感想一覧

[一言]
指摘するのを忘れていましたが、ピケティの『21世紀の資本』 にも書かれているように、第二次世界大戦とその戦後の復興では、資本家よりも労働者(経営者)の方がマクロ的な時点で金持ちになるという逆転が見られる珍しい時期だったのですが、1975年以降、富裕国では、国民所得に占める資本所得の比率が上昇していきました。資本とは不動産や株のことなどで、資本から得る所得が資本所得です。つまり、戦後復興の際は労働者も頑張れば報われる社会構造でしたが、今は資本家が労働者を食い物にしているという訳ですね。

既に高度な自動化社会ができあがってしまったので、労働者が報われたければ、第三次世界大戦(終末戦争レベルの世界規模破壊)が起こって、第四次世界大戦(石器による原始的な戦い)が起こらないと無理じゃないですかね。

そろそろシンギュラリティが起こって資本家が一人勝ちする時代がくると思います。まあ、金がない人が稼ぐとしたらYoutuberなどのインフルエンサーになるしかないでしょうね。

→世界の90%の富は10%程度の人が持っている、なんて話も耳にしますね。

[一言]
とりあえず、物価の安い国へ工場の海外移転が進んだ時点で勝ち組(投資家および企業のトップ)と労働者(フランチャイズ店舗の下請けオーナー)に別れたのが痛いんじゃないですかね？

セブンイレブンの契約オーナーは搾取されて大変らしい。

とりあえず世界的に富の集中化は40～50年前よりも現代の方が進んでるので、仕方がないのだと思います。

[気になる点]
ただまぁ、今の若い世代になるほど「はい論破論破！」と屁理屈を述べてごねたり、土台作りや下地作りなどの努力をせずに高みを望んでは成功した人間に僻んだり、自分の貧しさは国や年寄りのせいだと喚くのがいるのが現状ですかな。
ツイッター等のＳＮＳで常に不満漏らす学生は大体そんな感じだし。

[一言]
仙道アリマサ様

イタリア皇帝と云う者です。

わたしは仙道アリマサ様と意見が少し異なりますが、発言させて頂きます。

この世代が頑張って日本をここまで豊かにしたのは事実です。今の日本があるのは若者が礎を築いたのではありませんし、感謝しても罰はあたらないでしょう。
一方、運が良かったのも事実です。朝鮮（戦争）特需によって基礎体力をつけ、その後の内需拡大を促していますし。

やる気と根性で景気が良くなると主張する人間は、言葉は悪いですがただの馬鹿なので議論はできまないと思っています。また老人が若者を貶すのは、古今東西共通（ホモサピエンスの特徴）なので、若者は目くじらを立てず聞き流せば良いのではないでしょうか？

現在の不況の原因は多くの要因が複雑に絡み合っていて、これをすれば良いというのが見えなくなっていると思います。また短期的な視点ばかりで長期戦略が政府（企業）には見えません。

個人的な意見ですが、日本が利己主義と拝金主義に染まって欲しくはないです。その傾向を強く感じます。

仙道アリマサ様には、こういう事を考えるきっかけを与えて頂い事に感謝します。

[良い点]
データに基づいた判断をしていること
[一言]
努力と根性で現状がどうにかなるようなら
すでにコロナは収束して
戦後最大の好景気をうけて
給料が倍増してもよいはずだったんですが、
まだまだデータより根性論を振りかざす人が
多くいるようで悲しいところですね。
思っていたことを言語化していただき
とてもためになりました。
ありがとうございます。

[一言]
……まぁ、頑張っていたのは事実です。「過労死」という言葉もこの世代が作ったようなモノですし。
所謂「団塊」世代。「団塊」という言葉で語られてしまう程度には、何というか特徴的ですよね。
個人的見解でいうと、確かに敗戦国の不平等条約の中で、この世代は実に努力したと思います。オイルショックや冷戦やらの中で、踏ん張って来たのですから。
但しミクロ視点で見るなら、「熟年離婚」やら「アレルギー世代」を創り出したのも、この世代なんですよ。
熟年離婚希望者が、圧倒的に妻側に多いのは既に承知と思います。
経済成長ばかり重視して、化学物質垂れ流して、子供に負の遺産を残したりもしているわけです。
確かに高度経済成長を担った世代です。でもそればかりを重視した結果、様々な歪みもまた作り出した。
要するに、どの世代でも言えるように「功罪」があるわけです。

