エピソード110の感想一覧

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[一言]
馬は途中途中で乗り換えていたのですよね?
スタミナの関係もあり、馬が襲歩(ギャロップ、全速力)で走れる時間はかなり短く、駈歩(キャンター、所謂「パカラッパカラッ」と描写される走り方)でもそんなに保ちません。
(詳しくはこちらを。
https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/1772991/noveldataid/16611683/ )

これは現代の馬のデータをまとめたものです。
もちろんそこまでリアルに拘る必要はありませんが、それに準じたほうがそれらしく見え、説得力も上がります。

数字を出す必要は全く有りませんが、「何度も馬を乗り換えて」という一文があれば陛下の必死さが伝わり、より良いものとなると思います。

このデータを知っていれば、国の大きさを決める時にも参考になると思います。

例えば「強大な帝国」で「属国もいくつもある」、「国境線も長くて辺境伯を置いている」国を作ったとします。
帝都から辺境伯領都までは馬車で3日(約150km)という設定と、馬車で2週間(14日、約700km)。
どちらが「強大な帝国」で「国境線も長い」国という印象が強いでしょうか?
数値は出さなくても、読んだ時に違和感なく読めるものにするにはリアルなデータをベースにして設定するのが一番だと思うのです。



ここまでグイグイ引き込まれて夢中になって読み進め、ここで少し引っ掛かりを覚えてしまったのが残念で老婆心ながらアドバイスさせていただきました。

とても面白い内容で、主人公がチートに頼らず自分の信念で周りから愛される少女になっているのが、とても良いのです。
まだまだ先があるので、楽しみながら読み進めたいと思います!
木花 未散様

 ご感想ありがとうございます。
 馬と、その距離感……! 目から鱗でした。お恥ずかしながら、馬の1日に走れる距離、そして国の広さ、というものを全くといっていい程換算しておりませんでした……。
 馬も生き物ですもんね、車やその他の乗り物と同じであるはずもなく、ご指摘の通りだと思います。
 そして国の広さとその国の勢力の大きさ、確かにその辺りをキチンと書いてあるだけで、イメージが膨らみやすいですね! それだけで頭に凄く広大な国のイメージが広がりました。

 とても勉強になりました! ありがとうございました。
 続きも読んでいただければ幸いです!
 
 またお気付きになった事があれば、教えていただけると嬉しいです。

     本見りん




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