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[一言]
大変遅ればせながら、完結おめでとうございます&お疲れさまでした。
そしてまず初めに、この感想はあくまでボンクラの個人的主観に拠るものであることをお断りさせていただきます。
また、上から目線的になっちゃってたりするかも知れないこともご容赦下さいまし。

いやーしかし、タイトルに計略とはあるものの、まさかガチに、人と魔、二国間の鬩ぎ合いというそっちの方に傾くとは思ってませんでしたよ。魔王までどうにかこうにかとか。
さすが姐さん、むしろ普通にファンタジー軍記物とかいっちゃってもいいんじゃないの? と思いました。ええ。
……ぶっちゃけ、こんなこと言ったら怒られそうですけど、ボンクラ的には、もう恋愛要素無くていいや、とか多少なりと思っちゃったことを告白しておきます。すいません。
むしろそっち方面に楽しさを見出してしまったというか……。(苦笑)
あと、ラストは結構意外でした。
いえ、ある種王道だとは思いますが、姐さんがそれを選んだというのが。
姐さんは、「このまま王道で終わると思うなよ……(ニヤリ)」なイメージがありましたもんで。(ごめんなさい)

それはさておき、以前の感想でも申し上げたところですが、やはりこの内容なら文章内での言葉遣いは普通~やや堅いぐらいで良かったような気もします。
なまじ姐さんの知識が深く、「文章語」がわりと高尚なだけに、「口語」との落差が大きいんですよね。
いえ、普段はまったく問題ないんですが、地の文セリフ関係なく、「口語」の方を「軽く」すると、それだけとんでもなく軽く感じるんですよ。
言い方は悪くなっちゃいますが、辛いカレーをマイルドにする目的で、溶けてない氷砂糖が混じってるような……一部極端というか。
本編の内容がコメディタッチとかなら、むしろそれもアクセントになったでしょうが、最後まで通してわりとハードなだけに、どうしても「読みやすさ」や「マイルドさ」よりも違和感と言う悪目立ちの方に傾いてしまった感がありました。

……まあ、繰り返しになりますが、あくまでボンクラの主観ですので、「あ、そう」ぐらいで受け流してやって下さいませ。(ペコリ)

ボンクラさま、こんばんは!
色々とお忙しい中で、最後まで読んでいただき、感想までどうもありがとうございます。

感想の内容とは全然関係ないんですが、ボンクラさまの丁寧な前口上にめっちゃ癒されてます…… つい最近なんですが、私も 『個人的な意見なんで違うかったらスルーして』 って断り入れてるにも関わらず、全然スルーしてくんない人がいててですね……(愚痴です、すみません!)
たぶん私の書き方も悪かったんだと思うんで、ボンクラさま見習いたいです!

さて、ファンタジー軍記物とまで言っていただけるのは嬉しいです。むしろ恋愛よりもそっちが好きだ、もわかります。私も実は恋愛要素は書きにくくて仕方ないので(笑)
ただ、個人的には殺伐としてる中での恋愛がかなり好きなんですよ!
項羽と劉邦の覇王別姫とか、三国志の貂蝉さんとかですね…… ああいう、殺伐な中にほんのちょい入ってる恋愛の幅をめっちゃ増やしたいイメージなんです、こういうの書いてるときは(笑)

そしてラスト王道ですね…… これは単純に、ジャンル的に王道でいいと思ってまして。
もしガチに軍記ものでハイファンジャンルに入れるなら、これでもかと悲恋を盛り込んだりもしてみたいのですが。
やはり、恋愛ジャンルの作品は恋愛的にハッピーなのがセオリーと思っておりますので…… できることといえばせいぜい、20年お一人様にしといて年の差婚くらいまでです(笑)
ちなみに私の萌えは、やはり殺伐の中の悲恋。 なので、萌えの重点はリュクス×エルヴィラのほうに寄っておるのです、実は(笑)

つい長々と語ってしまいましたが、やはり殺伐も恋愛も両方楽しめるように書きたいので、しばらく恋愛修行せねばな…… って思いました。
読むのは嫌いじゃないんですけどねー…… 書くほうがなんとも。

そして文章内の口語表現ですね。ご指摘なるほど、めっちゃわかります。
カレーの中の氷砂糖とは的確!さすがボンクラさま。
ただ、うーん…… この辺は文章的な好みの問題でしょうかねえ…… 私は決して、この違和感が嫌いではないんですよね。

