りかかるなら上記のような判断をすると考えられます。

◆今更ながら意図に気付きました……◆
と、ここまで散々持論を書いてきましたが、今更『常識のある判断』の意図に気付きました。

『なぜ捕まえて尋問しないのか』ってことを言いたかったわけですね?
もしそれについてならすみません、完全に私の頭の中にはありませんでした。
今までアルトレリアではトラブルが少ない環境であったため、上記の通り牢獄や拘束施設がまだ作られていません。そのため尋問するという手段には思い至りませんでした。
つまり作者の私の頭の中にも無かったため、アルトラの思考にも尋問の判断は無かったことになります。

これを尋問する展開に修正するには大分書き直しが必要なのと、新しいエピソードを差し込まなければならなくなるため、もし書き直す気がある時には書き直したいと思います。
尋問に適した人物もいるので、時間と気力がある時にでも。

◆盗賊見逃しについて◆
何でしたっけソレ?
樹の国の森賊の話ならきちんと捕縛して樹の国の警察組織に任せたので見逃してはいないと思いますが……捕まえる前に散々痛めつけているのできちんと成敗はしていますし。
見逃した盗賊とはどのエピソードのことでしょうか?

◆最後に◆
しかし、これだけ辛辣な感想にも関わらず、わざわざ400話近く読んで感想をくださってありがとうございます。
そこはありがたく思います(^^)
あと、私自身納得行ってなかったエピソードを修正する機会を与えていただきありがとうございました。あなたの指摘のお蔭で当小説は確実にクオリティアップできたと思います。

ただ、アホとかバカとか頭脳が小学生などと言われれば一応精神的ダメージを受けますので、感想を書いてくれる時にはもう少し辛辣度を下げていただけるとありがたいです。
あと、感想書くなら是非ともご自身の名前も付けてください。『名無しさん』ではどこの名無しさんかも分かりませんので。

それでは、ご納得いただける返答ができていたなら幸いです。
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