感想一覧

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[良い点]
何となく、拝読していると、きっとそうなるんだろうなぁという予感があって、あああぁぁ……という、とうとう言っちゃうのかという寂しさを感じました。ずっと無邪気な子供のままではいられない、綺麗なハッピーエンドの恋物語は全ての現実には当てはまらない、これが現実恋愛だなぁという作品でした。 読ませていただき有り難うございました。家紋 様 の漫画のおかげで後味スッキリでした♪
  • 投稿者: 島猫。
  • 2022年 08月20日 14時29分
島猫。さま、感想どうもありがとうございます!

>きっとそうなるんだろうなぁという予感があって

これを伺い、ちょっと意外でした。
いや、他の皆さんは割と、結婚の申し込みか?!と勘違いなさった方が多かったようでしたので^^;
島猫。さまはだまされず、お話を核を掴んだんですね!

>ずっと無邪気な子供のままではいられない、綺麗なハッピーエンドの恋物語は全ての現実には当てはまらない

本当にそうなんですよね。
特に、「ずっと無邪気な子供のままではいられない」には共感します。

家紋さまにはもう普段からお世話になりっぱなしで^^;
この悲恋をあっさりハピエンに仕上げてくださって、重い読後感が払拭できたと思います^^

お読みいただき、ご感想を本当にどうもありがとうございました。


追伸

武頼庵さまの企画からいらしてくださったんですよね?
島猫。さまの作品「満月と流れ星の夜に誓う with 令息殿(=婚約者)」は、香月の「恋花火」と同様、去年の香月夏企画参加作品でしたね。
いや、懐かしかったです♪
[良い点]
夏祭りに纏わる二人の逸話も相まって、屋台を巡る描写が一層に鮮やかでドラマチックになっていますね。
そうしたドラマチックな盛り上がりで、ヒロインである果帆さんの心境を追体験出来ました。
だからこそ、「俺、結婚するんだ」の一言から始まるクライマックスが、より一層に切なく感じられました。
[一言]
響哉君、東京の方で良い出会いがあったのでしょうね。
果帆さんの方にも、新しい良縁があると良いですね。
大浜英彰さま、感想どうもありがとうございます!

これほどお返事が遅くなりまして、誠に申し訳ございません。
先日の活動報告に書きましたように、現在休養中で、どうしてもお返事を書く気力が沸きませんでした。
不義理をどうかご容赦くださいませ。

「夏祭りに纏わる二人の逸話」は、この物語で外せない鍵でした。
どんなエピソードにしようか考えましたが、ああいう風に落ち着きました。
「十二歳の夏」ではなく、「十歳の夏」の幼い約束にしようかとも思いましたが、中学生や大人を意識する子供心にもそれなりに将来を見据えた響哉の想いを託しました。
「屋台を巡る描写」は自己体験に基づき、楽しく書けました。
ここは活き活きと描写できたのではないかと思っています。
初めて浴衣を着てきた響哉、滑らかな会話……本来、ここで「プロポーズ」というお約束を裏切り、「俺、結婚するんだ」の響哉の一言は本当に残酷ですよね。
でも、本作は悲恋ありきで書き始めたお話だったので、この響哉の一言は必然だったんです。
響哉に東京で良い出会いがあったのか……そのあたりは読者さまの想像の余地にお任せしたいと思います。
果帆に良縁があるように私も祈っています。
その点、後書きでのおまけ漫画の家紋武載さまのエピソードのようになるといいですね^^

お返事が大変遅くなりまして、重ねて申し訳ありませんでした。
この度はお読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!(^^)
[良い点]
なんて一途……
色あせぬ恋って素敵です。
でも、それだけにより儚さが強調される気がしますね。

花火ってキレイですけど、一瞬で儚く散ります。
それが彼女の心情を表しているようで、ウルっときました><
  • 投稿者: 九傷
  • 2021年 09月05日 14時28分
九傷さま、感想どうもありがとうございます!