団塊世代最大の特徴は、この「功」ばかりをやたら強調・主張し、「罪」の部分、負の部分を絶対に認めない事ではないでしょうか。

そう、認めないんですよ。首を傾げるくらいに。
例えば「今の若者は無気力だ」と言われた、若い世代の人はどうでしょう。
反発しつつ、当代にしか分からない苦労を思いつつも、「何も知らない上の世代にそう解釈されても仕方無い部分も、まぁあるかも」みたいに思いませんか？
そういう風に顧みて一考するような感じが、団塊世代には無いんです。まるで自分が攻撃されたかのように大反発。理屈も正論もない。
で、団塊以降の人達が思うのは「アレらはどうしようもない」「ほっとけ」です。
勿論、そうでない団塊世代の人達も沢山います。いますが、今現在、ここで語られているのはそういう例外ではないでしょう。
何故、団塊世代が「こう」なのかを詳しく分析する気はないです（心理的な部分と時代やら幼少時の世情やらを考えれば、なにやら出そうですが）。
ただ、戦中派の世代から今現在までを含めても、世にも頑迷な世代であると言えるのではないでしょうか。
頑固ではなく、頑迷。思考に全く柔軟性が無い世代。

……年を取ってから若い人達に「頑固な老人」と言われるのは構わないけれど、こんな風に「頑迷世代の老害」とかは言われたくななぁ……

なにか纏まらなくなったのでこれで終わります。
長文乱文、失礼しました。

[一言]
最近の若者は……
などと言っていた時代も今は昔。

最近の若者をみてると、なんかすげえ！！
という感想の方がむしろ湧いてきます。

明らかに自分たちの世代と比べてグレードが上がってる気がして、
とてもじゃないですが、だらしないとか言える気がしません(笑)

オリンピックとか最たるものでしたしね。
あまり本文とは関係ないですが、そんなことを思いました。

[一言]
あの世代を「運がよかっただけ」で済ませず評価するとしたら
それは単純な努力や根性ではなく
「幸運な状況の時にちゃんと日本を成長させられてた」という点ですかね

これ以降も日本が成長するチャンス自体は何回かあったと思いますが
内輪揉めの果てなのか法律が整備が追い付かないからなのか
毎度ふいにしては利益を他の国に献上するという事を続けてしまっているような気がします
そういう時に毎度邪魔になってる要因こそ努力と根性しか知らない世代の価値観があるような気もしないではないですが…

[一言]
実年者は「今どきの若い者など」ということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
「今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ」
「道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ」
などと言われたものだ。
その若者がこうして年を取ったまでだ。
だから実年者は若者が何をしたかなどと言うな。
何が出来るかと、その可能性を発見してやってくれ。

　山本五十六　の言葉

[一言]
まぁ
やる気と根性で頑張ってたと言うのは間違いじゃない
他の全て(家族すら)を投げ打って働いていたと言うのも本当
時代とか環境以前にそんな生き方が当たり前だった
ただし本当にそんな生き方をしてた人はあまりそんな事は言わないと思う
何故ならそれは"当たり前の事"だったから
それが"当時の普通"だったから
"普通"というのは時代や環境の変化で簡単に変わってしまうモノなので、今の普通と当時の普通が異なるのは当たり前の事

知っているか？
ほんの1〜2年前まで"台湾は国家承認される"なんて言ったら
ミリ板でさえガイジ呼ばわりされてたんだぜ？

増して10年以上のギャップが有れば普通なんて全くの別物になっていてもおかしくはない
"今の若者"が「今の若者は…」という日は必ず来る

要はお互いに妥協する努力をする必要があるって事

時代によって環境が変化し
環境の変化によって"普通"が変化するなら
異なる"普通"を常識とする世代は妥協でしか理解し合えんよ