悪目立ちといえば悪目立ちですが、堅めの文章続くと個人的には息が詰まるんで、穴を開ける目的。
あとは、意味的に通りが良ければそれでいい、ってところもやはりあります。

そういう使い方してるので思いつくものといえば、だいぶ昔の漫画ですが岡野玲子さんの陰陽師ですね。画的にも話的にも、平安時代あたりなのに 『フィーバー』 とかそんな言葉がポンポン入り込んでくる。
岡野さんが安倍晴明というキャラを時代を超越した人として描いた、ということもあるんでしょうし、 『どこか遠い世界の話』 として見せるのではなく 『地続きの現実感』 を重視していたのかな、とも思います。

あ、この 『地続きの現実感』 は、こちらの作品で目指してるところの感覚に近いかもしれません。
魔王とかいる世界の話なんだけど、中の人はこっちと一緒なんだよー、っていう。
余談ですが今、これがしれっと使えるので転生・転移はやっぱり便利だな、とふと思いました。この話も転生+ループにしたらもっとウケたかもしれません(笑)


前にもお答えしたかもしれないことを、また長々書いちゃってすみません。
ともかく、作中のライトな口語表現はまあこんな理由ですね。なので今のところ、訂正するつもりはやはりないのですが……

違和感なくまぜこめたらいいな、とは私も思います! やはり好き嫌いが別れるというのは、ウケない理由になりますよね? 文章だけのレベルなら、好きじゃなくても嫌われないほうがいいんじゃないかと。

ただ、私の中で折り合いつけるポイントが見いだせてないというか……
ついこないだ別サイトで完結させた殺伐×恋愛の長編では、実験的な意味合いと柔らかくする時間がなかったのと両方で、地の文ではライトな口語表現はたぶん一切使ってないんですよね。

これまでラノベは柔らかく書かなきゃと思ってたんですが、もしかして自分が書きやすい文章で表現磨いたほうが、より魅力ある文章になるんじゃないかとか思って。
結果は、自分ではよくわからないところがアレですが(笑)

…… 精進します……!
[良い点]
読了!
めっっっちゃ面白かった!!
[一言]
こんばんは。
色々と予想外がありましたよ。
まずリュクス王子。彼は正直、表向きのラスボスポジションだと思ってたんですよね当初は。裏に居るのは魔王で確定ですが、傀儡となって仇なす者かと。

それがどうです?
まさかあんな男気ある死に花を咲かせるなんて思わなかった。
良い意味で裏切られましたね。リュクスは確かに愚かでしたが、愚かでありながらある意味真っ直ぐな青年でした。

時の神秘はリーリエ、これは途中から『もしかして』とは思ってました。ですが読むとやはりグッと来ましたね。
望まぬ結婚と冷えた夫婦間、そこから逃れるように聖女の勤めに邁進していても、やはり母は母。その心がとてもよく表現されていたと思います。

公爵はまぁ、うん。
アレはもう救いようがありませんねw

だけどマルガリータは違いましたね。
彼女もまたリーリエと同じく、どこまでも母だったのでしょう。
リーリエとは対称的な、哀しい人だったように感じました。

そして最後、転生して良かった!
ハッピーエンドで良かった!
二度目の人生をちゃんと幸福に包まれて良かったと、そう思えました。

……欲を言えば、リュクスも転生してエルヴィラを幸せにしてあげたいな、とも感じました。
でもそれはきっと蛇足でしょうね。


本当に面白かったです!

  • 投稿者: 退会済み
  • 2022年 03月22日 22時21分
管理
猫屋敷たまる さま

おおおお!一気読みのうえ、おほめの言葉まで! どうもありがとうございます!!

