感想一覧
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[良い点]
征吾の一途さと征吾の家族の心根
[気になる点]
綾香と征吾の家族の今後
[一言]
私の主人も44歳の若さで、6年前交通事故で亡くなりました。
主人が事故のあった日、連絡を受け、病院に駆けつけた時、主人は心臓マッサージを受けてはいましたが、目は濁り、心臓に近い場所以外手足や顔は冷たくなっていて、医師よりこれ以上手の施しようがないので心臓マッサージをやめていいか問われ、答えられずに居ると、マッサージをする手を止めて現実を伝えられ、同意するしかなく、処置の為に手術室を出されて待っていた控室で、運ばれてきた主人の手を握りしめ、小学4年生の長男が、僕たち今朝喧嘩せずパパに笑顔で行ってきますと言えてよかった。と言った言葉が今でも耳について離れません。
あの日の朝まで確かにどこにでも居る幸せな家族だったのに、何故こんなことになったのか。これはいつか覚める悪い夢だ。と現実を受け入れられず泣いてばかりだった私に長男が、パパは人の失敗を責めるような人ではなかった。相手の人を許してあげよう。パパが悲しむからね。と言った言葉で、私が相手を憎めば子供達も相手を憎むようになる。主人は決してそんな悲しい未来を望まないだろうと思い、いまも相手を憎まないよう、考えないように生きています。
征吾の家族は綾香を決して責めず、ずっと帰ってこなかったことに嫌味を言うのではなく、来てくれたことにお礼をいってますね。
この時のお母様のお気持ち、如何程のものだったのだろうと考えずにはいられませんでした。
征吾の最後の手紙からも、征吾の愛情深く綺麗な心がうかがえ、彼のご家族も愛情深く自分より人の気持ちを優先する我慢強く優しい人達なのだろうと想像しました。
私も征吾のお母さんのように広い心を持ち、過去に囚われず、この件に関して主人と子供達の気持ちだけを考え、子供達と笑って生きていこうと思わせてくれる素晴らしい作品でした。
とても良い物語、ありがとうございました。
元々お気に入りに登録しておりましたが、今後も応援させていただきますね。
お体に気をつけて、創作活動頑張ってください。
征吾の一途さと征吾の家族の心根
[気になる点]
綾香と征吾の家族の今後
[一言]
私の主人も44歳の若さで、6年前交通事故で亡くなりました。
主人が事故のあった日、連絡を受け、病院に駆けつけた時、主人は心臓マッサージを受けてはいましたが、目は濁り、心臓に近い場所以外手足や顔は冷たくなっていて、医師よりこれ以上手の施しようがないので心臓マッサージをやめていいか問われ、答えられずに居ると、マッサージをする手を止めて現実を伝えられ、同意するしかなく、処置の為に手術室を出されて待っていた控室で、運ばれてきた主人の手を握りしめ、小学4年生の長男が、僕たち今朝喧嘩せずパパに笑顔で行ってきますと言えてよかった。と言った言葉が今でも耳について離れません。
あの日の朝まで確かにどこにでも居る幸せな家族だったのに、何故こんなことになったのか。これはいつか覚める悪い夢だ。と現実を受け入れられず泣いてばかりだった私に長男が、パパは人の失敗を責めるような人ではなかった。相手の人を許してあげよう。パパが悲しむからね。と言った言葉で、私が相手を憎めば子供達も相手を憎むようになる。主人は決してそんな悲しい未来を望まないだろうと思い、いまも相手を憎まないよう、考えないように生きています。
征吾の家族は綾香を決して責めず、ずっと帰ってこなかったことに嫌味を言うのではなく、来てくれたことにお礼をいってますね。
この時のお母様のお気持ち、如何程のものだったのだろうと考えずにはいられませんでした。
征吾の最後の手紙からも、征吾の愛情深く綺麗な心がうかがえ、彼のご家族も愛情深く自分より人の気持ちを優先する我慢強く優しい人達なのだろうと想像しました。
私も征吾のお母さんのように広い心を持ち、過去に囚われず、この件に関して主人と子供達の気持ちだけを考え、子供達と笑って生きていこうと思わせてくれる素晴らしい作品でした。
とても良い物語、ありがとうございました。
元々お気に入りに登録しておりましたが、今後も応援させていただきますね。
お体に気をつけて、創作活動頑張ってください。
エピソード6
感想ありがとうございます。
まずは、6年前のことにはなりますが、心からお悔やみ申し上げます。
当時小学4年生だった長男さんのお言葉、本当に立派ですね。ご両親の愛情をたっぷりと受けてまっすぐに育ったことが、その言葉から分かります。
「相手を憎まない」というのは、愛する家族を失ったご遺族の方には酷な選択です。今作ではそこに重視してはおりませんが、そらぽん様がおっしゃるとおり、まさに征吾の母がその立場でした。
本当は憎むべきでした。「あなたが帰ってこないから」「あなたのせいで」と罵るのがおそらく、「正しい」感情です。
しかし、征吾の母は綾香と幼い頃より密な関係にありました。綾香の母と友人関係ですから、綾香のことは娘のようにも思っています。
なので、きっと葛藤も多くありましたが、「憎まないという選択」ができる材料が多くあったのも確かです。
