感想一覧

[一言]
庭園シリーズの続きを書かれていたんですね！
昨日たまたま見つけて、続きを読みふけってました。

アマテラスの巫女様は、天上庭園で二代目になってました。
ということは、名前を奪われた彼の研究は成功しなかったんですよね…。

この世界観のお話がたまらなく好きなので、どの時代のお話でも楽しみに待っています。
素敵なお話、ありがとうございました！

[良い点]
　短編版のときも好きでしたが、加筆修正されて背景の描写がより想像しやすくなった箇所があり、さらに好きになりました。
　コントラストやグラデーションなど、色に関するところが特に美しく感じられます。
　クラゲの中から見上げる月は、やはり幻想的でよいですね……。

　改めて読んでも、千代子の人によって態度を変える様子が私の百合好きな心をくすぐります。
　千代子が美雪に傾倒していった理由や、かつての平和に過ごしていたであろう日常なんかも気になりますし、想像するのが楽しいです。

　アマテラスと対になるようにワダツミについても説明があり、エネルギーを作るシステムが単一のものでないというのが良いですね。
　なんでも一つのことに集中してしまうと、不測の事態が起きたときが怖いので、システムが二つあることに安心しました。
　今後ワダツミがどんな描き方をされるのか楽しみです。
[気になる点]
　十和子のルビが「海底庭園　■亀田」ではあるのに対して「海底庭園　■竹下」にはなかったことが気になりました。
　個人的に、登場人物の名前は初出時にルビがあると、読み間違いをする心配がなくてありがたいです。
[一言]
　リメイク版を読み返していて気づきましたが、亀田が「熱帯魚のようだ」と言っていたのは千代子に対してでしたね……。
　読み込みがあまく、以前の感想文で勘違いしたことを書いてしまって申し訳ないです。
　今後もトンチンカンな感想を書いてしまうかもしれませんが、そのときはそっと生温かい目で見ていただければ幸いです。