「一途」……確かにそうですね。
果帆は響哉だけを想ってその年(若いは若いが、あえて年齢は伏せています)まで恋人を作らずに来たんですから。
「色あせぬ恋」……あらあ、詩的。
果帆にとっては響哉が全て。正しく、色あせぬ恋でした。

打ち上げ花火の美しさって、豪華ですけど刹那的ですよね。
最後の花火が終わったとき、果帆はどんな表情・心情をしているのでしょうか。
考えると切ないです。

家紋さんの漫画のように、幸せになって欲しいです。

いつもお読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございます!(^^)
[良い点]
見事に成熟した作品だと感じました。
登場人物の気持ちの動きも、手に取るように感じられます。
香月さまらしい細やかさ、優しさに加えて、ぐっと読者を惹き付け離さない力が備わっていると思いました。
苦しいけれども情緒のある恋愛を紡ぎ出してくださりありがとうございます。
陸なるみ様、感想どうもありがとうございます!

過分なお褒めのお言葉、痛み入ります。
本作は浴衣や花火、夜店などの情景描写、果帆の心理描写、響哉の心の動きなど精一杯気を配りましたが、あれで限界でした。
又、二人の関係性や過去と現在などの設定で説明不足なところもあり、上手い方はもっと上手く描写されることと自分の実力不足を痛感した作品です。
それでも、いわゆる情緒的な「香月節」の効いた作品には仕上がったところをなるみ様には感じて頂けたのではないかと思います。

こちらこそお読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!
[良い点]
きれいなストーリーに、しっかりと描かれた描写、そして効果的に使われている花火がとても美しく、悲恋だけどそこをさらに美しく魅せて、なんとも素敵なストーリーだなぁと感動しました(*^_^*)
[一言]
素晴らしいお話をありがとうございます(^^♪
小畠愛子さま、感想どうもありがとうございます!

お返事が大変遅くなりまして、申し訳ありません(_ _)

ストーリーは最初から「悲恋」ありきで書き始めた作品でした。
でも、お祭りの雰囲気は楽しく描こうと決めていました。
「花火」に関しては調べて、できるだけ描写にこだわり、ここぞ!という場面で描写したので、より悲恋を際立たせることが出来たかなと思います。

こちらこそお読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!
[良い点]
やーもう、初めから少しずつ漂う、「あれ、これ切ないやつじゃ」という雰囲気が見事でした。
夏の夜の定番といえば花火だと思うのですが、線香花火でもないのにどうしてこう、切なさを彩るのか。
花火の散りゆくさまと二人の関係が離れていくのがリンクして、とても綺麗でした。
  • 投稿者: さいか
  • 2021年 08月16日 22時29分
さいかさま、感想どうもありがとうございます!

お返事が大変遅くなりまして、申し訳ありません(_ _)

うふふ。さいか様にはオチの悲恋を見抜いてお読み頂けたようですね^^;
打ち上げ花火はドン!と華やかに打ち上がって、一瞬でぱっと消えてしまうという点で、状況によって「切なさを彩る」小道具だと思います。
どんなに綺麗でも一瞬で散ってしまう……そこに恋の切なさを重ねました。

>花火の散りゆくさまと二人の関係が離れていくのがリンクして、とても綺麗でした。

ありがとうございます。
正に、本作の肝をわかって感じて頂けて嬉しいです。

お読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!
[良い点]
 響哉くん、ませてましたね。
 小学生で手を握って、毎年花火を観ようとか。女子は約束に弱いのに。
 どこでどうなって、どうして(泣)。響哉くんの複雑そうな事情。恋の気持ちはまるで花火……。タイトルが秀逸でした!
 浴衣や花火、果帆さんの心の揺れの描写がとても丁寧で情緒的で美しく、さすがは情景描写に秀でたよう子さま、と唸らせられました。
[一言]
企画運営、本当にお疲れさまでした!

名木雪乃さま、感想どうもありがとうございます!

お返事が大変遅くなりまして、申し訳ありません(_ _)

響哉くん、ませてますか^^;?
彼は少年なりに本気だったんでしょうね。
そして、ほのかな初恋だったんでしょう。
「女子は約束に弱い」……確かに!
あんなロマンチックな状況下の約束だなんて、一生忘れられないですよね。

>どこでどうなって、どうして(泣)。

その辺りは描写していません。
実家の事情が複雑だったこと、果帆が東京まで追いかけていく勇気がなかったこと、響哉が身近に安らぎを見つけてしまったこと……色々要因は考えられますが、読者さまの想像にお任せしたいと思います。

>浴衣や花火、果帆さんの心の揺れの描写がとても丁寧で情緒的で美しく、さすがは情景描写に秀でたよう子さま、と唸らせられました。

お褒め頂き、ありがとうございます。
あれで私には精一杯なんですが、もう一歩踏み込んで描写できれば、より情緒的で、且つこのお話の「何故?!」感も払拭できたかなと思い、まだまだ実力不足を感じます。

いつもお読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございます!
[良い点]
ああ、切ないですよね。
でも二人の人生は交わらなかったんですね。
きっと特別な人なんだけど。忘れられない人なんだけど。
その後の二人の人生が幸せでありますように。
しましまにゃんこ様、感想どうもありがとうございます!

