エピソード158の感想一覧

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[良い点]
料理の愛情が相手に伝わったこと
[良い点]
料理人一同が心服したことにホッとしました。
下の立場を思いやる、それを我が身の責任ひいては咎として引き受ける本物の慈愛をしっかり刻んだことかと。
またパン一つから姫様の料理の次元の違いを感得したことで、今後の料理教室が楽しみになります。
[気になる点]
>今回の一件は厨房全員が極刑~重罪、関わっていなくても罰金・強制労働などのどれかに問われるのは間違いなかっただろう。それが姫様の判断で免罪となった。

法的に問題であったとするなら、どうしても過去の姫様との発言と乖離しないのかが気になるところです。
「せっかく出来た法律が意味のないものになっては勿体ないです。市民たちはこの法律を喜んでいると聞きました。できて日が浅いとはいえ、助けられた人も多いはず。それを陛下自身が無視したら、横暴な貴族の中には真似をする者も出てくるはずです。まだ定着しきってないので、貴族のそれに抗える者はどのくらいいるでしょうか?そして、市民はがっかりするのです。やはり形だけのものだった。陛下は市民よりも貴族や他国の姫を優先するのだ、と」
未成年の見習い君だけでなく、成年の料理人たちも姫様の裁量で救われたなら、市民は姫様の慈愛に感謝するのか、それとも法律を無視したものとしてがっかりしないのかどうか。
そして、この前例が今後の法の運用に影を落とすことがないのかどうか…。

そして、料理長の言う
「自分もできることをするまでだ。」
がどんなものなのか。
自分の一時の感情で厨房と姫様を危険に晒していることに対して、自分でも咎を引き受けるつもりなのでしょうか。
[一言]
なんとなく昔道徳の教科書で読んだ清教徒革命時の裁判のエピソードを連想しました(ネットで探しても見つかりませんでしたが)。
反乱分子に対する裁判で裁判長が、被告が昔の恩人であったことに気づき、死刑判決を下した後クロムウェルのもとへ行って事情を説明し、被告の助命とその代わりとして自分の処刑を懇願し、クロムウェルが助命を請け負ったという話ですが。
法に背いて人を助けることの重さを感じさせましたが、今回の場合、極刑に価するほどの咎なら最終的にだれがどのように責を負うことになるものなのか。
[気になる点]
えっ、料理人達の認識ってこれなのか。
[一言]
国王の無茶振りは別として、職務怠慢と管理の責任を姫様に押し付ければ自分達は無罪放免と思っているのか。
[気になる点]
説明の文章が長くなってて、少し読みづらい気が。
料理長の黙考より、料理長と副料理長の二人の人物がいるので
会話の形で状況表現とかだと、
人物の人柄もわかってありがたいかもです。
[一言]
姫様の判断はマズイものだけども、厨房一同のためって落とし所となり面白いです。
あとは発端は王側だし、依怙贔屓で治まりそうですね。
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