リュクスの愚かさは、実は多くの人にある愚かさと思っています。リュクスの場合、愚かさのほうが目立ってしまったのは置かれた状況が悪かったですね。
愚かな善人で、だからこそのあの最期だったわけですが…… 正直、ラノベにこんな複雑な人出してもいいのかと迷いまくったキャラでもあります。 
『戦隊もののブラックポジション!』 と自分に言い聞かせながら書きました(笑)

リーリエは文字数の関係上、出番は少なかったのですが、ルイーゼのことは常に気にかけていたんですよ。ただ、それを素直に出せるほど関わっていない自覚があったのでしょうね。
ルイーゼとは最期に気持ちが通じて、良かったと私も思います。

公爵は、ひとことで言うなら 『めっちゃ身勝手』 ですね。気持ちはわからんことないところもあるけど、そこまでやっちゃいけないだろうという(笑)

マルガリータは、息子に依存する母でしたね。母として子どもを愛する気持ちはすごくありながらも、子どもを利用して自分の欲を満たそうとしてしまった。
もともとが満たされていない人だからこそ、そうしてしまったわけで、哀しい人というたまるさまの評は、まさに! という感じです。

リュクスは、実は個人的な裏設定では○○○に転生してますが、凡人なので前世の記憶がありません(ばっさり)。 けど、きっとエルヴィラの幸せに一役は買う立場と思いますよ
( *´艸`)

長い話をお読みいただいて、どうもありがとうございました!
楽しんでいただけてめっちゃ嬉しいです!
[良い点]
〜って、誰よ? と二度目の呟きが語られた時点で吹きましたw
[一言]
シリアスなシーンなのに、『マルタ』『カタリナ』と続けて呼ばれたエルヴィラが不備ですわ^^;
名前すら覚えられてないって、本当に要らない子だったんだなぁと。

この先にどういった展開が待ち受けているのか楽しみではありますが、どうかエルヴィラには幸せになって欲しいものです。


  • 投稿者: 退会済み
  • 2022年 03月21日 22時26分
管理
猫屋敷たまる さま

続けて読んでくださったばかりか感想まで、どうもありがとうございます!

『名前くらい覚えろよ!』 と全員からツッコミいただいてる魔王様(笑)
子沢山ですが育児は放棄しております…… 実は存在すら覚えていない子も大勢。酷い。

エルヴィラ…… ほんと、幸せになってほしい子ですよね! 幸せを願っていただけて嬉しいです。
[良い点]
>いや、どちらかと言えば悪霊

このツッコミの語りに吹き出しましたw
[一言]
こんにちは。
完結作品なので読了してから感想を書こうと思っていたのですが、あの一言に釣られてしまいましたw

異世界恋愛モノの勉強がてら色々と読んでますが、冒頭から惹き込ませる流れが上手いですね。

とても面白いです!
では、先を読むのでこれにて。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2022年 03月21日 10時01分
管理
猫屋敷たまる さま

感想どうもありがとうございます!
うわわわ、まさかこちらまで遊びに来てくださるとは! 神様仏様たまるさま!
ツッコミ楽しんでいただけて何よりです。
初稿があまりにも固かったので、投稿前に必死で入れたのですよー(笑)
先まで読んでいただけるとは…… ほんと何とお礼を申し上げてよいやら!(拝)
[良い点]
とても面白かったです。隙間時間を全て費やして一気に読みました。
かねがね女性作家は情がありすぎてキャラクターを殺せない、男性作家は情がなさすぎて描写たらずで殺してしまうのが残念だと思っていたのですが、この物語は情を見せつつバンバン殺す!特に本来なら同世代中では最大の悪役であろう裏切り王子リュクスの死に方とタイミングは非常によかったです。
恋愛面についても、女がただ一人の男に貞節を誓うのは古くてつまらんな…騎士や天才少年とくっついてもいいし、恋愛自体に興味がなくなって有能女王の生を通すのでもいいなんて思っていましたが
この結末なら満足です!古典的でもあり現代的でもあるものすごく良い落とし所だったと思います。
  • 投稿者: 遠矢
  • 2021年 11月12日 17時41分
林晶さま

感想どうもありがとうございます!
お褒め言葉いただき、とても嬉しいです。

リュクスは、ラノベっぽくない複雑な人で書くのに勇気がいりました (プリ○ュアや戦隊もののブラック的なやつだよ! と、自分に言い聞かせて乗りきりましたww) ので、
こうして気に入っていただけて、めっちゃ喜んでます。

恋愛の結末も、ご満足いただけて何よりです。

>女がただ一人の男に貞節を誓うのは古くてつまらん

めっちゃわかりますww

楽しんでいただけたのが伝わる感想、嬉しいです! 繰り返しになりますが、ありがとうございました!
[一言]
いかに利用されただけであろうとも、愚かさゆえに取り返しのつかない罪を、(軽重はさておき)罪と分かっていてやらかし、それでいて愛される野郎とか……いやー、男の身からするとマジにカンベンなりませんわー。(笑)

ボンクラさま

感想どうもありがとうございます!