「切ない」……そう、本作は「悲恋」なんです。
お互いにとって「特別な人」「忘れられない人」なんだけど……。
響哉が先に答えを出してしまいましたね。

後書きの家紋武範さまの続編漫画のように、果帆にはきっと身近に想ってくれている人がいると思います。

果帆も響哉もそれぞれの人生で幸せに生きていって欲しいです。

お読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!
[良い点]
打ち上げ花火の描写が素敵

ほんの一瞬の華やかさ、そこにかけた情熱と苦労。
散りゆくさま……

言葉で表せないけど 話と花火がバッチリ
100%のシンクロ

果帆さんに感情移入


[気になる点]
言葉にならない叫びを心の中で呟きながら、私は胸に当てた手をぎゅっと握る。

 それは幼かったあの日、響哉が握ってくれた掌。

 もう決して触れてはもらえない掌、髪の毛、唇。

唇もなのね、って気にしちゃった。
ここ、ちょー切ない。 好き。
[一言]
果帆の方が綺麗だよ

何て事を言うんだこの人は
ドーン……!!って なりますわな

じゃあ なんで
海堂直也さま、感想どうもありがとうございます!

お返事が遅くなりまして申し訳ありません(_ _)

「打ち上げ花火」の描写に関しては、こだわった所なので着目して頂けて嬉しいです。

>ほんの一瞬の華やかさ、そこにかけた情熱と苦労。
散りゆくさま……

いやあ、海堂さま、詩人!ですね。

果帆の気持ちに感情移入して頂けて、やはり嬉しいです。

「もう決して触れてはもらえない唇」……ここ!よくぞ気づいて下さいました!
十二の歳からの初恋で、社会人になってもまだ切れていないのですから、その間にファーストキスくらいあってもおかしくはないかなあとか、自分でも妄想たくましくしながら書きました^^;
実際の所は読者さまの想像の余地に委ねたいと思います。

「果帆の方が綺麗だよ」……これは響哉の本心だと思います。
でも、彼は煩わしい実家と縁を切りたかったのか、身近に安らぎを見つけてしまったのか……ここも読者さまの想像次第です。

情景・心理描写共にこだわって書いたつもりですが、案外、語り切れていない不足が残る本作ですが、雰囲気だけでも感じ取って頂けたら幸いです。

お読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!
[良い点]
切な〜いです!
そして、最後の漫画で少しほっこりしました。
相変わらず細かな描写に読んでいて瞼に情景が広がってくるようです。この関係はどちらかが一歩踏み出せば変わったのかもしれません。でも、それをする事で失う可能性が存在することが怖くなってしまうほどの幸せな1日。そんな夏祭りなんだなと読んでいて胸が苦しくなりました。

企画の運営だけでも大変でしょうに、これほどのクオリティの恋愛短編まで書かれて感服致しました。
[一言]
きっと、果帆だけじゃなくて響哉の方もこれからの人生で互いの事を引きずりながら生きていくのかもしれませんけど、引きずりながらでも幸せな人生は歩めるはずなので二人には幸せになって欲しいです。
痛瀬河病さま、感想どうもありがとうございます!

「切な~い」頂きましたー^^
今回は、いわゆる香月節というか、描写には特にこだわって書きました。
果帆も響哉も臆病で不器用だったのかなと思います。
二人にとって特別な夏祭りの一日を失うかもしれないことは耐えられなかったのでしょう。
そして、響哉は東京での日々に自分の居場所を見つけたのか、地元を完全に断ってしまいたかったのか。
そのあたりは読者さまの想像にお任せしたいと思います。
果帆も響哉も確かに、今後の人生で互いのことを引きずりながら生きていくのかもしれません。
でも、家紋武範さまの続編漫画に描かれているように、果帆には身近に見つめていてくれる人がきっといるでしょう。
果帆も響哉もそれぞれの人生で幸せに生きていって欲しいと、作者である私も強く願っています。

お読み頂き、ご感想を本当にどうもありがとうございました!(^^)
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