エピソード7の感想一覧

にょんギツネ様へ

いつもご感想をありがとうございます。

もしかするとご存じかもしれませんが、非常にマイナーで主流からは認められていない人類進化論があります。それは人類水生進化説です。まあ証拠となるような化石も出ていないので、当面、認めらる説ではないのですが、【当作品は人類水生進化説】が正しいものという前提で書かれています。

つまりホモサピエンス系の有胎盤人類も、ホモマルスピアリア系の有袋人類も、【おそらくアフリカの大地溝帯にあるビクトリア湖のような大きな湖のほとりや河などの近くで進化したという設定です。

というわけで有袋人類は、水辺で進化してきたので、お腹の袋の中を常に清潔に保つためのきれいな水には事欠かくことが無かったというわけです。

ちなみにカンガルーなどの有袋類の母親は、袋の中に溜まった赤ちゃんの排泄物を舌でなめてきれいにしているのですが、本作における有袋人類は、袋の中に手を突っ込んで排泄物をぬぐい取り、その手を水で洗ってきれいにするということを繰り返して育児嚢の中を清潔にするという設定になっています。

あと、現実の有袋類の育児嚢の中も、赤ちゃんが母乳だけを飲んでいる状態だと、排便もそんなに汚くはないそうですよ。

確かに普通の人間の赤ちゃんの便も、離乳食を食べ出す前なら、そんなに臭くないですし、雑菌も少ないんじゃないでしょうか。


それからまだ作中で語られていませんが、例の神様による種族転換の際、既に妊娠していた女性の胎児は、【父親の育児嚢の中に転移】したということになっています。だから既に銭湯にいたお父さんのお腹には胎児がいたんですね。

さて、二号さん三号さんといった愛人を妊娠させていた国会議員さんたちがもしいたとしたら、どうなっているんでしょうねえ？

それから袋の中はカンガルーと同じく、ほぼ毛が無くて、赤ちゃんの排泄物を溜めて置けるように、しわだらけの皮膚というか、ひだがある状態という設定にしてあります。

いやあ、調べれば調べるほど、有袋類に萌えちゃいますね。