そらぽん様はそれがありません。けれどお子様のお言葉で酷とも言える選択ができたのは、そらぽん様の元来の人格が素晴らしかったからだと思います。そしてお子様も大切に大切に育てられて、まっすぐに生きているからこそ、お子様の口から「許してあげよう」と言えたのですね。
感想を拝読して、感じられる家族の絆に涙がこみ上げてきました。
最後の、「過去に囚われず、子どもたちと笑って生きていこう」という言葉を見て、私はこのためにこの作品を書いたんだなあと思わされた次第です。
この度はとても考えさせられる感想、ありがとうございました。
誰かの心に何かが届くお話を書けたのであれば、本当に嬉しく思います。
そして、大切なお心の部分をお話しいただいたことにも深く感謝いたします。おかげさまで創作に自信が持てました。
そらぽん様とお子様たちに、これからたくさんの幸福が訪れますよう心から願っております。
まだまだ暑い日が続いてはおりますが、熱中症などに充分お気をつけてお過ごしください。
お時間をくださり、ありがとうございました。
まずは、6年前のことにはなりますが、心からお悔やみ申し上げます。
当時小学4年生だった長男さんのお言葉、本当に立派ですね。ご両親の愛情をたっぷりと受けてまっすぐに育ったことが、その言葉から分かります。
「相手を憎まない」というのは、愛する家族を失ったご遺族の方には酷な選択です。今作ではそこに重視してはおりませんが、そらぽん様がおっしゃるとおり、まさに征吾の母がその立場でした。
本当は憎むべきでした。「あなたが帰ってこないから」「あなたのせいで」と罵るのがおそらく、「正しい」感情です。
しかし、征吾の母は綾香と幼い頃より密な関係にありました。綾香の母と友人関係ですから、綾香のことは娘のようにも思っています。
なので、きっと葛藤も多くありましたが、「憎まないという選択」ができる材料が多くあったのも確かです。
そらぽん様はそれがありません。けれどお子様のお言葉で酷とも言える選択ができたのは、そらぽん様の元来の人格が素晴らしかったからだと思います。そしてお子様も大切に大切に育てられて、まっすぐに生きているからこそ、お子様の口から「許してあげよう」と言えたのですね。
感想を拝読して、感じられる家族の絆に涙がこみ上げてきました。
最後の、「過去に囚われず、子どもたちと笑って生きていこう」という言葉を見て、私はこのためにこの作品を書いたんだなあと思わされた次第です。
この度はとても考えさせられる感想、ありがとうございました。
誰かの心に何かが届くお話を書けたのであれば、本当に嬉しく思います。
そして、大切なお心の部分をお話しいただいたことにも深く感謝いたします。おかげさまで創作に自信が持てました。
そらぽん様とお子様たちに、これからたくさんの幸福が訪れますよう心から願っております。
まだまだ暑い日が続いてはおりますが、熱中症などに充分お気をつけてお過ごしください。
お時間をくださり、ありがとうございました。
- 長野智
- 2021年 08月07日 18時50分
[一言]
涙が。。。
涙が。。。
エピソード6
感想ありがとうございます。
涙……その言葉だけで、作者冥利につきます。本当にありがとうございます。
今作は特にテーマも内容も軽くはなかったので、きっと誰も読まないだろうなあと思っておりました。まさか感想をいただけるとも思わず……さらにnaoto様がまた自作を読んでくださるとは……驚きの連続です。
重たいテーマでももっと軽いタッチで書けたなら読者様のストレスにもならないんだろうなとは思うのですが、なかなかうまくいきません……。イマドキの小説とは何かを勉強する毎日です。
そのような自作を読んでくださり、ありがとうございました。
naoto様には過去作でもお世話になりました。前回に引き続き、今回もnaoto様のお言葉に背中を押されております。感謝してもしきれません。ありがとうございます。
まだまだ落ち着かない世の中ではございますが、どうかご自愛ください。
お時間をくださり、ありがとうございました。
涙……その言葉だけで、作者冥利につきます。本当にありがとうございます。
今作は特にテーマも内容も軽くはなかったので、きっと誰も読まないだろうなあと思っておりました。まさか感想をいただけるとも思わず……さらにnaoto様がまた自作を読んでくださるとは……驚きの連続です。
重たいテーマでももっと軽いタッチで書けたなら読者様のストレスにもならないんだろうなとは思うのですが、なかなかうまくいきません……。イマドキの小説とは何かを勉強する毎日です。
そのような自作を読んでくださり、ありがとうございました。
naoto様には過去作でもお世話になりました。前回に引き続き、今回もnaoto様のお言葉に背中を押されております。感謝してもしきれません。ありがとうございます。
まだまだ落ち着かない世の中ではございますが、どうかご自愛ください。
お時間をくださり、ありがとうございました。
- 長野智
- 2021年 07月25日 08時02分
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