まさにそういう反応がほしくてリュクス視点の過去編書いたんですよ!

いや、皆さんリュクスにすごい優しくて…… それはそれで有難いのですけれど、私がリュクス推しな面ばかりが伝わってしまったのかと思って反省しまくってたのです(笑)

ヘイトを集めたい心も伝わってたみたいで、ほっとしました。ありがとうございます!
[良い点]
ふむ、ここのところは陰謀にまつわる話がメインで……しかしてボンクラ的にはそっちの方が好みだったり――とか言うと怒られますかねコレ。(笑)

ボンクラさま

感想どうもありがとうございます!
ふふふ…… 陰謀のほう好みといっていただけて嬉しいです! 私もですとも!
(*≧∀≦)∞(≧∀≦*)♪握手!

サクサクした話展開を心掛けてる関係から、あまり綿密なストーリーにはなっておらず、ボンクラさまからすれば物足りないかも?

とも思いますが…… ここから先は、陰謀ものらしい雰囲気は楽しんでいただけると思います。
[良い点]
一度死んだことで、視野の狭さや、新たな気付きに出会う……というのはいいですね。
特に、自らの死の意味を計り直す――なんていうのは、いかにも成長が感じられますし、こういう造りの物語ならではですやね。


ボンクラさま

読んでいただきありがとうございます!
あと、誤字訂正もありがとうございます!
まだ誤字があったとか……(苦笑) めっちゃ助かりました。

死んでから気づいても、もう遅い!
とか言いたくなるアレですが、こういう物語だからこそできることですね。
とはいえ、読者的にはこういう道徳的な部分て、良さ半分うっとうしさ半分じゃないかと、ちょっとビクビクしていたので、ほめていただけて嬉しいです。

どうもありがとうございます!
[良い点]
人目につきにくいとはいえ、舞踏会という場のすぐ側で悪霊と踊るというのはなかなかに面白い状況ですね……。

ただ誰かの目につくと、ヘンな子を通り越して、以前魔族の呪いを受けたという話やその魔族の姫がいるという状況から、一途すぎる王太子がまたエラい方向に思考をこじらせてしまいそうな危険性もあることを鑑みれば、やっぱり酔ってたってことかいな、と。

[気になる点]
昨今、「気狂い」はわりと危険な単語ですからねえ……「気が触れる」ぐらいにソフトな表現にしといた方が無難かも知れません……。
ボンクラとしてもこのテの話は「なにがやねんな」と言いたくなる案件ですが、まあ、トラブル防止策の一環として。

ボンクラ様

感想どうもありがとうございます!
そうです、紛れもなく酔っていたのです(笑)
ちょっと飲んでみたら意外と美味しかったので、誰も気づいていないうちにスイスイといっちゃったのですよー(笑)

気狂い、なるほど!
実はちょっとヤヴァめだなー、と思いつつ、好きでついつい使ってしまってました。
けど、おっしゃる通りですね。
『気が触れたさま』 になおしました!
助かりました。ありがとうございます!
[良い点]
リュクス王子や魔物姫エルヴィラなど、悪人側で読者としても悪感情を持っていたのに、いつのまにか大好きになっていたところには「すごいッ!\(^o^)/」となりました!
[気になる点]
ううっ、リュクス王子……(´;ω;`)
[一言]
にゃんとにゃんと、めっちゃ面白かったです!
一気に読んじゃいましたよーー!
完結おめでとございます!
  • 投稿者: 黒猫虎
  • 2021年 08月22日 13時51分
黒猫虎さま

おおおっ、一気に読んでいただけましたとはー!
おほめの言葉ばかりか、素晴らしいレビューまで、どうもありがとうございます!
嬉しくて拝みまくっておりますー!

リュクスやエルヴィラなんかは、最初は私も悪感情持ってたんですが、書いていくうちに段々と味方化…… 「まぁ、戦隊もののブラック(寝返りして味方になるキャラ) だと思えば有りだよね!」 と、自分を納得させたのです(笑)

リュクスは…… 立派な最期でした……(涙)

完結おめありでございます!
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