エピソード344の感想一覧

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追記です。
陛下がこう言っていますね。
「ようこそ、我が国へ。歓迎します。短い間でしょうが、我が国を存分に楽しんでいただきたい」
どうも「短い間でしょうが」の部分に含意を感じます。
「姫の縁談の承諾について、なるべく早く返答をいただきたい」といった要求を。
だとしたら、陛下と姫の両親との間の神経戦が、この後も続くのでしょうかね。
姫様気持ちは分かるけど、何てことしてくれたんだと料理長を恨むのは筋違いでしょう。陛下の依頼とはいえ料理のレシピを渡したのは姫様だし、そのレシピから料理を作った料理長が姫様に一礼する方が作法としては普通だし、やめてほしかったら晩餐会の前に前もって料理長に言い含めておかないといけないでしょう。まあ料理の事はバレているんだし、料理長が一礼しなくても陛下が姫様のレシピで作った料理だということは両親にも伝えただろうから、陛下に言われるより先に伝わってむしろよかったのではと思います。
いよいよ晩餐会が始まりましたが、今回はまずその「前菜」といったところでしょうか。
姫様の緊張や久々のキャラの集合。読んでいてクスクスさせられるところがいっぱいですし、この後の展開も楽しみになってきます。
姫様にとっては既に前哨戦(陛下から仕掛けられた心理戦といった感じの)の趣きが。友人たちを集めて友好的な雰囲気を作り、「我が国で姫は楽しくやっていますよ」アピールでしょうか。

令嬢が来ることは予定どおりでしたが、それでもまさか姪っ子ちゃんと管理番まで呼んでこようとは思いませんでした…。そりゃあ、当人たちは緊張度マックスでしょう。王宮勤めの管理番にしてもそうですが、姪っ子ちゃんはもう気の毒でなりませんね。
姫様からのアイコンタクトで姫様の気持ちが伝わると良いですが。まかり間違って、姫様の希望で呼ばれたなんて思われたら大変です。後日、姫様が弁明する機会があることを願いたいです。
姪っ子ちゃんや管理番にしてみれば、事はこれで済まない気が。陛下主催の晩餐会に呼ばれたなんて知れ渡ったら、どんな誤解を招くことやら。学校にいても落ち着けないのでは。それに姪っ子ちゃんの両親も、今頃「娘が陛下に対して失礼なことの無いように」と、祈るような気持ちでいるのではないかと。

さすがに商人は招待されませんでしたか。彼がいれば、姫様の才覚の凄さについて、彼ならではの証言が出てきたことでしょうけれど。
商人は、後で晩餐会のことを知って、呼ばれなかったことに胸をなでおろすことになるのかどうか。

料理長、料理のチョイスは本人によるものなのか陛下の指示なのか。料理長が提案して、陛下が了承した感じかな。出てきた料理が全部姫様から教わったものというのが笑えます。姫様の影響力を両親にがっつり知らしめたことでしょうね。両親の内心や如何に。
そしてまるで、洋食屋の定番料理を並べたみたいなラインナップが、何とも楽しいです。
料理長から頭を下げられて焦るこのシーンは、姫様にはお気の毒ですが、本当に可笑しくてたまりません。

今回初登場の人も多く、これからどんな会話が有り、それぞれの思うところがどう現れてくることか実に楽しみです。
そういえば、殿下については全く言及がありませんでしたが、どんな様子で今何を考えているのか。縁談の話が出てくるとしたら、そのときの反応が見ものです。できれば、抵抗するそぶりを見せてほしいですが…、彼には荷が重いでしょうか。それとも隊長さんと示し合わせて何か隠し玉が有ったりすると嬉しいのですけれど。
そしてここでは子供の感じが強いという令嬢ですが、どんな発言があるものなのか、注目したいです。彼女から具体的に姫様の為したことについて発言があるのかも知れませんけれど、姫様にとってそれは、料理長の一礼と同じくこの場では有り難くないこと。その辺りのことを令嬢はどう捌くものなのか、とか気になります。
投稿者: いくろう
よし!逃げよう!
必殺急遽腹痛の術だ!
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  • 投稿者: 千葉県婦人
  • 50歳~59歳 女性
  • 2024年 10月14日 01時41分
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