エピソード126の感想一覧

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[一言]
分からぬこと。そして心底知りたい事なら知っている人に聞けば良いだけ。多くの人は此処を間違い、代用で済ますの。

後悔を残したくないのなら、やるべき事をやるべき時に、余さずやり遂げる事から。自分で考えて自らが動くこと。心が揺れぬこと。依存では得られないこと。

責任の所在をハッキリとさせる。

それなのに祈りで誤魔化そうと企む人がいる。企みは自らの生命を尊きものと錯覚して、己と他人の生命を秤にかける。

権益と名誉は欲しいが、責任は取りたくない。世に言われる『犠牲者』はこうして生まれるの。

確かに夫々の役割はあるわ。生まれ乍らに宿命の他、運命、天命と分かれたように。だけど全ての基本ルールを壊す、生命を超えたモノもあるの。それが古の約束事なの。

世の理の始まりとも言えるもの。それ無くしては物語も始まらない。だけどそれを知る人は既に居ないわ。居ないけれど存在するの。それが在るけれど無いもの。無いけれど在るモノの正しい姿。

そもそも今の法もルールも、明文化されなかった時代から存在するもの。誰もが認識する前から存在するもの。昔なら基本を逸脱すれば簡単に散った生命なの。

1を無限大へと可能性を広げること。ゼロから一を生じさせること。多くは可能性の広がりの方を称賛するけれど、果してそれは正しいのかしら?

物事の始まりとは、軽く扱われ勝ちにはなるけれど、物事の道理や古の約束事とはそう云う事なの。それが尊敬や畏怖。それを踏まえて法やルールが出来たの。

それ無くしては存在も有り得ないのに、それを根本から否定する。今では日本でもその風潮は広がりつつありますが、その間違いを指摘して教育するより、腐った果実は群れから離す。取り除く。

こう考えて実行した『悪魔』さんは忌み嫌われていますよね?西洋的には大天使が堕落して地獄に堕ちたと言われます。

情とは何なのでしょうね?

文字から観れば『心が青い』未熟もの。過去にも何度かジャンヌ・ダルクの処刑で語りましたが、神に祈り天命を得て戦いに参加した。

人質を開放して天命は果たした。

本来ならば彼女の望みは一人の敬虔なる使徒の一人として、生涯を慎ましく生きる事だったのよね?だけど直接助け出す為の参加を願い出て戦場に出たの。

だから本来ならば血を流させてはいけないの。勿論前の十字軍の遠征、今に至る神の名を騙る宗教戦争の数々は論外よ。

当初の彼女行動では、出来るだけ血を流す機会は減らし、話し合いに持ち込んだの。いわゆる戦わずして勝つ!

だから人質解放後は、共に闘った(元)仲間を置き去りにしようが、素直に帰郷すれば良かったの。なのに彼女は何を選んだの?

正義の名の下に立ち塞がる反対派を虐殺しながらパリへと向かったの。これは民主化の旗を掲げて腐敗政治に立ち向かったから。

少なくても対英国の人質開放と、権力を手中に収める内乱とは別問題よね?要するに立ち位置を欲しい成上り者に乗せられたの。

そして英仏の和平交渉と内乱の治めどころ。元敵同士の互いが手を結ぶのなら、それぞれに共通する敵が必要となる。

結果として国家の中枢部からは反逆罪。国民からは男子を誑かした魔女として、そして神に性別を偽る嘘吐き者として。

処刑もなるべくして成った結果なの。

天命を果たす神の使徒から、己の価値と実績を理由に助命を望む欲深きもの。反省なきもの。責任も取れない恥知らず。

そもそも途中離脱なら彼女の責任は問えないわ。教会だって神からの天命は認められて居たのですし。それと神からの褒美と祝福は先取りしている。

神も人質開放の願いは適えている。

ならば仲間からの誘いはあったにせよ、人から貰うご褒美は、多くの反体制側の者からすれば煙たい邪魔者よね?

反体制側は貴族。そしてご褒美の原資は彼らの財産や権益でしょう?彼女が掲げた旗に集まった者は出世を望む。最後の舞台では敵味方共に彼女が邪魔になる。

少なくても天からは祝福を貰ったの。ならば敵味方の誰の反対も受けずに、人質解放直後なら潔く身を引くタイミングでもあったのよ。自らが手折ったの。

例外なくスケベ根性は身を滅ぼすわ。八方美人なんてお伽話しか存在しないの。だから怨恨を生む流血戦は避けるの。

だから迷った時に確かな助言を得たいのなら、事の顛末を知っている者に問い掛ける事が重要なの。ジャンヌなら神で、その声が届かないのは反省しないから。

反省と助命嘆願は全く違うの。それは責任の在り方について、自分には責任がないと終始無反省で徹底したからなの。

私から言えば見苦しい!

もっとも何度も書くけれど、知っている者に問い掛けるのが一番正しいのよ。その為に夜があり、寝ると夢を見るの。

その夢が体験した事柄の追認作業としての夢なのか、此の世には存在しない者からの語り掛けなのか?

神の使徒として普通の生活を送りたいのなら、どんなに忙しくても夜は寝ることね。牢屋暮らしであっても、堂々とした態度を貫き通せたなら牢屋番だって手を出せなかったと思うわ。

それを信じられない処が、神を利用しただけと捉えられても仕方が無かったの。手出しされたくないのなら舌を噛むこと。生命と役割のどちらが大切なのか?

気持ちにブレが有れば、そこに隙が生まれるの。その隙間は黒い霧となりプラスイオン(悪意の根源)に満ち足りる。

光無き処には救いもない。
これも古の約束の一つなの。
天命には責任が付き纏う。
だから自らが光り輝くのよ!
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