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[良い点]
メグリちゃんがかわいい。
この設定はもしや……!と思いました。

トランクから出られなくなった時はヒヤヒヤしました。閉所恐怖症なので。
やっと脱出できたと思えば、目張りされた怪しげな車内。しかし悪質な男女の霊魂でなくて良かったです。

恐怖もありつつホッとするヒューマンドラマで、日常⇒急変⇒日常のサンドが、ひとつの物語になっているのが良いですね。
[一言]
大浜様。

お久しぶりです。今夏のホラー読ませていただき、やはりホラーは落ち着きます。
乾 レナ(冷愛)様、お久しぶりで御座います。
こちらの「車のトランクに隠れた少年」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
「恐怖もありつつホッとするヒューマンドラマ」との御評価、喜ばしい限りで御座います。
無理心中の男女の霊との束の間の交流で、それまで知らなかった世界を垣間見て、精神的に少し成長して日常に帰還する。
そんな少年時代の思い出的なジュブナイルホラーを目指しました。

男の子達と一緒に遊ぶ活発さと、誰とでも仲良くできる優しさ。
それらの特徴を併せ持ったメグリちゃんの人物像は、「ドラえもん」の静香ちゃんを意識致しました。
テレ朝一期の静香ちゃんを意識して髪は茶色にしつつも、元の静香ちゃんへの敬意+私なりのオリジナリティーの加味から、ヘアスタイルをお下げではなくツインテールに設定致しました。
赤いジャンパースカートに関しては、「ちびまる子ちゃん」辺りのイメージですね。
コンセプトとしては、「昭和後期の女子小学生」を目指しました。

また、ガキ大将の鰐淵君はジャイアン+ブタゴリラ、皮肉屋の坊ちゃんである黄金野君はスネ夫+トンガリという具合に、枚方君の友達は藤子不二雄先生のアニメの友人グループを意識して造形致しました。
藤子作品における小学生の友達グループの描写は、私にとっては憧れと懐かしさの一体となった思い出の原風景ですね。
恐らく、長ズボンを履いているのはガキ大将の鰐淵君だけで、枚方君と黄金野君は半ズボンだと思います。

車のトランクや冷蔵庫は内側から開かない構造になっているため、「子供が遊びで入ってしまったら…」と想像致しますと、ゾッとしますね。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「夏のホラー2021」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
いや、ここまで意外性のあるお話が描けるなんて、結末ですごくびっくりして、そして最後まで楽しく読むことができました(*^_^*) そして途中のハラハラドキドキする描写もやっぱりすごく臨場感があり、キャラクターそれぞれにしっかりバックボーンがあるから生き生きとしていて、とても面白かったです(^^♪
[一言]
ハラハラドキドキ楽しめるお話をありがとうございます(^^♪
小畠愛子様、こちらの「車のトランクに隠れた少年」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
「ハラハラドキドキ楽しめるお話」との御評価、喜ばしい限りで御座います。

かくれんぼで車のトランクに入る流れは、「名探偵コナン」の「歩美ちゃん誘拐事件」が念頭にあり、そこに「自殺者の霊は、自殺の瞬間を繰り返す」という、オカルト界では定番の言説への私なりの解釈を盛り込みました。
カップルの残留思念が引き起こすガス心中の無限ループに巻き込まれてしまい、実体のないガムテープの目張りで脱出も不可能。
そんな絶体絶命の危機に陥った少年の動揺を表現致しました。
少年の救い主となったもう一組の心中カップルは、生前の人格を余すところなく備えた魂の本体で、現世に置き去りにしてきた残留思念と一体化して気持ちの整理を付ける事で、心中カップルは心置きなく成仏するという流れです。

また、かくれんぼに興じる小学生4人組のコンセプトは、「ドラえもん」を始めとする藤子不二雄先生の日常ギャグ漫画の登場人物を参考に致しました。

温厚な少年である枚方修久君→のび太君
ガキ大将の鰐淵君→ジャイアン
皮肉家な御坊っちゃんの黄金野君→スネ夫
心優しくて快活なマドンナのメグリちゃん→しずかちゃん

こんな感じです。
4人とも大阪の枚方市の地名から名前を頂いたのですが、いかにも御坊っちゃんの苗字っぽい「黄金野」という地名を見つけた時には、「これしかない!」と喜んだ次第です。
ガキ大将である鰐淵君の苗字は王仁公園から頂いたのですが、強くて獰猛そうなワニという動物は、ガキ大将のイメージにピッタリと自負しております。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「夏のホラー2021」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
ハッピーエンドが爽やかでした。
[一言]
>「可動する部品が傷んでいなければ、上手く開くはずだけど…」

小4にして、既に(笑)。
さすがおじいちゃんの少年時代です。
黒森 冬炎様、こちらの「車のトランクに隠れた少年」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
「ハッピーエンドが爽やか」とのご評価、喜ばしい限りでございます
修久君には結婚して京花ちゃんのお父さんになってもらう必要があるため、彼の生還は構想段階からの確定事項でした。
また、修久君の恐怖体験のキッカケとなった心中カップルにつきましても、「悩み苦しんだ結果の心中なのだから、成仏出来ないと可哀想」と考え、手を取り合って昇天するという救済を取らせて頂きました。

修久君は恐らく、車のプラモデルを組み立てたり、プラモを組むための参考資料として車のカタログを読んでいたため、トランクスルーの車のシートの構造を理解していたのだと思います。
「蘇るドリル戦車」に登場する御館様もそうですが、私が書く小説のお父さん達は、プラモデル好きな子供として少年時代を送る傾向にあるみたいです。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「夏のホラー2021」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[一言]
タイトルからいったいどんな恐ろしいことが始まるんだろうと思いながら読んでいたのですが、なんだか懐かしい感じのホラーでほっとしました(こんな幼少時代ではないのですが……。)
昼ドラみたいなホラーに届かない主人公の声。そこがツボでした。どうする主人公!いや、友達がいるし……。なんだか、そういう安心できる友達がいるっていいですね。夢があります。
読ませていただきありがとうございました!

瑞月風花様、こちらの「車のトランクに隠れた少年」を御読み頂きまして誠にありがとうございます。
ノスタルジアと夢を感じて頂けて、喜ばしい限りで御座います。
主人公の修久君と友人達とのやり取りは、私が子供のころから慣れ親しんできた、「ドラえもん」を始めとする藤子不二雄先生の児童漫画の世界観をイメージ致しました。
粗暴だけど男気あるガキ大将がいて、皮肉屋で腰巾着の坊っちゃんがいて、そして憧れのマドンナ的女子生徒がいて。
そんな個性的な友人達に囲まれた野比のび太君や大原正太君達の小学校生活は、私にとっては憧れと懐かしさの一体となった思い出の原風景です。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「夏のホラー2021」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
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